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いい映画パンフ、悪い映画パンフ
映画を観終わって、気に入った作品ならパンフレットを買うようにしています。 必ずしも「作品がよければパンフもいい」訳ではありませんが、 パンフの内容が豊富だと、あとで読み返したときに感動が蘇ったりして 作品の一部分を占めるような価値を感じたりします。 みなさんが買われた映画パンフのなかで 「この作品のは良かった!」「こんな内容(解説・コメント・企画)が嬉しかった!」 逆に「これはダメだった」「これは高すぎじゃない?」 というものがあったらご紹介ください。 私観ですが、某マト○クスみたいな巨大サイズのものってハズレが多いような… 劇場の外で「広告」になる狙いなのでしょうが、 雨降ってたらカバンに入らない(笑)
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質問者が選んだベストアンサー
わたしは質問者さまよりも微妙に範囲が広く、 「面白くなかった作品以外のパンフは買う」ようにしています。何しろ忘れっぽいので、記憶補助の目的が多分にありますね。 そういう立場から考えると、それほど変わったパンフじゃなくていいんですよね。ある程度「情報」が詰まったものであれば。 1.大きさ(と厚み) ごく一般的なサイズが好きです。ある程度数を持っているので、本棚に(見た順番に)並べるのですが、その時に大きかったり小さかったりすると、時系列にうまくいれられなかったりするのです。マトリックスもそうでしたね。小さいのも駄目です。 3年くらい前、パンフに凝るスタイルが流行った頃があって、個性的なスタイルのパンフの割合が増えました。先の方が仰っている「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」なんかの頃です。……わたしもあれは物としてはとても可愛く、中身もまあまあだと思うのですが、”パンフとして”というならちょっとイヤなんです。大きさが小さいから。「ピノッキオ」の三角形のパンフもイヤだったなあ。メイワク。 2.文字と写真、ある程度の量があること。 たしかに「ロードオブザリング」は情報がみっしり詰まっていて好きですねー。わたしが好きな情報は、 役者(スタッフ)紹介(本人の顔写真付き・経歴を詳しく) 役者インタビュー 監督インタビュー ロケーション説明 撮影裏話 小道具説明 などです。インタビューはもちろんしっかりしたものじゃないと駄目ですね。 あらすじはそれほど重視しません。書いてあればいい、という程度。解説は……書く人によりますね。その映画が好きでもなく、特に語るべきこともないのに書いている映画評論家の人の解説はつまらないです。でも好きで書いている人の解説は面白い。 一箇所くらい、なんかのお遊びがあるのも好きです。ゲームとか占いみたいな。しかし一箇所以上はいらない。 写真も、情報量が多いものが嬉しいです。人物アップより、背景が映りこんでいるものの方が好き。大きいサイズの写真が多用されているものは、いかにも手抜きに感じられてイヤですね。 3.フルカラー 映画がカラーなのにパンフが白黒というのは駄目だと思います。映画の要素には色彩だって大きいでしょう。こんなところで節約してくれるな……。 4.値段 やはり相応の値段というものがあるので……。 最近パンフも高くなってしまいましたが、800円は高いと思う。600円くらいで何とかならないものか。映画そのものを1000円で見ているのに、パンフに800円出すのが釈然としなくて。 上記のような観点から見直すと、半分以上のパンフはまあ納得出来るつくりになっています。これがすごく良かった!というのは特になし。(ロード~は良かったですが。まあみんなそこそこと言える) キライだなあ、と思ったのは「ハリポタシリーズ」ですね。サイズもちょっとでかいし……文字部分は少ないし、何も写真をあんなに大きく使うことはない。ああいう情報量が少ないつくりは損したと思います。 あとは子供向けだから仕方ないのか、と思いつつ 「ブラザーベア」「ミスターインクレディブル」「ポーラスター・エクスプレス」……情報量が少ない。 「ハウルの動く城」……これは映画そのものがとても嫌いだったのでそのせいもあるかもしれませんが、著名人の感想のみ、ですね。