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ざらついた映像の撮影方法
撮影技術については素人なのですがどうしても知りたい撮影用語があります。 CM、映画などで映像が“きめの粗くざらついた、色彩が目に焼付くような感じの”シーン、ご覧になった方いらっしゃると思います。 あのような映像はVTR、フイルム、それぞれでどのような手法で撮影され、またそうした手法のことを業界ではなんと呼んでいるのか、是非知りたいのです。 ご存じの方是非よろしくご教示ください。
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35mmフィルム撮影か、HDか、など撮影手法によって異なりますが、フィルムでは、強い粒子感を持たせる手法として「銀残し」(スキップブリーチまたブリーチバイパス)があります。手法としては1960年代頃からあるものです。コダックのサイトにあるように、ネガ現像の段階と、プリントの段階(デュープネガ)の段階で行うものとがありますが、いずれもカラー現像時に必要な漂白の工程で本来除去される銀を残したまま現像工程を終了させます。最近の映画ではフィルムの銀の含有量の低下に反比例するように増えている手法です。 ビデオ映像ではノンリニアのエフェクトソフトで行う手法があります。「55mm」などのソフトが有名です。ビデオ編集の段階でフィルムグレイン(粒子)やダスト、スクラッチを加え、フィルムルックに近いガンマの映像にします。 http://www.digitalvideo.jp/FEIproducts/dft_products.html http://www.cvalley.co.jp/AE/digi_effects/cinelook.html CMではごくまれに、8ミリフィルムで撮影し、それをテレシネする方法でフィルムルックの映像を撮影する場合もあります。
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- inaken11
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銀残しといわれています。 参考URLみたいな感じのことでしょ?
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考URL見ました。素人にはやっぱり難しいですね。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。URLも大変参考になりました。