- ベストアンサー
CPUについて
パソコンの購入を考えているのですが、CPUの数値(1.3GHz,2.0GHz,3.0GHzなど)はどのような意味を持つのでしょうか?デスクトップとノートでは大きな違いがあるのにきずきましたが、やはり数値が大きい方が良いのでしょうか?回答お願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
Q/CPUの数値はどのような意味を持つのでしょうか? A/GHzなどの数字で書かれている値は、クロック周波数と呼びます。数字が大きいほど全く同じブランド名のプロセッサなら高速に動作する場合が多いです。(実際にはブランド名が同じでも、技術が変わることもあり絶対ではありませんが) 具体的に周波数が何を指すかというと、一秒間に何回同期を取れるかを指します。一度に64bitのデータ幅をCPUは扱えますが、それを何回、処理回路に与えることができるかを指します。1GHzなら10億回を1秒間に渡せます。 2GHzなら20億回です。同じプロセッサなら性能が高いというのは、渡す回数が多いから処理の回数も増えるためです。ただし、プロセッサの機能や能力が変わると、その処理を的確にこなす回数や一度に何個分の命令を扱えるかなどが変わるため、あくまで同じプロセッサでなければ、比較になりません。 Q/デスクトップとノートでは大きな違いがあるのにきずきましたが、やはり数値が大きい方が良いのでしょうか? A/デスクトップ向けは既に3GHzを超えてますね。ただそれが凄い速いかというと・・・ ノート用は消費電力をデスクトップより最大1/5以下に落としています。その代わりバッテリの持ちを高めるとともに、性能をデスクトップ並みにするための技術も備えています。周波数が、デスクトップが3GHzを超える中でノートは2GHz前半であるのは、周波数を無理に上げるとTDP(熱設計電力)が大幅に向上するためです。 デスクトップでは、110Wを超えるTDPの製品もありますが、ノートでは頑張っても最大30W前後にしなければいけません。 そのため、性能を落とさずにデスクトップ並の性能を発揮するには、1Hz辺りの性能を引き上げなければなりません。いわゆる効率化を達成したのがノート用のPentium MやCeleron M(インテルの場合)などの製品です。 ちなみに、Pentiumはインテルの主力プロセッサです。 デスクトップ向けには エンスージアスト向け(最高性能重視)のPentium Extreme Editionを頂点に、Pentium4(PentiumD)というメインストリームモデル。そして機能を下げる代わりに価格を大幅に落としたお買い得プロセッサのCeleronがラインナップとして存在します。 ライバルメーカーでは、AMD社のAthlon64FX、Athlon64、Sempronが同じラインにあります。 ノートでは、 Pentium MとCeleron M及びAthlon64-MとSempron-Mが製品として投入されています。 今回はノートということでノートについて答えると、 主力となるPentium Mはモバイルライフを徹底する人向けです。性能も高いですが、さらに消費電力を抑える機能であるSpeedStepを備えます。屋外でバッテリを使う場合に消費電力を抑えることができます。とにかく性能を少しでも高めたい人と、電気を節約したい人は投資すべきです。 Celeron Mは、Pentium Mの廉価版です。性能はPentiumの8割ほどで価格は5割以下の値段になりますので、お買い得。ただし、SpeedStepがないのでもっぱらAC電源で使うことが多い人向けです。 Athlon64-Mはモバイル向けの64bitプロセッサを採用しています。64bitのOSにも対応するというのが強みです。国内ではそれほど販売されていないので買いにくい。消費電力に対するパフォーマンスはPentium Mに劣ります。 Sempronはその廉価版。昔はAthlonXPと呼ばれていた製品を使っている。パフォーマンスも高く、PowerNow搭載で下手をするとCeleron Mより平均消費電力は低いことも。 コストパフォーマンスを考えるなら価格も安いので考えても良いかも・・・ 一般によく使うならPentium Mでしょう。
その他の回答 (5)
- pupu3sjp
- ベストアンサー率58% (3224/5531)