いつもだったらかなりページを割くはずの監督の言葉が全くない。何も言えることがなかったんでしょう。感想の内容も、よく読むとその映画とはほとんど向き合っておらず、単に著名人に依頼してページを埋めたということがわかります。映画評論家がすべてにわたって偉いとは思わないけれど、解説がちゃんと出来る人の文章を読みたかったところです。 「ルビー&カンタン」……いくら何でも薄すぎ(^_^;)。表紙と裏表紙も含めて6枚(12ページ)しかない。 わたしは基本的にパンフレットが好きです。 最終的に何冊くらいになるか、自分で実はちょっと楽しみにしています(^o^)。
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- bimyounahito
- ベストアンサー率18% (29/157)
パンフレットに私が希望するものって、俳優や監督の説明よりも、世界観なんです。 というわけで、「スター・ウォーズ」シリーズは必ず買っています。 私が映画館で観だしたのはTRIROGYからなので、旧作のは持っていませんが、マシンの細かい説明まできっちり載っていて、少々の高額はまったく気になりませんでした。衣装の見えない部分までのこだわりや、生物たちの細かい部分まで書かれていて、作品を観たあとはもちろん、これだけ眺めていても本当に面白い。 まぁ、私が単純に好きだからかもしれませんが・・・。 同じような理由で、「ロード・オブ・ザ・リング」なんかも非常によかったと思います。 名前がややこしいこともあり、人物の細かい設定までを一覧にして出してくれているのが、非常に便利でしたし、そのおかげで細かい部分まで楽しむことが出来ました。 世界観のしっかりした作品のパンフレットはついつい購入してしまいます。 No.3aiko1127tさんの意見を聞き、今からオペラ座のパンフを買いに行こうかと思っちゃっています。作品は観ましたが、パンフは見送ってましたが、よさそうですね~!
お礼
bimyounahitoさん、ご回答ありがとうございます。 「スターウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズって 書店でも関連本をたくさん売ってますよね。 それらを揃えるのも楽しみのひとつですが、知識のない観客には パンフの丁寧なガイダンスがないことには…。 私はそういう場合、シネコンをはずして入替えなしの映画館に行きます。 1部観たあと、休憩中にパンフで「復習」し、もう1部観て「理解」するのですが、 2時間半×2部は正直しんどいですわ(^_^; ちなみに「ジェダイの復讐」は私が初めて劇場でみた作品なので 強く印象に残っています(年バレ)。当然パンフ・コレクションの第一号です。 森の中の空中バイク(?)の追っかけっこは強烈でした!
- aiko1127t
- ベストアンサー率0% (0/5)
私は最近になってから映画を見たらそのパンフを買うようになったので、あまりパンフは持っていないのですが、「ターミナル」のパンフのデザインが好きです。 あと「オペラ座の怪人」のパンフはへぇ~と思えるようなことが結構書いてあったと思います。(隣のスタジオで「アレキサンダー」を撮っていた、とか) 高すぎといえば「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のパンフでしょうか。友達が好きなので買ったのを借りたのですが、「ナイトメア~」と一緒に放映された短編の解説が少ないなどなど、私的にはボツでした。。サイズはA6ぐらいで、ページ数が少ない割りにハードカバーのせいか(記憶が正しければ)800円。買わなくて正解でした…。 それと巨大サイズのパンフも置き場所に困ると思いますが、小さくても本棚の中で埋もれてしまうので困る気がします。(^^;
お礼
aiko1127tさん、ご回答ありがとうございます。 「ターミナル」は私も観にいきましたが、財布の都合でパンフは断念。 でもおっしゃるようにデザインは「買いたいな~」と思わせるものでした。 >小さくても本棚の中で埋もれてしまうので困る気がします。(^^; そうなんですよね。小さくて内容が薄くてもスタイリッシュとやらで 結構高いんですよ。私が見かけた最小サイズはタバコの箱サイズ。 しかも真っ黒で作品タイトルさえ書いてない「凝りすぎな」ものでした。
