Pentium 4は,とにかくクロック周波数を上げることにより高性能を目指したCPUです。
Pentium Mは,クロック周波数よりクロックあたりの処理効率を上げることを目指したCPUです。
どんな処理をするかによって性能は違ってきますが,ベンチマークテストなどの結果を見れば,目安としてはPentium M×1.8=Pentium 4程度です。(ただし,エンコード作業のように演算主体の処理ではこの限りではない→Pen4の方が得意)
ですから,Pentium Mの1.6GHzは,Pentium 4の2.8~3GHz程度の処理能力は期待できます。
現在のPentium Mであれば,Pentium 4の1.6GHzよりは処理能力が高いですので心配要りません。
しかし,PCの能力はCPUだけで決まるわけではありません。ノートPCに採用されている2.5インチHDDは,デスクトップPCの3.5インチHDDより遅いので,CPUの差より体感速度に与える影響は大きいと思います。
また,特にゲームの場合,GPU(グラフィックアクセラレータ,画面表示のための回路)がチップセット内蔵か外付けか,という違いも影響が大きいです。ビジネス用途(ワープロ・表計算)やDVD鑑賞,デジカメ程度しかしないなら,ビデオ機能がチップセット統合型のパソコンで十分です。
下記のHPのレポートも参考になると思います。