慶應・文を今年日本史で受験して、合格したものです。
偏差値55程度ということは、あまり基礎が定着して無いものと思われますので、まずは教科書の熟読をし、それと共に代ゼミライブラリーの「伊達の日本史最勝王」をやっていくことをおすすめします。
後者は、穴埋め形式の参考書ですが、非常によくまとまっていて(時代の流れがよく分かるまとめ方になっています)、入試で頻出するものには印があるので、どれを覚えればよいのかが一目で分かります。私はこれのおかげで格段に日本史が伸びましたし、個人的には世に出ている日本史の参考書の中で最優秀だと思っています。
教科書熟読は、知識の整理と共に、筑波大・慶應大の論述対策も兼ねています。論述では、単なる用語の暗記ではとても太刀打ちできません。何がどういうきっかけで起こったのか等、歴史の流れを掴んでおく必要があります。流れを知るには、教科書が一番なのです。教科書をよく見ていると、太字で無いところに流れを知る重要な記述があることに気づくはずです。
もっとも、これは論述対策に限ったことではなく、センターでも同じです。流れと知識がしっかりしていれば、満点も夢じゃありません。
以上の二つを同時並行でやっていけば、基礎力は十分につくと思います。
ただし、教科書だけでは物足りない所もありますので、ある程度知識が定着してきたら、河合出版の「考える日本史論述」やZ会出版の「日本史論述のトレーニング」に取り組むことをおすすめします。後者については来週“段階式”なるものも発売されますので、書店で見てみてください。
お礼
遅れて申し訳ありません。まさか現役の方にアドバイスいただけるとは思いませんでした。今度、「伊達の日本史最勝王」を確認してみたいと思います。因みに「日本史論述のトレーニング」は探しましたが、ありませんでした。結構人気ですね。今日受け取った日本史のテストが19点だったので、早速日本史強化に努めたいと思います(笑)ありがとうございました!