- ベストアンサー
デジカメについて
現在使っているデジカメは画素数が200万画素で、 撮った写真を見ると、色が違うところ(たとえば白地に黒、黒地に白など)の境界線の箇所が滲んでいたり、 端がまっすぐなもの(たとえば標識や看板など)を撮ったのに、それの端が弓なりに曲がって写っていたりします。 現在発売されているデジカメは画素数が500万画素以上のものもありますが、それらで撮った写真は上記に書いた症状は起こらないんですか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
mac_kakkaさん こんにちは 画素数とは、どれだけ大きく伸ばせるかの指標みたいな物と考えて下さい。例えば写真画質でプリントするとして、L~2L版にプリントするのに約200万画素、A4版で約400万画素、A3版で600万画素必要と言われています。ですから、今お持ちのデジカメは写真画質でのプリントではL~2L版のプリントに対応出来るデジカメと言えます。 ところでご質問の状況になってしまうのは、レンズの性能(「収差」と言われる状況がはっきり出ていて画像の端っこが曲がる)のとセンサーや画像処理能力の問題で色の境界線が滲んだりするんです。 ですから、今のデジカメと同じレンズ性能で同じ性能のセンサーと画像処理能力のあるデジカメで単に画素数だけが500万画素にUPした機種が有ったとしても、状況は全く変わりません。 今のデジカメはそれなりの値段(販売価格で3万円以上かな)の機種を買われれば、端が弓なりに曲がったり色の違うところの境界線が滲んだりする事はほとんど無いと思います。 今お持ちのカメラは そう言う性能のカメラだと割り切って使うしかないです。
その他の回答 (8)
- skbler
- ベストアンサー率9% (69/691)
収差や歪曲といったことにまで目を向けてしまうと、それに特化した機能を有するカメラを購入するしかないのですが、この域を論じれば、キリがなくなってしまいます。 長時間露光となれば、ノイズ等の関係で画素数はあまり関係なくなってしまいます。撮影環境(ライティングを施すなど)を改善するしかありませんし。 忠実に再現をしなければならない場合において、「あおり」機構を有するレンズなんて…。コンパクトカメラにそのまでを要求するのには多少無理があるかもしれません。
- sinobu_wednesday
- ベストアンサー率54% (701/1296)
境界線の滲みについては原因がいろいろありますが、 -レンズの収差 -カメラの画像処理の問題 を代表例として説明します。 レンズの収差とは、レンズを通った光がフィルム(デジカメの場合はCCD)の一点に収束せず、ぼけてしまう現象のことです。収差にも何種類か存在し、強いコントラスト部の周りに紫や緑の縁が出来る色収差、全体がぼやける球面収差などが代表的です。 これらを抑えるためにはレンズ側に改良が必要であり、高いカメラは低分散レンズや非球面レンズなど高級なレンズを採用しています。これは画素数とは関係ないので、500万画素でも安いカメラ(普通のレンズを用いたカメラ)ではこの現象が生じますし、200万画素でも高いレンズを使ったカメラがあればこの現象は抑えられます。 また、一部の収差については絞りを絞ることで改善する場合があり、絞りを撮影者が指定できるカメラ(プログラムオートだけでなく絞り優先オートやマニュアル露出を選べるカメラ)では設定によって改善できる場合があります(もちろん撮影条件によっては絞りを開けるしかない場合もあります)。 また、カメラの画像処理が自然な描写やシャープな描写などを実際には作り出していることから、一昔前のデジタルカメラよりも最近のデジタルカメラは格段に絵が完成度を増してきています。こういったカメラの画像処理の能力については一般的に新しいものほど向上しており、かつ、高性能の画像処理エンジンを宣伝しているようなメーカー(有名なのはCMに出てくるキヤノンのDIGICなど)ではよりその部分の改良に力を入れていると一般的には言えるでしょう。画素数には直接関係しませんが、最近のカメラであれば以前の200万画素世代のカメラより「良い」画像を作り出してくれます。 歪曲については、広角レンズの宿命としての歪曲と、レンズの歪曲収差(収差の一種)によるものの2種類があります。 広角レンズは遠近感を強調する効果がありますが、遠近感とは遠ざかっていく鉄道のレールのように、平行なものが平行に見えないところに人間が感じる感覚の一種です。