• ベストアンサー

法科大学院へ進学について

私の彼氏は、地方の知名度の低い大学の工学部へ今年の春、専門学校から編入しました。大学卒業後、法科大学院へ進学したいと考えており、情報を集めだしたところです。予備校の説明会にも参加してきましたが、まだまだ情報不足の状態です。法曹への道はかなり厳しいと覚悟の上の選択です。情報をお持ちの方ご返答よろしくお願いします。 1)大学によって選抜方法は異なるとは思いますが、  大学の知名度は影響しますか? 2)神戸学院、近畿大学についての情報をお持ちの   方、何でもかまいませんのでご返答お願いしま   す。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

はじめまして。 彼氏さんは、関西の法科大学院をご希望ですか? 来年受験されるのでしょうか? 情報が不足されてるとのことなので、 受験情報をお伝えしたいと思います。 法科大学院受験でまず重要なのは、適正試験です。 ここで平均以上は取っておかないと厳しいです。 未修での入学希望とのことなので、 次に重要なのは小論文です。 この2つは必須です。 ステートメントについては、得点比率は そんなに大きくはないですが、 自分で書いた後、誰かに見てもらうなど された方がいいと思います。 予備校などで、無料説明会などありますから、 積極的に参加されることをお薦めします。 できれば、小論文は有料講座をお薦めします。 法科大学院の小論文はとにかく「論理的」に、 ということが求められます。 ステートメントも同じく論理的でなくてはなりません。 その他は学校によって異なります。 例えば、立命館や京都産業大学、近畿大学などは 面接があります。 正確に言えば、立命館はグループディスカッション といって、ひとつのテーマでグループで議論ですが、挙手の上、教官が当てて応えるという形式です。 また、近畿大学の面接は、特に得点が加減されるものではありません。 簡単な人物評価程度で、5人で臨みます。 私大に関して言えば、適正で平均プラス10点あれば 合格する確立は比較的高いと思われます。 ただし、小論文や面接などで失敗すれば 90点近い人でも不合格となっている人もいます。 国立は、適正で平均プラス20はないと厳しいです。 ご質問1)については、特に大学の知名度が合格に 影響するとは思えません。それよりも学校での 成績が重要です。GPAも加点対象です。 ご質問2)については、近畿大学の情報でよければ。 近畿大学では、まずステートメントで、4枚ほど 指定用紙があるので、早い段階から入手しておくこと をお薦めします。 次に、適正は平均点より少し上ぐらいでも 合格可能性はありますが、他の得点が重要となるので やはり、平均プラス10点は取っておく必要があります。小論文はしっかり採点されます。 小論文が終わって、グループごとに面接がありますが、上でも述べたように、採点に特に影響を与えるものではありません。ただし、たまにかなりつっこまれて聞かれる人もいます。 最後に、全体的なアドバイスとして、真剣に法曹を 目指されるなら、「入れる大学院」を受験するのではなく、 「新司法試験に合格可能性の高い」もしくは、「新司法試験を意識している大学院」を受験されることを お薦め致します。 ほとんどの大学院が奨学生制度を充実させてます。 しかし、それは借金です。 それだけの費用を費やすのですから、 それなりの大学院を目指すべきかと存じます。 以下、参考までに各大学院の「噂」を一部。 同志社:24時間使える自習室を始め、設備は西日本一といわれている。今年の未修は京大から助っ人教授が授業に来ていたおかげで、私大では民法トップクラスの呼び声が高い。 近畿大学:こちらも設備はかなりいい。憲法の権威、佐藤教授のお膝元。ノートPC一人一台貸与制度あり。 立命館:憲法の授業に定評あり。二条に校舎新設中。 京大:西日本最強であることはもちろん。教授陣が突出している。 私が知っているのは以上です。 受験は相対評価です。無謀とも思えるようなところも 狙うべきです。 後、語学は必須としている大学院は関西では少なく、 TOIEC750点以上あれば、加点対象とされる程度です。 私は昨年、関西圏の大学院を受験し、 今年未修で入学しています。 英語は全くできません。 小論文は有料講座を受講しました。 適正は模試を受けた程度です。 まずは、過去問をやってみるよう薦めてください。 苦手な分野を早く見つけ出して対策を練れば、 来年の受験に間に合うかと存じます。 法科大学院の受験対策をしっかりしている人は正直、少ないです。なので、差をつけるチャンスです。 長々と書いてしまいましたが、合格されること、 心よりお祈り申し上げております。

