いよいよ四月も目の前、おめでとうございます。まだ回答間に合いますでしょうか。
制服が廃止となると戸惑うのは新社会人だけじゃなくきっと先輩たちも同じことでしょう。でも考えてみれば男性社員はもともと私服だったんですから女性とて私服にするというのは当然のことかも。
就職活動で着ていた黒のスーツ、新人と言える間はこれでもいいけれど、やはり営業部門の勤務用としては少し重い感じがしますね。できればこれ、礼服代わりにしておいて、勤務用にはいかにも社会人らしいスーツを新調したいところ、色はやや明るめの紺、少し落ち着いた青、あまり黄色系の強くないベージュ、ウォームグレーなんかは無難、ことに抑え目に織り込まれたストライプなんかの紺系のスーツなんかは着る人をスリムでスッキリと見せるし、キリッと活動的で知性的な雰囲気を出すにはベスト。反対に茶系、緑系、橙系などの中間色は暖かみがあるもののキリッと引き締まった雰囲気は出し難いし、インナーとの取り合わせが限られやすく案外難しい気がします。
インナー、これはもうかなり自由度が高い。仕事用であることを考えた清楚で知的で品が良いものでありさえすれば、ボタンダウンのワイシャツにネクタイといったモノセックス的なスタイルからTシャツまで最近はほとんど制約なしといった感じ。
スーツが落ち着いた色調のものだと色もピンクやイエローなど思い切って鮮やかにしてもおかしくはないでしょう。もっとも、このあたりは会社の社風や伝統、先輩たちのセンスや組み合わせ方も意識しなくてはならないでしょうけれど。
それと、私服だと朝早くから夜まで一着の服を着続けるわけだから、できれば翌日は休ませてあげたいもの。とりわけオシャレでもない男性社員でもけっこう日替わりでスーツを変えるのは、そうすることでスーツの「持ち」が全然違ってくるからだとか。とにかくホコリが付きやすいのでしっかりブラシをかけてからハンガーに吊るしてシワやクセを取ることが大切。となるとやはりシーズン毎に最低でも3着は要るという計算にはなるけれど。
ことに明るい色のスーツだととかく髪が触れる襟足側やブレスや時計と擦れやすい袖口、裾などのちょっとした汚れが人の目に止まりやすいので注意しましょう。若い独身の男性なら「まあ仕方がないか」と大目に見てもらえるかもしれないけれど、そこはやはり女性には厳しいもの。アクセサリー類もまた「清楚に」がキーワード、「石モノ」は基本的にアフターファイブのものと考えた方が無難。
といったわけで、できれば同じような会社が並ぶ地域を散歩しながら他の人の姿を観察、あるいはテレビの女性アナのセンスを参考に。ただ、女性アナたちの場合はあまりアクセサリー類を着けていない、その理由は必要以上の飾り気を排していると同時に、強い照明を当てられてアクセ類が乱反射しないようにとのことらしいです。
書いてみると当たり前のことばかり、参考になればいいけれど。。。。