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邦画の音量はなぜ素っ頓狂なの?
いま、役所さん主演の最新作の「レイクサイドマーダーケース」を借りてきました。 さすがに役所さんは上手ですね、他の役者さんもいい味出してます ところで開始から10分で、見るのを辞めました。 理由は、ボリュームがちっちゃすぎでなにをしゃべってるのかさーっぱり分かりません。 声を聞き取ろうと音量を調整すると、今度はきちがいのような大音量にヤラれます。 着信アリ、のときもそうでした、「予言」、「感染」もそう、映画が怖いのではなく、突然の大音量に驚くだけで、ホラー映画としては興ざめです。 どうも最近の邦画は音量がめちゃくちゃで全く見る気がしないのですが、なにかいい方法無いですか?
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映画をテレビで見ようとしているのでしょうか。 映画とテレビは別のメディアですから,無理があるのは当然です。 5.1CHホームシアターシステムで見るとそれほどの違和感はありません。 ただし,ホラーなどではやはり大きな音で脅かされますので, テレビかDVDプレーヤなどの「大きな音を小さく,小さな音を大きくして平準化する機能」を ONにするといくぶんましになるかもしれません。 また,「ダイナミック」などの機能(↑と逆の機能)が最初からONになっている テレビなどもありますので,確認してみると良いでしょう。 やはり,映画は映画館で見るものだと思います。
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- isoiso0423
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No3です。 本格的なシステムではDVDを見たことが実はありません。 普通の据え置き器から、2チャンネルのみの接続でTVで見る分には、音の強弱で不愉快になるような思いをしたことはないんですけど・・・ 洋画を見るときには音に関してはどうなんでしょう? 映画館だと、洋画も邦画もホラー映画は音が突然大きくなり、映画が怖いというよりも、音の大きさに驚かされる、ということはよくあります。これは本当に質問に書かれている通りだと思います。 また邦画の場合は当初からDVDの5.1を考えて録音していないことの方が多いようにも思います。 撮影現場で使う録音機は2チャンネルが普通ですし、6チャンネルくらいのミキサーをかましても、マイクの本数が増えることはまずありません。 編成からして、録音のスタッフは3名が普通なので。 ということで、邦画のDVDは5.1という点では洋画に比べ劣るものの方が多いのかもしれませんね。 そんなわけで2チャンネルのみの音声で見た方が不快にならずにすむのかもしれません。 それなりにお金をかけた作品だったら、撮影時のときからDVDの音にも気を配った作品もあるのかもしれませんが、こればっかりはなんともいえません。 DVDのために改めてダビングをやり直すとか、あまり聞いたことがありませんし。 映画のダビング終了時には、それ相応の処置はするんでしょうけど。 余談ですが、天童木工さんという会社が本当の木を使って国産車のパネルを作ってます。 イギリスのジャガーの内装なんか王室ご用達の木工職人が手がけてますし。
お礼
実は、趣旨とは外れますがANYDVDというソフトで音の問題を解決(?)できました 日本語字幕を表示できるようになったからです。 おっしゃるとおり強制的に2ちゃんねるで再生させても5.1chと比べて、臨場感が圧倒的に劣る、というほどでもなかったので今度から2チャンネルで見るようにします。 蛇足ですが、日本車で本木目のフィニッシャーにお目にかかれないのは、それが各社独自の(とはいっても似たり寄ったり)品質規格を満足できないからで、苦肉の策として樹脂フィニッシャーに磨きをかけて今日に至るわけです。。。(実際欧州車の本木目は使っているうちに「反り」ます。マイバッハのドアフィニッシャがそうでした)。 丸秘ですが、具体的にいうと、某日本車メーカーの木目フィニッシャに対する試験として、熱サイクル試験は「90℃で4時間、マイナス30℃で4時間、室温で・・・これを○○回繰り返し・・・。寸法変化が○○%以下、試験後に反りなど異常なきこと、・・・」と異様に厳しく、このような品質試験十数項目をすべてクリアできないと受け入れられません。つまり材質が木だとクリアすることはほぼ不可能です。 昨今のものは樹脂製といえども素人目には本木目と判別できないレベルにまで来ており、これは顧客のニーズを反映させ続ける技術の恩恵だと思っています。
- isoiso0423
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邦画の音がおかしい、という発言をよく目にするので、やや細かくその理由を書きます。 邦画の場合、撮影現場で台詞を同時に録音するのが普通です。 洋画、特にハリウッドものはADRといって、撮影現場でも台詞は録音するものの、改めて撮影したフィルムを見ながら、録音スタジオで台詞の取り直しをします。 そのため、純粋に台詞だけの入った録音媒体を作成することが可能です。 そうすることによってダビングの際に、他の効果音や音楽など、台詞以外の音と共に、音声レベルを自由に扱うことが出来ます。 それに比べると邦画は撮影時の音を使っているので、台詞以外にも、風の音や衣服の立てる音などが、必然的に録音されてしまっています。 