広角レンズのように人間の目の視野を遙かに超える広い範囲の風景を写せば、周辺部では強烈なパースペクティブにより平行なものが平行でなく写り、形が歪むことがあります。これは仕方のないことです。 もう一つの歪曲収差はレンズの性能によるものです。安いレンズでは、一般的に広角にすればするほど樽型(周辺方向にふくらんで見える歪み)、望遠にすればするほど糸巻き型(周辺部が中心部に向かってへこむ歪み)になりますが、高いレンズであれば良好に補正されている場合が非常に多いです(場合によっては補正しすぎで若干逆に歪みが出ることもあるが、ほとんど気にならない筈)。 つまるところ、質問者さんのお悩みのほとんどはレンズに起因している気がします。とはいえ、レンズが交換できないコンパクトタイプのデジカメでは結局のところカメラの買い換えとなります。最近は500万画素でも安いものだと1万円台からありますが、こういったカメラは、CCDは確かに高画素ですが、レンズの光学性能は今お使いのものとそれほど変わらないでしょうから、質問者さんが満足されるかはわかりません。 むしろ今までお気に入りだったカメラに不満を感じるようになったということは、質問者さんがそれだけ写真というスキルを上げられたと言うことだと思いますので、自分のスキルにあった、やや高めのものを選ばれるのが良いと思います。
>色が違うところ(たとえば白地に黒、黒地に白など)の境界線の箇所が滲んで これは「色収差」と呼ばれるものです。 色収差にもいくつかの形がありますが、 画面の周辺で色が滲むのは「倍率色収差」と言うものです。 RGBの3色が像を結ぶ位置が各々の波長によって違う事から、 結果的に記録された絵柄の大きさが微妙に違ってしまう事から起こる現象です。 フィルムカメラの時代にもありましたが、既にほぼ技術的な解決はできていました。が、 フィルムではなく撮像素子になって、その構造上から改めて問題になっている収差です。 「フィルム」は同じ箇所でRGBの3色を捉えているので、 レンズ側の色収差要因を取り除くだけで済んだのですが (非球面レンズとか高屈折率レンズと呼ばれるものを使用)、 「撮像素子」はRGBをそれぞれ別の箇所で捉えて、 最終的に周囲の色を“作り出して”いる事と、 フィルムカメラの時代のレンズ設計では問題にならなかった 「記録面に斜めに入る光線」が撮像素子の構造上、幾分か遮られてしまう事から、 これまでの常識(補正方法)が通用しなくなったのです。 最近のレンズではデジタル専用設計によって補正がされていますので、 初期のデジタルカメラよりは色収差が少なくなているようです。 >それの端が弓なりに曲がって写っていたり これは「歪曲収差」と呼ばれるものです。 レンズで映像を結ぶ限りで言えば、撮影画像は「被写体のコピー」ですから、 「入ったものが出て行く」段階で形が歪む事は充分あり得るものです。 これに対しても“どのように歪むか?”の結果が分っていれば、 その歪みを再度別のレンズで歪ませて元に形に戻す(つまり、補正する)事で解決できるのですが、 コンパクトタイプのデジカメ(に限らず、フィルムカメラでも)にはひとつ大きな問題があります。 それは、カメラ、レンズのサイズが小さい事から“補正レンズを入れる場所がない”という事です。 レンズですから当然球面を持っていなければいけませんが、 それを一枚足す事でレンズやカメラボディのサイズが大きくなってしまいます。 当然製造原価も上がります。 特にズームレンズではただでさえレンズ枚数が多いですから その中にサイズを変えずに余計な補正レンズを組み込むのは至難の技です。 「軽い・小さい・安い」が全てと思っているユーザーが多い中で 高価・大型化はニーズに逆行するものとして受け入れられませんから、 メーカーはやむなく補正を諦めて製品化するのだろうと思います。 ただ、デジタルになって変わった事は、 そうした収差を画像生成の段階で補正(と言うより修正?)することが出来るようになった事です。 これも画像処理の技術が問題になりますから初期のデジカメでは対応できませんが、 新しい機種では結果として“歪みのない”画像を得られる機種もあります。 ● 以上、これらは「画素数」の問題ではなく、設計・製造と画像処理技術の問題が多いですから、 例え高画素機でも昔の機種では起こり得る現象です。 もちろん、それなりの開発費用が必要なものですから、 製品価格によって差が出るのも当然です。 現に今でも収差だらけの廉価機はたくさんあります。
