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発禁表示の基準

本や映画、ホームページ等によく「18歳(15歳・12歳)未満禁止」とありますが、この発禁表示を18歳・15歳・12歳に分けている基準とは何でしょうか? 本や映画を見ていると「何故こんなに激しい描写があるのに発禁表示がないの?」と思えるものや「この程度で発禁?」というものまであって、一体何を基準にしているのか分からなくなってきました。 個人HPなどは管理人さん個人の裁量でやっているのでしょうが…。 「個人の受け取り方」等の曖昧な回答ではなく、できるだけ詳しく教えていただけると助かります。 もし「個人の受け取り方」という回答しかないのなら、それはそれで満足なのですけども(笑)。 宜しくお願いします。

みんなの回答

  • niko68
  • ベストアンサー率28% (13/45)
回答No.1

こんばんは。年齢制限、難しいですよね。 なんでこれが??って思うものにも、基準があったりします。 映画の場合、日本では映倫管理委員会という団体があります。 日本で公開される映画は、この映倫の審査を受けなければなりません。 で、その映画を見るのにふさわしくない年齢の基準を示すわけです。それが「レイティング」です。 暴力表現や性描写など、青少年にふさわしくない内容が、どの程度入っているかによって分類されます。 日本では一般、PG-12、R-15、R-18の4段階あります。 ●一般映画 あらゆる年齢の人が鑑賞できる作品。 性・暴力・残酷表現などが、多少含まれる場合もあるが、 ストーリーを展開する上で必要な描写に限られ、 その描写は可能な限り抑制されていると認められるもの ●PG-12 過激かつ詳細ではないものの、下記の描写が含まれており、 12歳未満の年少者には不適切であると認められるもの。鑑賞には保護者の同伴が望ましい。 1.性愛・暴力・残酷描写、麻薬等薬物の使用の描写 2.恐怖心を煽ることを目的とした描写。特に12歳未満の年少者には刺激が強いと認められるもの 3.主として年少者の描写が模倣を誘い、非行等に結びつく可能性が大きいと認められる描写 ●R-15 下記の描写が含まれており、15歳未満の年少者には不適切と認められるもの。 15歳未満、入場禁止。 1.15歳未満の年少者にとって理解が困難、かつ刺激のつよい性愛描写 2.否定、批判が明瞭、かつ必要最低限で簡潔である殺傷、流血、薬物使用の描写 3.15歳未満の年少者に誤解を与え、模倣を誘因する可能性が大きい非行の描写 ●R-18 以下の描写が含まれ、それらが著しいと認められるもの。 18歳未満、入場禁止。 1.性的感情を刺激する行為の描写 2.粗暴、または残酷な行為の描写 3.反倫理的かつ反社会的な行為の描写 また、R-18も、無制限な描写を容認するものではない だそうです。 アメリカにも日本の映倫にあたるMPAA(アメリカ映画協会)という組織があり、G、PG、PG-13、R、NC-17の5段階に分類されています。 日本より、アメリカのほうが指定が厳しくて、全年齢向けの「G」指定はディズニーの「ファインディング・ニモ」レベルくらいです。 映画はこのように審査機関が存在するんですが、出版業界や、まして個人HPとなると、個人の裁量に任されます。中には、「うちのサイトはアメリカのレイティングの基準を参考に分類しています」と意思表示しているところもありますよ。

usyinosuke
質問者

お礼

回答どうも有難うございました!! あまりにも理想的な答えで、感動しました。ご親切に有難うございます。とても助かりました。 日本とアメリカでは発禁基準が違うのですね。「レイティング」という言葉も覚える事が出来て、嬉しいです。

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