「超常現象」と呼ばれるジャンルがあります。
例えば、UFO、超能力、UMA(未確認動物)、奇現象、転生輪廻・・・
それぞれ、意図的ないたずら・明らかな誤認などが相当含まれており、本来の真偽判断を阻害しているのが現実です。
中でも、「心霊」というジャンルは、その傾向が大きく、典型的なものが「心霊写真」ブームですね。
一般の人が、占いを楽しむように「心霊写真」を面白がっているうちは可愛いのですが、心霊者なる者が登場して解説するようになると、真実と誤解する人々が増えて、困ったことになります。
で、心霊写真は論外として、幽霊や霊界に関係ある現象について、以下簡単に分析してみます。
(霊媒)・・・幽霊を呼び出して、その言葉を伝えるという能力ですね
→これは、完全に「嘘」「商売ベース」の人が圧倒的に多く、且つ、真偽の証明が「言葉」だけですので、検討外でしょう。真実度1%。
(幽霊)・・・海外では、洋館に、足音や声が聞こえるし、写真にも撮影されることもあり、結構真剣に研究されています。
日本では「お化け」のイメージが強く、まともな研究はあまり進んでいませんね。
他の要因でも説明できる現象なので、真実度5%
(自動書記)・・・日本では「コックリさん」というものが近いですが、会の参加者が皆で持ち合っている筆記具が、質問に対して「幽霊によって」回答を書く現象
→回答を知っている一人の意思で、筆記具が動いていくという分析もあり、真実度5%
(ポルター・ガイスト)・・・映画にもなりましたね。人や家具が、すさまじい勢いで空中を飛び回る現象
→実際にこの現象が起こることは事実です。但し、幽霊の仕業というより、個人の「超能力」のなせる業の可能性が高そうで、幽霊としての真実度は20%
(幽霊の物質化)・・・霊媒師が、「エクトプラズム」と言われる、霧のような布のような物体を口から吐き出す現象が有名。
これは、白い布を隠し持っているところを見つかってしまった例があり、まあ、手品の一種で、真実度0%
このように、真実度が極端に低いものが多すぎて、「幽霊はいない」と言わざるを得ないようにも思います。
他のジャンルですと、それなりに可能性を否定しづらい現象が結構あるのですがね。
お礼
回答ありがとうございました。 大変参考になりました。