1について
CWnd::OnTimerはWin32ネイティブでは::SetTimer()で起動され、WM_TIMERメッセージのハンドラとしてキャッチされます。
::SetTimer()ではTimerProc関数のポインタを指定できますが、ここに指定したとしても、実際にはメッセージキュー経由で起動されるため、結局の所CWnd::OnTimerfハンドラでは新たなスレッドは起動されていません(ウィンドウプロシージャ内で時間のかかる処理を実行してその時間より短い間隔でTimerイベントを発生させるようにしていれば確認できます)。
なのでCWnd::OnTimerのスレッドハンドルはウィンドウプロシージャのスレッドハンドルそのものです。よってそれを知る事が出来ればスレッドを捕まえる事も出来るでしょう(多分PSAPI(NT/2000)やToolhelp32(9x/Me/2000)を使う事で取得できるかもしれません)。
2について
Win32の設計やMFCの設計がそうだから(^^;
itohhさんと同じく、仕様だからとしか言えませんねぇ(^^;
3について
ありません。というより実体はWM_TIMERのハンドラですから未定義時は::DefWndProc()に流れるようになっているだけでしょう。
MFCのメッセージハンドラ自体、マクロではなくコンパイラ内で処理されているような感じを受けます。CWnd::OnTimer自体がMFCソース内に無いようですし・・・
# OnTimerのくだり(1について)はたしかProgramming Windowsあたりに載ってたと思います。なんかの書籍からウラを取ったのは確かなんですが、どの書籍かはいまいちはっきりしないので・・・
# CWnd::OnTimerでは新規のスレッドが起きない&メッセージキュー経由なので遅延が発生しやすいので、新規にスレッドを起こしたい場合、timeSetEvent()(マルチメディアAPI)の方を使ってください。こちらの方が精度が高く、メッセージキューを経由せず、独立したスレッドが生成されます。
お礼
ありがとうございます。 新しい発想を知ることができて、とても勉強になりました。 お忙しい中、本当にありがとうございました。