sayunona
質問者

お礼

ご丁寧なご返答、本当にありがとうございました。 melanoleucaさんのメッセージを拝見し、かなり勇気が湧いてきました。関西の法科大学院をもう一度調べることと、予備校の受講、大学の成績維持、アップなど、やらなくてはいけないことが見えてきて、やっと行動できそうです。今、大学2年のため、これから始動しても、きっと間に合うと思うので、頑張りたいと思います。本当に、ありがとうございました!!

その他の回答 (2)

回答No.2

1.選抜方法は大学によって異なりますが、適性試験、語学力、学部の成績、ステイトメントの総合評価が基本です。なので出身校の知名度は基本的に全く関係ないです。よってロースクールへ入学すること自体はそれ程困難ではないでしょう。むしろ入学後のほうがたいへんです(下記補足参照)。 2.各大学のHPを見ればたいていの情報は得られますよ(URL参照)。具体的な授業内容、講義や先生の評価などの情報はまだ学生数が少ないですし卒業生もいないのでほとんど得られませんが。 ***以下補足*** >法曹への道はかなり厳しいと覚悟の上の選択です。 彼氏は工学部ということなのでロースクールは3年コース(法律を0から勉強する人のコース)になると思います。しかし、3年コースには法学部出身の人もかなりいますので、入学後は空き時間のすべてを勉強に充てる覚悟でないと授業についていけないですし、卒業後の司法試験も現行の司法試験より内容的には難しいものになっていますから、生半可の努力では合格も厳しいです。 なので、もし彼氏がロースクールへ行ったとしたら彼自身が相当の努力をしなければならないのは当然ですが、つき合っているあなたがどれだけ彼を支えてあげられるかも重要です。ほとんど会えない、電話もできない、かまってもらえない、勉強の邪魔にならないように気を遣う等の生活が最短でも4年近く(最長で9年程)続くのです。現行司法試験で彼氏の合格を待ちきれず別れる人はかなりいますので、あなた自身の覚悟も必要です。その辺のことも彼氏とよく話し合って頑張ってください。

参考URL:
http://www.houkadaigakuin.com/
sayunona
質問者

お礼

ご丁寧なご返答ありかとうございました。 私自身の覚悟が必要な事に気づきました。 そうですよね・・・ 本当にありがとうございます。

  • nintai
  • ベストアンサー率31% (401/1269)
回答No.1

1.大学の知名度はおそらく影響しません。 しかし、結果的に入学者は有名大学出身者です。 旧帝大のロースクールでさえ、半数以上が東京大学出身です。 それがどのくらい難易度が高いことかはわかるでしょう。 ※ここから先は質問とはあまり関係ないので、不快に思われたら無視してください。 また、学費の面だけでも厳しい道です。  学費の安い国立大学のロースクールでさえ、授業料は年間200万以上です。 これに書籍代(月2万円×12≒30万円)、生活費(実家の人でも月6万×12≒80万円。 自宅外なら月15万×12≒180万円ほどですか。)等を加算していけば、最短でも合格までに900万円~1500万円(実家なら:200万+30万+80万=310万×3≒900万 自宅外なら:900万+180万×3≒1500万円)はかかる計算になります。 神戸学院、近畿大学といった私立大学ならなおさら高い学費がかかるわけで、2000万円以上かかるのではないですかね? あと、最近のロースクールのニュースをしっかりと見ておられたらわかる話ですが、ロースクール卒業後の新司法試験の合格率が30%前後というのはご存知ですよね? この数は、先程の『東京大学出身のロースクール生』の数よりも少ない数です。 つまり、新司法試験の合格のボーダーラインには、東大の卒業生がうようよしているということです。 彼氏にどのくらい潜在能力があるかは分かりませんが、私が彼氏の親なら100%認めないと思います。

sayunona
質問者

お礼

ありがとうございます。 学費はそれほど高くないと思いますが・・・