髪の毛の専門家,理容師ですので,シャンプー剤の泡立て方のみ回答します。
シャンプー剤の場合,「手のひらで泡立てる」というのは,「500円玉程度の量(ポンプ式ボトル入りの場合は,ポンプ1回押しの量)のシャンプー剤を手にとり,5~10滴程度の水分を加えてよく馴染ませ(溶かし),両手で擦りあわせながら,これ以上泡立たないところまで泡立たせる」ことです。
洗顔と違い,シャンプーの場合は,それなりに水分を加えてください。
なぜなら,頭皮は,顔と違い,髪の毛があるために,かなりすすぎにくいため,頭皮にシャンプー剤の洗浄成分が残ってしまい,頭皮が炎症を患ってしまう可能性があるからです。
顔の場合は,髪の毛のような邪魔なものがありませんから,硬い泡でも大丈夫というか,硬い泡の方が皮膚を保護しやすいみたいですからね。
とりあえず,正しいシャンプー法のポイントを書いておきます。
1.
シャンプー剤を使用する直前に,シャワーを使い,1~2分間程度,頭皮と髪の毛をすすぎ洗いします。
2.
市販シャンプー剤や天然成分シャンプー剤,または,これらに形態がにているシャンプー剤の場合は,500円玉程度の量(ポンプ式ボトル入りの場合は,ポンプ1回押しの量)のシャンプー剤を手にとり,5~10滴程度の水分を加えてよく馴染ませ(溶かし),両手で擦りあわせながら,これ以上泡立たないところまで泡立たせ,その泡を頭皮と髪の毛に移してからシャンプーします。
3.
シャンプー剤のすすぎは,必ず,シャワーを使い,頭皮全体で2~3分間を目安にすすぎ洗いします。
なお,髪の毛が長い場合は,髪の毛をすすぐ時間をこれに加えてください。
また,すすぎに自信が持てない場合やシャワー設備がない場合は,ある程度泡を流してから,お風呂に潜って,1~2分間程度(息継ぎをしても構いませんが,その時間は除きます),頭皮をすすぎ洗いしてください。
なお,シャンプー中やすすぎ洗いの最中は,絶対に,爪が頭皮に触れないようにしてください。
実は,洗浄という観点から言えば,泡は邪魔者です。
すすぎの際,泡が消えてからでないと,洗浄は始まりません。
しかし,特に洗顔の場合ですが,泡は,手指などとの摩擦から肌を保護していますので,必要ではあるのです。
ということで,充分に泡立たせることは大切ですが,それ以上に大切なのは,その後のすすぎなのですよ。
ですから,時間をかけるのは,泡がある洗顔やシャンプーではなく,その後のすすぎですね。
お礼
100円ショップですか!明日にでも買ってこようと思います。 助かります(_ _)