元、プロとしての見解を申し上げておきたく存じます。
結論から申し上げると、まったく心配はいりません。
肩を壊すと言う事の本質をご理解頂きたいのですが、本来の意味は不自然な体制での投球や限界を超えた形での投球もしくは体調を無視した形での投球等により、筋肉及び骨格の一部が疲労したり損傷したりする事の総称と言えます。
プロの選手が良く肩を悪くした等という記述を新聞で見かけると思いますが、その殆どが以下の3つに分類できるのです。
1.限界を超えた投球による。
2.体調管理の不徹底。(減俸ものです)
3.事故
以上の様な形で分類してみるとお分かり頂けるかと存じますが、球種による肩の損傷などは一例もありません。
秋季キャンプ等で良くマスコットボール(重い玉)を利用した筋力トレーニングを行いますが、その後の調整として通常のボールも当然投げ込みます。
ここからは私の私見ですが、事の本質はご子息がもう一度野球をやりたいと言っている事が大切なのではないでしょうか。
肩を壊す可能性があるとするならば、それはご子息の若さが関係すると思います。
十分なストレッチやウォーミングを行わずに投球を開始したり、練習をこなす事は肩だけではなく怪我や事故につながる可能性があります。
その点をご両親が十分理解し、良く話し合った上で自信をもってやってみなさいと後押ししてやる事の方が、ご子息にとって精神衛生上も正しいあり方ではないかと思います。
故障に関して追加するならば、ウォーミングやストレッチを行わずに練習を行えばどの様な選手も必ず故障を引き起こします。
つまり、ご指摘の肩に関して申し上げるならば、他の子供達と同条件と言えます。
大切な事は、ご両親が故障に関する正しい知識と理解を深め、ご子息を見守りながら信頼してあげる事なのではないかと存じます。
目の病気をお持ちのようですが、それこそ精神衛生上の問題かと存じます。
目のハンデ等気にせず好きな事をさせてあげる事で、子供なりに自然な形でハンデを克服していくものではないでしょうか。
肩の事はご心配する事ではありません。
成長著しい年代の子供ですから鳩首にも直なれるでしょうし、野球をしている時のご子息の笑顔が一番大切なのではないでしょうか。
ぶしつけな事をお書き致しました事、お気に触りましたらご容赦下さい。
では。
補足
適切なアドバイスありがとうございます。 親として願ってきた事は、子供が野球が好きという気持ちを大切にしたいということでした。 いろんなチームを見学したうえでリトルの監督やチームの雰囲気をみてきめたのですが高学年になるにつれ人数も増え、 勝つための野球についていけなくなりました。 一度も休む事もなく4年間つづけていることに野球が本当好きなんだなと応援していました。 土・日は野球中心の生活を送っていましたが子供のけなげな姿に家族(姉と弟がいます)は応援していました。 ところが、6年生位から野球にいくとおとなしくなって、 引っ込み思案になる我が子にとまどいを感じはじめました。レギュラーの子達の中に入れない我が子を見るに付け このままでいいのかという疑問をもちはじめました。 自分はチームの中で活躍していないという劣等感が彼の性格をくらくしていました。 このままつずけていたらどんどん自身をなくしてしまうのではないかと・・・・。 何度も子供とはなしました。 野球が伸びないのを目のせいにしたくない、野球がすきなら上手い・下手は関係ない試合にでれなくても声は出せる 大事なのは気持ちだよと・・・いってきたのですが、ノックの時にまったく反対に動く我が子を見るとボールが見えてないのかと不安になり、専門の病院で見てもらったところ、両眼視機能が4割りしかないといわれました。 本人の希望から手術もしたのですが結果は変化ありませんでした。 <目のハンデ等を気にせず好きな事を・・・ <野球をしている時のご子息の笑顔が一番・・ おっしゃるとおりです。親としてそれだけを考えてきたのですがどんどん自身をなくしていく我が子をみるにつけ 背中を押す事だけが我が子の為ではないという答えに行き着き子供と時間をかけて話し合った結果シニアに行くのをあきらめました。 本当に野球が好きだったらきっとまたやりたいっていうよ子供の気持ちを大事にしよう。そう夫婦で話し子供に任せようと決めました。 あれから3ヶ月やっぱり野球がやりたいといだしたのでこのような質問にいたったしだいです。 h-seriaさんのおしゃるとおりなんだと思います。 初心に帰って息子の笑顔を大切にしたいとあらためて考えさせられました。 一般に肩を壊すといわれていることに不安があったので専門的なことを知りたくて質問させて頂きました。 大事なのは野球が好きということですよね。 ありがとうございます。