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親知らずの治療の際、麻酔が効きません
歯科の麻酔についての質問です。 親知らずの虫歯治療をしようとしたのですが、麻酔をうっても効きません。最初は麻酔の量が少なめだったらしく、これまでの経験上でもほとんど効いていなかったため、量を足しました。それでも、当該親知らずに水をかけたらすごくしみて、再度、麻酔の量を足してもらって15分くらい待ちましたが、一向に効きません。水はしみるし、削ってもかなり痛いです。舌やほっぺは、相当しびれているのですが、親知らずとその前の歯も麻酔の効果はほとんどいきわたっていなかったようです。 ちなみに、歯医者経験は豊富で、これまでの治療で麻酔が効かなかったことはありません。医師の説明では、(1)親知らずは麻酔が効きにくい(2)そもそも効きにくい人がいる、とおっしゃってました。 これは、麻酔の量の問題でしょうか。それとも、打つ場所の問題でしょうか。はたまた、この親知らずには効かないのでしょうか。お分かりの方、教えていただければ助かります。よろしくお願いいたします。
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前回の私の回答に関しまして、ご質問がありましたのでお答えいたします。 伝達麻酔というのは下顎の中に通っている太い神経に直接麻酔を効かせるものです。 ただ、その神経と平行して下顎の中に通っている太い血管が走っています。 神経に直接針を刺してしまうと、後になって下顎に痺れが出る場合が多いです。 血管に針を刺してしまった場合は出血します。 ただ、出血自体は大事になることは少なく、それよりも血管内に麻酔薬を打ち込んでしまった場合は、最悪死に至ります。 伝達麻酔というのは、こういった危険があるため、熟練した技術が必要なのです。 お分かりになりましたでしょうか? また、虫歯が大きいとの事なので、虫歯の炎症によってさらに麻酔が効きにくくなっていると思われます。
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麻酔の量や場所に問題が無かったとしても、歯に炎症があると麻酔が効きにくくなります。 鎮静処置を行って、次回再度麻酔が効かない様ならば別の手段を考えなければと思います。 舌がしびれていたのならば多分伝達麻酔を行ったのだと思いますが、この麻酔も仕方であれば殆どの場合効きます。 抜歯をしようとしていたのか、神経を抜こうとしていたのか虫歯を詰めようとしていたのかによりますが、通常神経を抜くよりも歯を抜く時の方が麻酔は効きやすいです。なので、必要の無い親知らずであれば無理して保存するよりも抜歯したほうが得策です。 神経を抜く必要があるのなら、薬で神経を殺す方法が次善策です。詰めて済む程度の虫歯なら麻酔無しでもそっと虫歯を除去していけば(レーザーがあれば更に痛くなく)余り痛みが無く治療できます。 Drの説明どおり下の奥歯は元々麻酔が効きにくいので、Dr側の不手際とは考えられません。 どういう加減か偶々効かなかったのかもしれません。次回再度処置して同じような状態なら、上記の様な処置法をDrとご相談下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 歯の周りに打っていたので、浸透麻酔?かと思います。 次回、もう一度麻酔をチャレンジしてみようということになっていますが、 医師いわく、「効かなければ、取れるところまで虫歯を取って様子を見る」と悩んでらっしゃいました。 ちなみに、レーザーの装置はありませんでした。 ドリルで響くよりは痛みがましとのことで、 先が曲がった棒で削って虫歯部分をとっていました。 それでも痛かったですが、絶えられないというわけではないかもしれません。 とても参考になりました。 勤務でお忙しい中、ご回答いただき本当にありがとうございました。
- toru0114
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自分も麻酔が効きません。前に歯の治療で麻酔を打ちましたが打てる上限まで打っても聞きませんでした。 ちがう歯医者でも聞かない人もいるといわれました。
お礼
回答ありがとうございます。 本当は麻酔なしで治療するのがいいと以前の医師に言われましたが、 あのキィーンというのはどうも苦手です。
- ysysys
- ベストアンサー率47% (18/38)
麻酔薬の量、打つ場所両方共に正確な事が分からないのでなんともいえませんが、おそらく両方共に問題があるのではと考えられます。 まず、親知らずの周り、特に下の場合は周囲の骨が非常に分厚い場合が多く、麻酔薬が届かない場合があります。 また、親知らずの生え方などによってもそれは左右されます。 さらには年齢や体質により非常に骨が分厚い方もいます。 そもそも普通の歯科の麻酔は浸潤麻酔といって表面の骨に麻酔薬を吸い込ませるような形でその奥の歯に麻酔効果を期待するものです。 そこで伝達麻酔といって神経に直接麻酔薬をかけて効かせる方法があります。 ただし、これは危険を伴う方法ですので、慣れた先生でないとあまり行いません。 ただ、この方法で効かない場合は絶望的と言えます。 歯のすぐ傍やその周りに麻酔をしていた場合は浸潤麻酔であると予想できますが、もっと奥の方に麻酔をしていた場合は(下の場合)伝達麻酔であると予想できます。 上の場合は、神経の走向上、親知らずの周囲に麻酔をしているとそのまま伝達麻酔になってしまうことがあるので、もし上の場合は麻酔が効きにくい体質なのだと思ってください。 打つ場所によってはいくら沢山打ってもあまり意味が無い場合があります。 ただ、あまりにも少ないと効くものも効きません。 しかし、親知らずを抜くときに、量が少ないということはあまり考えられないと思います。 先生のミスが無ければですが。 場合によっては大学病院等で抜いてもらうのが良いかもしれません。 ちなみに、お酒の強い方は麻酔が効きにくい方が多いです。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございます。 補足させていただきますと、麻酔は歯の周りに打ちました。 右下の親知らずです。 Drも「抜歯するときは、奥のほうに打って、 神経に直接効かす方法もある」とおっしゃっていました。 今回の治療は、虫歯が神経に近いところまで進んでいて、 なんとか神経を取らないで治療する、というものでした。 上の歯とあまりかんでいないようなので、 Drは、「抜歯もいずれは考えないとね」とおっしゃっていましたが、 できれば抜かないで治療して欲しいという私の希望からの治療です。 一つ質問ですが、 伝達麻酔が危険を伴う方法、というのは、どういうことでしょうか? 危険、はどう認識したほうがいいのでしょうか。 もし、お気づきになりましたら、教えていただけたら助かります。 なお、私は酒は強いほうだと思います。
お礼
再度の回答、ありがとうございます。 大変参考になりました。 今は、3度にわたる麻酔の影響か、親知らず近くの歯ぐきが少し腫れていますが、落ち着いたら再び麻酔にチャレンジしようと思っています。 Drは、女性の方で、私と同年代(30代半ば)のためか何でも話すことが出来、インフォームドコンセントの点でも信頼しております。 本当にありがとうございました。 お仕事、がんばってください。