こんばんは。
随分偏った認識ですね(苦笑)。
正直に言えばオリコンチャートに入るのはほぼ全て「J-POP」とカテゴライズして間違いじゃありません。
オレンジレンジなんてJ-POPど真ん中じゃないですか。
(つまりJ-POPはジャンルとして非常に範囲が広いってことと、音楽性はあまり関係ないと言う事)
タイアップが多いのは、当然売り手としては、せっかく出すシングルを少しでも多くの人に聴いてもらう必要がありますから、露出を増やそうとします。
これは宣伝戦略という程のものではなく常識です。
その中で最も多くの人が触れる機会が多いのはテレビ。じゃあ、ドラマやCMで使われたら影響は大きいですよね。ですから売り手は番組に使われる様に頑張る訳です。
もちろんテレビ側としてもドラマには主題歌が必要だし、CMだって音楽は重要な要素。
当たり前ですが番組の数だけタイアップがあります。
ただしタイアップの枠は有限です。
上手くタイアップが取れない事もあります。
というか半数以上はタイアップが取れません。
簡単な例を出しましょう。
オレンジレンジの最初のヒット「上海ハニー」はタイアップがありません。
ポルノグラフィティの「シスター」にもタイアップはありません。
大塚愛は全部付いてますね。
ただ彼らがちょっと違うのは、デビュー直後から既にお金をかけて宣伝した「期待の新人」だったことです。タイアップはぶっちゃけお金を積めば手に入ります。ですから売りたいアーティストはそうやって最初からタイアップをもらえます。
大塚愛なんかは典型的ですね。非常に分かりやすい。
別の例を挙げましょう。
ミスチル「掌/くるみ」、平原綾香「ジュピター」、河口恭吾「桜」、KinkiKids「ね、がんばるよ」、ケツメイシ「涙」、モンゴル800「ヨロコビノウタ」、ゆず「桜木町」......etc
昨年のトップ100から抜粋した一部です。お分かりいただけるでしょうか?トップ100の一部でこれだけあるのです。
確かにタイアップは有効な戦略です。ですからヒット曲は必然的にタイアップが増える。同時にテレビ側やCM製作側も売れてるアーティストを使いたがるので、ますますヒット曲に置けるタイアップの割合が増える。
だからヒット曲ばかり聴いていれば自然と全てがタイアップに見えてしまう訳です。
お礼
とても丁寧な回答ありがとうございます^^ そうですかぁ、あのオレンジレンジでもタイアップされていない曲があったんですね。大塚愛はもう普通にわかりますよね^^;売れるCDがタイアップに選ばれやすいという事ですね☆ 参考になりました!どうもありがとうございました!