少年ジャンプでは何故、スポ根漫画が受け入れられなくなったか?
先週、電車のつり棚に置いてあった少年ジャンプを見つけて、読んでみた。少年ジャンプを読むのは何年ぶりだろうか?
この少年ジャンプ(9月15日発行40号)の183ページに「バクマン」という漫画の主人公らしいキャラクターが次のように言っている。
「たとえばジャンプだと残念ながらスポ根は流行らないと思うよ」
続いてこうも言っている。
「時代なのかな逆に今スポ根で天下取ったら凄いんだろうけど」
確かにジャンプでスポーツを描いているのは「アイシールド」くらいだろう。
一方、少年マガジンでは「はじめの一歩」「ダイヤのA」「エリアの騎士」「スマッシュ」「ベイビーステップ」「花形」など多様なスポ根漫画が連載されている。
今のジャンプと言えば、「超能力を持った主人公と仲間達が異世界で巨大な敵と戦う」という漫画が多い。
だけど、昔のジャンプは「友情・努力・勝利」をキャッチフレーズにしていて多くのスポ根漫画が連載されていた。
「プレイボール」「ホールインワン」「キャプテン翼」「スラムダンク」「テニスボーイ」など長期連載された作品も多い。
それがなんで今の「超能力ファンタジー漫画」路線になってしまったのか、何故少年ジャンプではスポ根漫画が受け入れられなくなってしまったのか理由をご存じの方は教えてください。