そうなると、ダビング時に台詞の音を大きくすると風の音までも大きくなってしまうなど、不都合も起きてしまいます。 そんな製作システムの違いで、ハリウッド作品に比べ邦画の方が台詞が聞き取りにくいということも出てくるわけです。 また洋画は翻訳された字幕が出てくるので、台詞の音量レベルは見ていてそんなに気にならないということもあるかと思います。 「レイクサイドマーダーケース」は見ていないのでなんともいえないのですが、この作品のようにカンヌ映画祭など海外の映画祭への出品がなされているものは、『いかにつくりものっぽく見せないようにするか』という監督の意図もあるように思います。 通常、テレビドラマなど見ればわかるのですが、たとえば役所さんがお酒を飲んでいて、手にしたグラスをテーブルに置くとします。 そのときに台詞がある場合に、グラスを置く音と台詞が同時に起こることはありません。 「トン」というテーブルにグラスを置いた音が台詞にかぶり、聞こえにくくなってしまうからなのですが、人間の耳は人の会話はちゃんと判別して聞き分けてくれるものの、録音用のマイクは「トン」という音をそのまま拾ってしまい、台詞をかき消してしまいます。 これは録音の機械を使う以上はどうしようもない問題で、解決するには台詞と生音(台詞以外のその場にある音)を別々に録音する以外はどうしようもないわけです。 しかしこれらの問題は『リアル』という点で考えれば、しゃべっている最中にグラスを置いてこそ本当なのです。会話の最中の物音などいちいちきにすることなんてないですもんね。 そんなわけで、一部の監督の邦画の台詞には、『観客に聞かせるべく存在する台詞』と、会話の内容はどうでもよくて『ただしゃべっているという台詞』があるわけです。 ホラーの場合はバカデカイ音で客を驚かす、という効果音が当たり前に使われているので、これもどうしようもありません。 各映画の音響デザイナーさんたちは、ダビング作業をする場所で最適な音をつくりだしてはいるのですが、DVD化された際の個々のシステムにまでは、その音響デザインがうまく行き届いていないのは、仕方のないことかもしれません。 映画館の雰囲気を楽しむならば、5.1で、普通のテレビで見るならば2チャンネルでというのがベストだと思います。 ぼくは5.1では見られないので(そんなシステムはないので)、ヘッドフォンを使ってで2チャンネルで見ることが多いです。
お礼
我が家の再生環境はプロジェクター(sanyo Z2)+5.1ch(okyoのセット30万円ぐらい) いわゆるシアタールームです。 何らかの事象・思想を表現するものとして成り立っている作品が邦画であるとするなら、聞くに堪えない音量設定も、あくまで制作者の表現の手法の一部である、つまりその音量なくして作品は成り立たない、ということでしょうか。 自動車の木目パネルは偽物ですね、 プラスチックに木のような印刷をして高級感を醸し出しますが、所詮はまがい物です。そもそも本物の木ではまったく同じ物は作れません。 昨今では、むしろ木では出せない雰囲気を持たせたプラスチック製木目調パネルが要求されており、これはもはや手段を超えて顧客のニーズを吸収しながら技術を進歩させた結果の裏返しでもあります。 邦画の世界には「顧客(レンタルDVD)のニーズ」という概念はないのでしょうか?
- deepsfx
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媒体は何でしょうか?ビデオですか、それともDVD? No.1のsittaka-kunさんもおっしゃっている通り、音は指定の再生方法で再生しないと、ちゃんと聞くことができません。 たとえば、5.1chの音なのに、モノラルのTVのスピーカーで出しても、一部の音しか聞くことができないです。ビデオは親切なものでしたら、どんな再生方法でもちゃんと聞けるように調整してあると思いますが、そうでなかったら、ホームシアターなどをつくって、ちゃんと再生方法をあわせてやる必要があります。もしくはTVやビデオ側で調整機能があればそれを使うしかないです。 DVDでしたら、大体が2chステレオの音声も入っているので、それで再生すれば、大丈夫じゃないでしょうか。 音はいろいろ面倒なところがありますね。 映画館でも、製作者の意図する音がちゃんと出ているかというと、なかなか難しいんですよ。究極な再現をさせるのでしたら、録音環境の逆を再現するしかないんです。それは、録音環境がスタジオによって違うことを考えれば、不可能だということがわかるでしょう。
お礼
我が家の再生環境はプロジェクター(sanyo Z2)+5.1ch(okyoのセット30万円ぐらい) いわゆるシアタールームです。 制作者の作品に込める意図として音量が設定されているとすれば、私には受け入れられない作品ばかりです。 非常識なボリュームの作品を見分けるために、是非、パッケージに「音量は○~○デシベルの設定です、話し声を聞き取るには○デシベル、最大ボリュームは○デシベルです」など表記しておいて欲しいものです。 現状の邦画のボリュームでは作品を楽しむ気持ちは皆無ですが、DVDを見る者が「楽しめるかどうか?」は制作者の関知せざるものなのでしょうか? DVD化するにあたって聞きやすいものにしよう、という制作者は居ないのですかね。
お礼
我が家の再生環境はプロジェクター(sanyo Z2)+5.1ch(okyoのセット30万円ぐらい) いわゆるシアタールームです。 DVD再生は専用PCで、再生機能は「ダイレクト」にしてます。 シアタールーム内とはいえ台詞を聞き取れる程度の音量にすると、音量の差が激しすぎて、見てていて不愉快でたまりません。