nekonekoakariさんは何を見てそう思われたのでしょうか?
アニメファン向けの雑誌や番組でのコメントでなければ、視聴者や読者は一般人でしょうからごく一部のガンダムファンに向けたコメントというのは不適切でしょう。
もちろんアニメファン向けの媒体で、ガンダムについて触れなかったとすれば、おっしゃる通り「下手を打った」と言わざるを得ません。
無視しているとかないがしろにしていると判断するには早計ではないでしょうか?
ニュースというのであれば、はっきり言って価値は小さいですから歌手のコメントを求める事はないとおもいますし、芸能ニュースを大きく取り上げるワイドショー系であってもゴシップでないのでやはり扱いは小さく同じことと思います。
また、TVやラジオであればTBS系以外であればまず他局の番組の名前を簡単には発言しません。他局の宣伝になってしまいますから。
#1さんのおっしゃる意見にも有りましたが、楽曲作成においてアニメとは関連付けれられていないことはポイントだと思います。
おそらく楽曲作成後、もしくは作成中にレコード会社(正確にはCD会社?^^;)の販売戦略や販促、プロモ担当の方々によって別作業としてタイアップは決定されています。
ですので、基本的には歌手にとってはタイアップに関しては預かり知らぬことであり、コメントのしようがないのでしょう。
また、歌手が自分自身で作詞作曲からプロデュースまでトータルでこなしているならいざ知らず、新人の未成年のデビュー歌手ではそう簡単に自分勝手な発言はできないでしょう。
コメント一つ一つが地味ながら重要なプロモの一貫でありちゃんとしたお仕事なのです。決して雑談ではないのです。ですから裏では宣伝スタッフから「○○と○○のことはキチンと言わなきゃダメよ」と事前指導があって当たり前なのです。(念のため言っておいますがヤラセとは全く違いますよ^^;)
つまりは仮にコメントする意思があってもソースがないので発言できない、またそれを発言できる場がないというケースもあるんじゃないかな?ということです。
アニメファンに向けた『発言の場』があれば、彼女も発言するでしょう。しかし、それを発言するに相応しくない場であれば、それに触れないのは販売戦略、いえTPOをわきまえる事として至極真っ当と思います…。
どこかで「みなさん応援ありがとうございます」といった事は発言してるか、これからするのではないでしょうか?その時の『みなさん』は購買者全員ですからアニメファンも含まれていると思いますよ。
それを聞いて足りないと憤慨や不満や疑問をもたれる様でしたら、彼女を熱心に追い掛けてコメントを待つしかないですね。
さて以下は蛇足です。
前作では代々木体育館で主題歌を歌った歌手達を集めたコンサートを開いた事もありますから、向こうのスタッフ達がアニメファンをないがしろにしている、とまでは思えません。
アニメファン達のおかげでタイアップ効果が見込まれると理解しているのですから、むしろ逆だと思いますね。
そうしたとき「オタク」云々と心情まで計るのは酷というものです。お友達等の人間関係ではないのですから、購買客の中には苦手な人物像というのもあってそれについて思う所がひょっとしたらあるかも知れません。しかし、口に出していないことまで想像して引き合い出すのはあまり感心できません。
タイアップの意味ですが、「タイアップとは何ぞや」と熱くて深いタイアップ論を机上に出さない限りは、全然間違った解釈ではないです。現場が既に使っている訳ですし。
レコード会社がスポンサーとなっているのは自社楽曲をより効率的、効果的に販売してゆくための戦略であり、今では制作から資本参加している方がかなりの比率で多いのではないでしょうか。ですから楽曲採用に関してアニメ制作者側は、基本的に発注側でなく受注側です。
旧来の(歌詞にタイトルが含まれるような)アニメソングはアニメ主題歌として発注・製作されます。今回のケースはアニメ主題歌として発注された訳ではありません(でしょう)から、タイアップはタイアップです。
(ただ、ビジネスモデルとして既に確立されているので、レコード会社ではタイアップ事項が先行して決定されているかも知れませんが、これはタイアップの定義からの脱落とは違うと言えるでしょう。)
また、タイアップのおかげで1位になるのは別に批難されることではありません。他のミュージシャンでも盲目的なファンやどこかの組織力による購買で初登場だけは1位になり、あとは急転直下で消えていく楽曲も多くあります。
そうでなくてもロングセールスを記録する楽曲は年に数曲なのは御存じだと思います。
ロングセールスを記録できなかった短命1位の楽曲とタイアップで初登場1位を獲得した楽曲は大同小異であり、取り立てて色眼鏡で見ることもないと思いますよ。
実力云々をいうのは簡単ですが、実際に事細かく検証してゆくと何が実力なのか、どこからどこまでが実力なのか以外と曖昧になってゆきます。
例えば「ガンダムSEEDのブランドネームだけで売れた」とブランド力を引き合いに出しても、ブランド力が万能でないことは先頃発売されたガンダムゲームの販売不振でも証明されていたりします。
突出した才能と出来栄だったとまでは思いませんが、やはり低く見積ってもこれだけの販売成績を残したということは、ブランドネームに応えるだけのそれなりのレベルを持っていたことの明確な証明だったのではないでしょうか。
もっとも、オリコンなどのチャートはあくまでも販売実績であり実力を直接測れるものではない、ってのは再認識することは大事だと思います。ライブ活動ばかりやってるミュージシャンとかもいますものね。
お礼
たしかにおっしゃるとおり、アーティスト個人がマスコミに発信する事自体プロモーション戦略の一環なのですから効率の悪い発言(一般向けインタビューに対しアニメとの関わりについて話す)なんてする余裕はないでしょうね。 また、他の方が言われたように、積極的にプロモーションを行わなくてもアニメファンにとっては「主題歌」という事だけで多大なプロモーション効果があるでしょうから彼らに対するリップサービスが乏しいことも理解できます。 全く持って納得することしきりの回答ありがとうございました。