- surfside6
- ベストアンサー率25% (13/52)
私の場合 気に入った映画のパンフは勿論買いますが 観たことを忘れてしまいそうな映画のパンフも「記憶の保険」代りに買ってしまうのでキリがありません^^;。 最近良かったパンフは「ザ・ロイヤル・テネンバウムス」のピンクの布張りパンフ。掌文庫の如き綺麗な装丁で 読み応えもたっぷりで600円は安い。「ヤァヤァ・シシスターズの聖なる秘密」のパンフも黄色いビニール装丁で 可愛くてしっかりした冊子でした。 邦画「ウォーターボーイズ」のパンフは キャスト紹介が丁寧で 全ボーイズ自筆のメッセージがあったり、作品への思い入れを感じました。 あとは少し古いですが 「リプリー」のパンフの作品豆辞典が読み応えありました。 変った処ではオカマちゃんのバレーボール映画「アタック・ナンバー・ハーフ」パンフはなんて事ないですが きんきら化粧ポーチに入ってました(笑) 「シカ○"」「マト○ックス」「「バイ○ハザード1・2」置き場所に困ります><。
お礼
surfside6さん、ご回答ありがとうございます。 とても丁寧なお答えで、参考になりました。感謝です!! やはり装丁に手がかかっていると大事に取っておこうと思いますね。 単館系の佳作のパンフは「この作品に惚れこんだ」という熱意がこもっているので 買って外れがないような気がします。 >「シカ○"」「マト○ックス」「「バイ○ハザード1・2」置き場所に困ります><。 買われた皆さん、共通の悩みらしく某古本チェーンには この手のがわんさとあります。コンサートのパンフと一緒くたで置かれてたり(笑)
- bushi181
- ベストアンサー率20% (47/224)
あまりパンフレットは買わないのですが、個人的には「アメリ」のパンフレットはよかったですね~。アメリは映画館で見る映画ですね。家で見てもイマイチ‥。 余談ですが、マトリックスはCMが最悪でしたね。映画の見所のシーンを何も考えずに全部垂れ流してる感じ‥。
お礼
bushi181さん、ご返答ありがとうございます。 「アメリ」は観にいかなかったので持ってませんが、 やっぱり「おしゃ~~れ」な作りなのでしょうか。 単館系は後から入手しようとしても手に入りませんが(泣) ああいう絵が撮れてしまうパリってのもすごいです。 >マトリックスはCMが~ 確かにです。観る前のひとだと反射的にチャンネル変えろー!って(笑)
お礼
alcheraさん、たいへん面白いご回答ありがとうございます。 質問の趣旨にひとつひとつ丁寧に答えていただき、ありがたく拝見させていただきました。 >大きさ(と厚み) 私も奇をてらった変形版はイマイチですね。ただ、単館系の小ぶりなのは古書店で探すときに 見つけやすくてイイです(笑) >文字と写真、ある程度の量があること。 インタビューは重要ですね。とくにプロモ来日時の映画評論家との対談があると。 わたしは気に入った監督の作品を集めていますが、その人のテーマ・表現方法の変化を知るのに 対談記事はすごく参考になります。 あとロケ地のガイドマップや、出てくる料理の紹介なんか楽しい企画だと思います。 あらすじは私的には写真付きで詳しいのが好きです。とくに小説版みたいな凝ったものは あとあと読み返したとき、いい記憶のガイドになってくれるので。 >フルカラー 以前はケチったのが多かったですね。全面的に賛成!! >値段 600円と800円―映画館外ではフツーに使っちゃう200円の差…でもそこがデッドラインですね。 ただ、割高だなぁと思って買いそびれると、後で欲しくなったとき古本屋でプレミア3倍値!っていう 後悔パターンが多いんで困ってます(泣) 私の場合、「ディレクターズ・カット」「完全版」みたいな再上映もののパンフがいい部類だと思います。 作品自体は「どこが変わったんじゃ~!」と不満ですが、パンフは上映当時の世相や評価、その後の影響などが 編纂されていて、ひとつの研究書として味わうことができますから。 そういうパンフ目当てで何回も「2001年宇宙の旅」の再上映を観にいったり(軽くバカ)。 >最終的に何冊くらいになるか、自分で実はちょっと楽しみにしています(^o^)。 ある意味、「自分史」の記録資料みたいになってきますものね。 くれぐれも、ご自宅の火の用心はしっかりと(笑)