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肝細胞がんの治療後について
15日ほど前、母が肝動脈塞栓術を行いました。C型肝炎から初めて肝細胞がんが見つかってから、7年ほど経ちます。アルコール注入を2~3回、肝動脈塞栓術は3回目程です。今回は、入れた薬の量も多かったそうですが、術後の体調がおもわしくなく、食べると胃痛腹痛を訴え、食欲もほとんど無く、体重も術前より4kg程落ちました。術後4~5日で退院しましたが、退院してからの方が体調が思わしくないようです。退院前の医師の説明で、塞栓術はだいたいねらったところに薬が入ったこと、腹水が少し溜まっていること、脾臓が少し腫れていることなどの説明がありました。静脈瘤が心配なため、2日後、胃透視をする予定ですが、胃痛と腹痛がある中、やっても大丈夫なのか、また、体調は戻るのが心配でたまりません。2~3日前に、胃痛腹痛がひどいので、病院に行きましたが、血液検査等では大丈夫と、整腸剤と胃薬を渡されましたが、飲んでもほとんど効き目はないようです。少しずつ体調は戻るのでしょうか。
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- mhouga
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肝臓がんの治療を7年間頑張って受けてこられたのですね。ご苦労お察しします。 肝動脈塞栓術についてのご説明は恐らく主治医の方から詳しくお聞きになっておられることと思いますが、術後2~3週間は発熱や腹痛、嘔気が続くことがあります。それは、治療を行った腫瘍部分が壊死していっているために起こるものです。 抗がん剤を流したり血管を閉塞させたりするこの治療は腫瘍の部分のみならず肝臓自体にもダメージが及びます。特に肝硬変で肝臓の余力が少なくなってきている状態では、数ヶ月にわたって身体の調子が戻らないという場合もあります。 そのためこの治療は再発のたびに永遠に繰り返せる治療ではなく、がんの再発があっても肝臓自体がその治療に耐えられなくなってしまった時には、治療をあきらめる選択をしなければならないこともあります。 質問者様のお母上がどのくらいの肝臓の余力を持っていらっしゃるかは存じ上げませんが、術後に腹水がたまっていることを考えると、それなりに肝臓の機能が低下しておられる状態なのではないかと思います。 そのような状態での治療はどうしてもお身体に負担になるのでしょう。すぐにいつもどおりの生活をと焦るより、ゆっくり療養されるのが一番と思います。 もちろん症状がどんどんひどくなる場合には、別の病気がからんでいたり、思わぬ合併症が隠れていたりすることがありますので、主治医に速やかにご相談なさったほうがいいと思います。 透視については、ご心配なら現在の症状をお話しになり、日程を延ばしていただいてもいいものか確認されればいいと思います。胃の痛みというより、治療により壊死しつつある肝臓がんの痛みの可能性が高いとは思いますが。 少しでも調子が良くなられますようお祈りしています。
お礼
丁寧なご説明をありがとうございました。本当に救われる思いで読ませていただきました。感謝しております。今日が、胃の透視の日でしたので、病院に行き最近の様子を話したところ、まずは検査をして見ましょうということで、検査を行いました。検査自体は無事に終わりました。検査後、静脈瘤ができているがまだ経過観察でいいとのことでした。それ以外は、胃のびらんが少しある程度で、潰瘍等もないとのことでした。血液検査も異常はでていないが、胃痛、腹痛、背中の痛みもひどいので、胃の透視後、エコーをしてくださいました。エコーでも、胆嚢の壁が少し厚くなっているという所見だけで異常は無いので、原因はわからないと言われ、CTもしてくださいました。CTも肝臓の腫瘍が少しある以外の異常はないと言われました。そのため、痛み止め、胃薬等で様子を見て、それでも良くならないときには骨のほう(骨転移)を調べてみないとわからないということでした。 今日の回答者様のお返事を読んで、おっしゃるとおりではないかなと思いました。 肝臓自体の余力が少ない母にとって、今回の治療でかなりダメージを受けたのだと思います。きっと壊死による痛みなのですね。焦らず、ゆっくり静養できるように母の手助けをしていきたいと思います。 本当にありがとうございました。心から感謝しております。