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うつ病の診断基準
不勉強なので、教えて下さい。 病院で、「うつ病」と診断されるときには、自覚(他覚)症状以外に、例えば血液検査の値とか、目で見てわかる「なにか」があるのでしょうか? 抗うつ剤のように、「これを飲めば治まる(表現が適当かはわかりませんが)」というお薬があるので、何か身体の中で物理的な(あるいはホルモンや酵素など)の力(量?)が、なんらかの事情で変化してしまうものなのかな、と思ったんですが。 上記に関連して、「うつ病が治った」というのは、どういう状態で、お医者様が「はい、治ってますよ」と言えるようなものなのでしょうか? できれば、簡潔でわかりやすい回答をお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
ご質問者様のお考えの通りだと思います。私も専門家ではないので言葉が足りなくて申し訳ないのですが不勉強ながら知っている範囲内で申し上げたいと思います。心や体をコントロールしている器官が脳内にあり脳内の神経細胞(シナプス)での脳内物質のやり取りで私たちは意欲や気力をコントロールしています。脳内物質にはドーパミンやセロトニンやノルアドレナリンなどがあり、脳内の神経細胞の間での隙間でシナプス前部からシナプス後部へ放出して、シナプス後部のそれぞれの物質の各受容体(レセプター)に取り込まれ、シナプス後部に取り込まれなかった物質は、もう一度シナプス前部に取り込まれます。鬱病については脳内での物質の一つの5-HT(セロトニン)が関係すると考えられ、脳内伝達の働きが何らかの原因でうまくいかなくなり本来シナプス後部に伝達されるべきセロトニンが不足してシナプス前部の取り込み口(トランスポーター)に取り込まれてしまうと鬱病が発症すると考えられます。抗うつ剤にはセロトニンをシナプス後部にうまく伝達されるようにシナプス前部のトランスポーターをブロックしてシナプスの隙間のセロトニンを飽和状態にさせてシナプス後部に多く取り込まれるようにする働きがあると考えられるものがあり、その一つにSSRI(選択性セロトニン再取り込み阻害薬)などがあり、「パキシル」もその代表の一つです。SSRIはシナプス前部のトランスポーターをブロックしてシナプス後部のセロトニン受容体(レセプター)により多くのセロトニンが取り込まれるような働きがあり鬱病を改善する働きがあると考えられます。医師が鬱病に関して症状が改善したかどうかは医師の判断によると思われます。ご参考までに。失礼致します。
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- panda_ko
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こんばんわ。 私は、双極・ボーダ-他で、精神科に10年ほど通っています。 最近の医師は、どのような科であっても「治りました」とは言わないようです。 ↓このようなhpを見つけたのですけれど、比較的わかりやすく書かれていて、読みやすいと思ったので、 もしよろしければ。
お礼
お礼が遅くなってごめんなさい。 URLありがとうございます。目安だけれど、わかりやすいですね。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 >本来シナプス後部に伝達されるべきセロトニンが不足して… セロトニンの量が診断基準のひとつになるのでしょうか?(脳内の量なんて調べられるのかな…)ということは、この量が通常の値に戻って、本人の自覚症状がなくなれば、一応治療終了になるんでしょうか? 回答者様の過去の回答から、「統合失調症」なる言葉を見つけました。これは、うつ病と同じものですか? 質問を重ねてしまってすみません。