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重陽の節句に関連したことです

「重陽の節句」について調べていたところ  日本で平安時代に「重陽の節句」の一部として行われていた「菊着絹」の行事の様子が<枕草子>や<源氏物語>に登場していると書かれていました。 それぞれどのあたり(どの章)に書かれているか ご存知の方 いらっしゃいましたら 教えてください 「

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  • usagisan
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回答No.1

 枕草子ですが、 http://etext.lib.virginia.edu/japanese/sei/makura/SeiMaku.html に本文がありますので、「菊」で検索したところ次のような箇所が見つかりました。 段数は小学館「古典文学全集 枕草子」(能因本)のものです。 8段 「正月一日、三月三日は」 ……九月九日は、曉がたより 雨少し降りて、菊の露もこちたくそぼち、おほひたる綿などもいたくぬれ、うつしの香ももてはやされたる。つとめては止みにたれど、なほ曇りて、ややもすれば、降り落ちぬべく見えたるもをかし。 46段 「節は、五月にしくはなし」 ……九月九日の菊を、綾と生絹のきぬに包みて參らせたる、同じ柱にゆひつけて、月ごろある藥玉取り替へて捨つめる。又藥玉は菊のをりまであるべきにやあらん。されどそれは皆糸をひき取りて物ゆひなどして、しばしもなし。  「きく」とか「重陽」とかで検索したらまだあるかも?  源氏物語も http://etext.virginia.edu/japanese/genji/original.html に本文がありますが、こちらは巻別になっているので、私には、54回呼び出して、54回検索をかけるヒマも元気もありません。申し訳ないですが、ご自分でお調べになって下さいませ。m(__)m

参考URL:
http://etext.virginia.edu/japanese/genji/original.html
sein
質問者

お礼

早速教えていただきありがとうございました 教えていただいた サイト知らなかったので とても役にたちました

その他の回答 (3)

  • MinmMinm
  • ベストアンサー率33% (43/128)
回答No.4

他の方のご質問の場で恐縮ですが(^^; Usagisanさん、seinさん、勉強になりました。 どうもありがとうございました☆ (バグ取りがんばってください(^.^))

  • usagisan
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回答No.3

「ヒマと元気がない」と言ってたはずなのに、MinmMinmさんの書き込みに触発されて、usagisan の再登場です。(^^;) http://member.nifty.ne.jp/little/topics/tyouyou.htm に、 「●重陽の節句と菊の花」と題して、 ……菊酒を飲むだけでなく、菊の花に絹をかぶせその香りとつゆをうつしたもので体をなでると長寿になれるという「菊着絹(きくのせわた)」が行われました。                ↑(^^) という記述がありました。(goo〔=「教えて!」の方じゃなくて、サーチエンジンの方〕で、「菊」と「着」と「絹」で複合検索を掛けてみました。)  やはり、こういう表記法もあるんでしょうか?  それと、小学館の日本語大辞典の「菊」の項に「菊の被綿(きせわた)」として、  「昔、重陽の節供(九月九日)に行なわれた慣習。陰暦九月八日の夜、菊の花に真綿をかぶせて霜よけとし、また、その香と露とを移して、九日の重陽にその綿で身を拭うと、老いを去り命が延びるとされた。きせわた。きくのわた。きくわた。《季・秋》」 という説明がありました。  ところで、この「真綿」って植物の綿ではなくて、マユから取った絹の繊維を綿状にしたものではないのでしょうか。どこかでそんな記述を読んだ記憶がありますし、植物の綿(木綿〔もめん〕)が伝わったのって、もっと後ではなかったでしょうか(http://www.masuhisa-naturecolor.co.jp/pagefolder/zakkicho/zakkicho1-2.htm によると、戦国時代末期)。 まあ、ご参考までに。  ……ということで本来の業務に戻ります(VBのバグが取れない(;_;) )。

sein
質問者

お礼

再度 教えていただきありがとうございます ただ 写しただけで書いた「絹」 その「絹」に指摘のような深い意味があることがわかりました 知識の豊富さ 尊敬します

  • MinmMinm
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回答No.2

直接の回答ではないのですが....。 わたしが聞いたことがないだけなのかもしれませんが、 ご質問中の「菊着絹(きくのきせぎぬ?)」は「菊着綿(きくのきせわた)」 (「菊の綿(わた)」「菊の御中(おなか)」などとも言う)ではないでしょうか。 #1でusagisanさんが調べ出された8段の記述がそれですね。 検索の際など、ここがちょっと違うだけで、見つかるはずのものが 見つからなくなったりするかも、と思ったので指摘させていただきました。 でももし「菊着絹」という言い方もあるのだとしたらごめんなさい。 (だとしたら、わたしも勉強になりました。) 「菊の綿」の行事については、他にも「紫式部日記」など、 けっこういろんな日記・歌集等でちらっと出てくるようです。 それから、「江馬務著作集」の第九巻に、「菊のきせ綿考」という研究が 収録されています。 「菊の綿」の行事が、枕草子や源氏物語をはじめ、どの書物のどこに登場するか といったことも、もしかしたら、この本文中で言及されているんじゃないでしょうか。 以上、ご参考までに。

sein
質問者

お礼

ありがとうございます 「絹」と「綿」指摘されはっとしました あわてて検索し直したら そこには「絹」と。。。 ただし これも間違って載せた可能性もありますね もう一度調べてみます とても勉強になりました