こんにちは。
ハウスに入らない事の意味は色々ですが、飼い犬が入らない理由を確かめる必要があります.
反抗としての行動である事(自分の行動を制約される事)が一番厄介です.
他の理由での事で有ればそんなに重大な事ではないので直ぐに入るようになります.
反抗と言う事であれば、主従関係が形成されていない事を意味します.この犬は、活動的で仕事をする事が好きな犬です.主従関係を築く事もそんなに大変な犬種では有りません.
月齢での事だと考えられますが、この時期が大事な時期です.6ヶ月の段階での訓練をなさいましたか.もし、なさっていないとすると、その事が問題行動に繋がってきていると思われます.
9ヶ月にも成ると力も付いてきておりますから、コントロールが難しくなってきますが、まだ子供ですので今のうちに確りとした躾を入れなおす事が出来ます.
この場合に一番考える事が出来る事は、疲れていないと言う事だと思います.休む状態に無いと言う事です.
休みたくない、つまりまだ外で運動したいと言う状態です.この状態での逃げ方を身に付けてしまったのだと思います.その事を認めた訳に成ります.
この事を矯正する事は主従関係に於いても大事な事に成りますので避けてはいけない事です.
これが原因である場合は、日頃の生活の中での接し方の見直しと運動が大事な事に成ります.
生活の中でのけじめを確りと躾ながら、運動をたっぷりとさせる事です.
運動と言っても瞬間的な運動をさせる事です.犬は、瞬間的な運動をする事でエネルギーの発散が出来ますし、休もうとします.この事を利用して回数を多くこなす事が出来ます.普通に運動させて居る状態では、この犬種の場合は、かなりの運動時間が必要になりますが、瞬間的な動きであればいったん休もうとしますので、この事を利用して『ハウス』の躾をします.
この時に大事な事は、出られない状態にするのではなく何時でも出られる状態で行う事です.
入ってすぐに出てきても良いのです.命令と行動の関係を学習するだけで良いと思います.
普段の躾が出来るようになり、我慢する事が出来るようになるのを見計らって閉める様にします.
閉める様に成っても出たいと言う行動を取る様だとすぐに出してやります.
これを繰り返すうちに、少し待ってねと一瞬時間をおくようにします.食事の時の躾が生きて来る時です.
『待て』の号令の意味を理解している様だと、この後に『待て』と命令すると待つはずです.
ここまで来ると後は繰り返すことと時間を延ばす事だけですから楽な物です.
この事からもお分かりの事と思いますが、日頃の生活の中での事が一番大事なことになります.
日頃の生活が、事もなく旨い具合に過ごせているとつい人の考えでの生活に成ってしまいますが、犬は、理解するまでには時間と繰り返しが必要です.そして、その条件と結果は一つに一つでなければいけません.人のような学習能力が有りません.条件が違うとその条件での事を教える必要があります.これは、人の場合も同じなのですが、大人に成るとその辺りの記憶が無い物で見過ごしてしまう事になってしまいます.
日頃の事に対する意識を変える事で改善できると考えます.
お礼
ありがとうございます。いろいろ参考になりました。