読み方はすでに出ている通り「エーシーディーシー」でOKです。ということで、バンドの変遷を。
まず母体となるバンドはマルコム・ヤング(Malcolm Young:Guitar)によって、'73年に作られます。まず彼の弟アンガス・ヤング(Angus Young:Guitar)が加わり、さらにデイヴ・エヴァンス(Dave Evans:Vocal)、ラリー・ヴァン・ネッド(Larry Van Knedt:Bass)、コリン・バージェス(Colin Burgess:Drums)を加えて、'73年の大晦日にシドニーのバーでデビュー・ギグを行います。
'74年にヤング兄弟とエヴァンスはメルボルンに行き、マーク・エヴァンス(Mark Evans:Bass)、フィル・ラッド(Phil Rudd:Drums)と一緒にバンドを作りますが、その年の9月にデイヴ・エヴァンスが脱退し、その後に参加したのがボン・スコット(Bon Scott:Vocal)です。これでAC/DCの初代メンバーが揃います。
しかし彼らの最初のアルバム2枚『High Voltage』『TNT』は、本国オーストラリアだけでしかリリースされず、'76年にイギリスのアトランティック・レーベルから、この2枚からの編集盤が『High Voltage』のタイトルで出され、これが一躍注目を浴びる元となりました。
'77年にツアーに疲れたマーク・エヴァンスが抜け、代わりにクリフ・ウィリアムス(Cliff Williams)がベーシストとして参加。海外でのツアーを重ねて彼らの人気は上がっていきましたが、決定打となったのは何といっても'79年制作のアルバム『Highway To Hell』(邦題「地獄のハイウェイ」)でした。そして、このアルバムが、'80年2月19日に亡くなったボン・スコットの最後のアルバムともなります。
新たなヴォーカリストとして、ジョーディ(Geordie:「君にすべてを」というシングルが日本でも結構売れた)というバンドのリード・ヴォーカル、ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)が参加。最初のアルバムとなった『Back In Black』はイギリスとオーストラリアで1位、アメリカでも4位まで上がる大ヒットアルバムになります。
その後はロック・バンドとして揺るぎ無い地位を獲得し、'83年にドラムのフィル・ラッドがサイモン・ライト(Simon Wright)と交替、'88年のツアーでマルコムに代わって従兄弟のスティーヴィー・ヤング(Stevie Young)が参加したり、'91年のアメリカツアーでポール・グレッグ(Paul Greg)がクリフに代わって参加したり、といったことがありましたが、今なおワン・アンド・オンリーともいえるその一徹なサウンドを貫いております。
なお、あのアンガスのトレードマークとなった小学生スタイルは、彼らの妹のアイデアだそうです。現行の国内盤CDの紹介は参考URLをご覧ください。
はあ、疲れた(笑)。
お礼
私もハードロックだーーー という印象を初めにうけました 今までそういう音楽をきいてなかったので ちょっと新鮮で、でも音は少し昔な感じで このバンドが気になっていたのです。 今年来日してたんですか???しかも行かれたんですか?! かっこよさそうですねーー 私はオフスプの方にはいきました☆ ジョイントライブなんてあったら見に行きたいですねー どうもありがとうございました!