そうですね、数値の大きい方が「処理速度」が早いCPUということです。 市販のPCは3.0GHz前後のCPUを搭載しておりますので、特にこだわった 作業をしたり、予算的なことが有るのならば、それ以上のCPUにする必要 はありません。 デスクトップとノートは、見た目が全然違いますが、使い勝手も異なります。 「拡張性」も微妙に違いますが、初心者の方には難しい話しなので割愛します。 OSが「Windows XP」だと思いますが、快適に動作するには内蔵メモリが512MB 以上が必要になります。 市販品は512MB以上が標準になりつつありますが、 未だ256MB搭載機も残っているので、後から増設する手間を考えたら、購入時に 512MBにしておく方が無難です。
- V-bravo-U
- ベストアンサー率51% (155/301)
CPUの性能を計る尺度として ・内部周波数 ・外部周波数 ・キャッシュ容量 この3つがあります。いずれも数値が高ければ性能が良く、値段も高くなります。 内部周波数は、要は処理能力のことで数値が高ければ1秒あたりの処理能力が 高くなります。 外部周波数は、特にメモリとの転送に影響を与えます。外部周波数が高ければ メモリとの転送が速くなります。ただし、メモリ自体もその転送について行ける 仕様にする必要があります。これは「FSB 800MHz」「システムバス 800MHz」等と 表記されています。一方、メモリは「PC3200」とかと表記されるのが 普通で、CPUの外部周波数が「800MHz」ならメモリは「PC3200」の 物を使うのがベストです。 参考: CPUの外部周波数が533MHzに対してメモリはPC2700がベスト。 CPUの外部周波数が400MHzに対してメモリはPC2100がベスト。 キャッシュはCPUとメモリとの間での転送はCPUから見ると遅いので CPU内部にメモリアクセス履歴を記憶しておくものです。何度も同じ メモリ空間を利用されるときにCPU内部に持っている高速なキャッシュから 読み取り等を行い、処理パフォーマンスを向上させています。キャッシュの 容量が大きいと自ずと高速化が図れます。これは「L2キャッシュ 512KB」等と 表記されています。 No.2の方の補足になりますが、現在販売されている「Pentium4」と比して 「Celeron」の方が遅い理由として、同一内部周波数であっても外部周波数と キャッシュ容量で差が出ているのです。一昔前の「Pentium4」で同一内部周波数 かつ同一外部周波数というものがありますが、キャッシュ容量が「Pentium4」の 方が上でした。
- fiona159
- ベストアンサー率26% (4/15)
コアが異なると、クロックでの単純比較は出来なくなります。 参考までに。 CPUコアの処理能力 = クロックあたりの処理能力 x クロック周波数
- renton
- ベストアンサー率34% (1720/4934)
CPUの周波数ですね。 同じシリーズのCPUならば、値が高ければ高いほど高速に動作します。 デスクトップには、消費電力が大きく発熱量も比較的大きなPentiumやCeleronシリーズ(IntelのCPUの場合)が良く使われています。 ノートには、消費電力や発熱量が低い、モバイル用のPentiumMやCeleronM(IntelのCPUの場合)などが良く使われます。 モバイル用のCPUは周波数(クロック)が低いのですが、セカンドキャッシュなどを多めに積んでいるので、周波数の割に処理が早かったりします。 インターネットやワード、エクセルなどの作業であればCPUは遅くてもぜんぜん問題ありません。 逆に動画編集、DVD-Videoのオーサリング、CGなどの用途で考えているのであれば、少しでもクロックの高い高速なCPUをお勧めします。 Celeron→処理は遅いが低価格。 Pentium→処理は早いが高価。
- earthlight
- ベストアンサー率27% (284/1031)
> やはり数値が大きい方が良いのでしょうか? はい。 動作クロックとは人間に例えるなら、運動するときのかけ声(1,2,3,4・・・)のようなものだと思ってください。 このペースが速い(=クロック周波数が高い)とそれだけCPUのスピードも速いということになります。 > デスクトップとノートでは大きな違いがある ノートPCは屋外へ持ち出してバッテリーのみで運用することを想定しているため、消費電力を押さえる工夫がされています。 CPUの場合、同シリーズで同クロック周波数のものであっても、デスクトップ用より性能と消費電力が押さえられたモバイル用ものが採用されています。 置き場所がなかったり職場や学校でも使うことを想定しているならノート型、スピードを重視するならデスクトップ型にすべきです。