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デジタルビデオのテープ(MiniDV)について
デジタルビデオ機器が最近どんどん新しいのが出てきて、映像もキレイになっていますが、そこで聞きたいことがあります。 映像面とかでデジタルビデオ本体はスペックアップしてますが、テープはその能力をすべて受け止めれてる(録画)出来てるのでしょうか? テープがデジタルビデオの映像能力を100%録画できないならば、意味がないような気がするのですが・・・。
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予想通りで・・・先の回答でこれも書こうか迷ったのですが・・・ デジタルビデオ本体の有効画素数や水平画素(?)がそのままテープには記録されるのですか? まず、動画の画素はDV規格に基づきます。 そのため、基本は720×480ベース(プログレッシブ60コマ、もしくはインターレース30組/60コマ)で出力されます。 720×480を計算すると34万5600画素に達します。これが、水平解像度で表すと525本(うち有効画素480本)のテレビ放送のSD品質なります。 (SDとは一般の4:3比率のテレビ並の解像度) これ以上の解像度は記録できません。 そのままの差がテープには記録され、モニターで見てもその差が現れるのですか? そういうことはないですが、違いはありますよ。 (場合によっては見た目でこの違いが分かります) じゃあ何故、CCDの画素数が上がっているのかですが、 実際にそこまで上げなくとも良いわけですよね。 でも、CCDが例えば、40万画素のAというカメラがある。 もう一つ、CCDが100万画素のBというカメラがある。 Aのカメラの場合は、画像の大きさがそのままDVに記録されます。もし、荒いノイズが乗っていれば、そのノイズはそのままのサイズで再生されます。結果的にシャープさや繊細性が下がります。 Bの場合は、サイズを小さくして記録します。 デジカメなどをお持ちなら分かるかと思いますが、画像は拡大すると拡大するほど画像が荒くなりますよね。対して、縮小するほどきめ細かく見えてシャープさが増したりクリアな画像になります。これによって、ノイズも目立たなくなりますからね。さらにこれはコントラストなどにも影響します。これは並べて2台のテレビでみれば違いは間違いなくあります。 (人によってはその差を感じない場合もありますけど) さらに、この効果はデジタルズーム時にも効果を出します。デジタルズームはたぶんご存じでしょうが、簡単に言えば撮影した画像を拡大してズームに見せかける物です。 そのため、100万画素で撮影した画像なら、デジタルズームすると2倍で50万、4倍で25万画素相当まで画質が下がります。(実際はデジタル補正しますので多少高めに補正されます) これが、40万画素なら、20や10万画素に下がるわけです。こう考えると全く違いますよね。 メディアの進化はこの繊細性を少しでも引き立てるために磁性体(記録面)の質を向上したり、保存性や繰り返しの利用に対する耐性を少しでも向上させるため進化しています。そのためメディアも数年前の物より今の物の方が画質や精度は、高いのです。 これでいかがでしょうか?
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- parts
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DVテープの品質ですか? まず、どのDVテープも95~98%以上の品質で録画できます。 最上位の物で、99%以上のデータを記録できます。 ただし、100%のデータを確実に記録できるメディアは世界中探して、紙に穴をあけて記録するとか人が文字を手書きする以外だと完璧はないかと思います。(どんなに高精度なテープやデジタルディスクでも必ず欠損とエラーが生じます) これは、まあ機器とメディアとの物理的特性による物ですが、 最上位のDVのスペックはほぼ100%受け取れるだけの能力がありますよ。年々進化するDVCに合わせてテープ自体も性能を年単位で上げているのですよ。 ちなみに、現在の片面一層DVD(4,7GB)の数倍の容量が記録できます。 まあ、メーカー側は機器もメディアも両方に力を注いでいると言うことですよ。
お礼
ありがとうございます。 あわせてもうひとつ確認したいのですが、と言う事はデジタルビデオ本体の有効画素数や水平画素(?)がそのままテープには記録されるのですか? 例えばA社が動画有効画素数70万画素、B社動画有効画素数35万画素だった場合、そのままの差がテープには記録され、モニターで見てもその差が現れるのですか? あんまり詳しくない者の質問で申し訳ないですが・・・宜しくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 わかりやすい解説でホントにスッキリしました。