他の方々もアドバイスされてるように、単純に画素数の問題だけでなく、光学的なレンズ性能やCCDのサイズも関係するので、逆に200万画素でも優れたカメラは綺麗に写ります。 アナログのフィルムを考えていただければ理解できると思いますが、35mmのフィルムを使う分には高級な一眼レフも使い捨てカメラも(概念的には)同じ画素数です。 ところが写りが違うのは、レンズの性能であったり、露出の処理であったりします。 こういった点を考えて、ショップで撮影見本を見せていただき、レンズなどに拘ったものをご購入されてはいかがでしょうか。
補足
なるほど。 やはり安物なんですかねえ、自分のは。 キ○ム○で先着5名様特価セールにて10000円で購入して気に入ってたのに!(1年以上前の話です(笑)) この機会にズーム機能付で画素数が500万画素程度のリッチなデジカメに買い換えようかしら。
- cyaba1964
- ベストアンサー率43% (292/677)
>端がまっすぐなもの(たとえば標識や看板など)を撮ったのに、それの端が弓なりに曲がって写っていたりします。 これはレンズの性能だと思いますよ。 樽型、糸巻き型と言うレンズの歪みからくるものです。 >撮った写真を見ると、色が違うところ(たとえば白地に黒、黒地に白など)の境界線の箇所が滲んでいたり、 こちらは恐らく画素数も関係するとは思います。ただ、画素数が高くても CCDの大きさも影響するのではないでしょうか。 CCDの大きさってのは要はフイルムのサイズみたいなもんで、 皆さん普通に使ってる35mmサイズのよりブローニーサイズの方が(中型カメラ用) 情報量が多いですもんね。 カメラは銀塩、デジタルを問わず、レンズの良し悪しと、 情報量が出来上がりに影響すると思います。
- hiroko771
- ベストアンサー率32% (2932/9040)
画素数(大)=1枚のデータ量(増)=きめ細かい描写…で間違ってないのですが 大抵の場合は、手ブレやピントがずれているせいですので、これは今のカメラを買っても 撮り方の基礎がしっかりしてないと同じ事が普通に起きます。 滲んでる部分は、画像修正ソフトで「シャープ」の補正を掛ける事で対処できたりもしますよ。 (最初の滲み具合が酷いと当然ダメですが…) 弓なり…は、撮影時にレンズの端にある物は、 「広角(ズームせず一番広い視野で撮った時)」の場合、そうなって当然です。 (それが広角レンズ・広角撮影の特徴なので…) ズーム状態でもそうなる場合は機種特有の問題です。(レンズ、受光部、画像処理)
補足
>撮り方の基礎がしっかりしてない フルオート式のカメラなので撮り方云々は関係ないと思うんですが・・・。 >ズーム状態 うちのカメラにはズーム機能はありません。 "単焦点方式"です。 普段は640*480の解像度で撮っているんですが、先ほどSVGAの解像度で撮ってみました。 結果は・・・やはり変わりませんでした。 カメラ固有の問題なんでしょうか。 一応国内の有名メーカー製のカメラなんですが。
- iiitttooo
- ベストアンサー率26% (83/308)
おはようございます。 必ずしも画素数がいくつだけで判断するのは難しいと思います。 初めからの状態なのか、使っているうちに変わってきたのか、失礼な表現をすれば使い方に原因があるのかいろいろあります。 同じ機種を使っている方がいれば比較が出来、それである程度の診断が出来ます。 次のことも提案したいと思います。 メーカーには必ず『お客様相談室』という部署があります。そこへ問題の画像を添付して相談する、ということです。
補足
はじめからです。 このデジカメを購入してすぐに撮った頃の写真をDドライブに保存してあるのでそれを見てみると、やはり質問文に書いたような症状が見受けられました。
5年ほど前に330万画素のデジカメを購入して家庭、仕事では時々ですが使っていますがそのような事はないですね。 プリンタのチェックはされてるのでしょうか。 今のデジカメは画素数競争になってるようで大変そう。 僕もお金があれば買い替えしたいのですがとりあえずは問題なく取れていますしお金もないしこれで行きます。 今使ってる機種は重たいのですよ。 コンパクトな今のデジカメにあこがれます。 話が余談になり申しわけありません。
補足
プリンタは関係ありません。 撮った写真そのものの話なんです。
補足
画素数が多くてもレンズそのものの性能が悪ければだめなんですね。