怒りだすと、だんだん自分のなかでアツくなってきて、アタマのなかで“あのときもそうだった!”っていう記憶がどんどん出てくるんですよね。ふだん、”むぅ、これはどうなんだ”って口に出さないけどちょっとムカついたこととかが、そういう機会にバンッ!ってふき出しちゃうっていうのもあるのかなぁ。
でも高校2年生のあなたにとってみれば、どうしてそんな過去のことといっしょにして怒られなきゃなんない?それもよく分かります。
ひとつには、時間の流れ方がが17歳とあなたのまわりの大人たちとは違うってのがあると思います。
あなたやまわりの友達にとっては、毎日いろんなコトが起こるし、いろんなコトを考えるから、昨日起こったコトをアタマんなかでちゃんとカタをつけずけられなくても、いろんなコトをどんどん片付けていかなくっちゃいけないですよね。
でも、もう少し年上のヒトって、ひとつひとつの課題にそのつどこたえを出していくのってむずかしいってわかってる代わりに、ムカシのことでまだ怒ってなかったこととかってのを、とりあえずアタマのどっかにためこんでおくことで毎日を過ごしてるってトコがあるんだと思います。
そういうのが、怒りにまかせてあなたに怒り出すときに一緒に出てきちゃうんじゃないですか。
ボクは思うんだけど、17歳のときにそんなふうに思ってたっていうこと、けっこう自分が年上の立場になったときには忘れちゃうんです。それでおんなじことを年下の相手にしちゃうんだけど、あなたが分かっているように、そんなのって反発されるだけですよね。
あなたには、年とったヤツはそういうもんだってわりきってもらうしかないですけど、あなたが年上の立場になったときそんなヒトにはなりたくないって思ってたってこと覚えておいてほしいなぁ。
なんだかこたえになってないですね。
ぺこり
お礼
いえいえ、いろいろお話してくれて嬉しかったです☆ わたしは、過去の事一緒に怒るようなおとなにはなりません☆