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フジテレビとライブドアの関係についての疑問
- フジテレビとライブドアのニッポン放送株の取得について疑問があります。
- フジテレビがニッポン放送株を50%取得しても、筆頭株主はフジテレビとなります。
- フジテレビがニッポン放送株の取得株を25%に引き下げることによる影響について知りたいです。
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こんばんは。 そう言うことです。 先ほども書いたように、元々ニッポン放送の経営権の問題じゃなくて、グループ全体の問題だったわけです。 それに25%も持っていればライブドアも好き勝手には出来ませんしね。 ライブドアにしてもグループを支配できないのにニッポン放送の筆頭株主で居続けてもメリットは薄いし、そうなれば高値で売り飛ばすのが正解でしょう。 つまり、ライブドアにグループ支配の野望を捨てさせることに成功すれば、遅かれ早かれ手元に戻ってくると踏んでいるのでしょう。 金を出す覚悟があっても、安上がりで有効な方法があればそれに移行するのは当然だと思います。
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- rightegg
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こんばんは。 そう、50%持っていればフジが筆頭です。 なぜ25%に下げたのか? ただ当たり前ですが莫大なお金がかかってしまいます。同じ効果が25%で得られるのなら引き下げるのは当然でしょう。 ニッポン放送を取られるデメリットは、実はニッポン放送そのものではなく、それが結果的にフジサンケイグループ全体を支配する構図になるからです。 (ニッポン放送はグループの持ち株会社で、グループ他社の株を多く保有しています) つまり、ニッポン放送の筆頭株主は、フジサンケイグループに対しても支配力を及ぼせるわけです。 しかし、同じくグループであるフジテレビがニッポン放送株を25%取得すれば、ニッポン放送の持つ発言力を無効に出来るわけです。 さらに、株主上位10人で全体の80%を越えてしまうと、上場廃止になるという事にも気が付いたので、25%にしました。 ちなみに上位3人(ライブドア、フジテレビ*25%と仮定、村上ファンド)ですでに70%を越えますので、充分可能性があります。 これに対してライブドアは引き続き50%超を目指し、経営権を取得した上で増資、フジテレビの%を相対的に下げてこれを回避すると公言しました。 (実際は村上ファンドとの連合が最も近道ですが)
お礼
早速のお答えありがとうございます。ただ、解らないのが25%取得では、筆頭ではないので、同じ効果が得られるのでしょうか?ニッポン放送の経営権はいらない!ということでしょうか。50%取得によりニッポン放送の経営権をとっておけばなんの問題もないのではないでしょうか。たしか最初は50%取得のTOBをしようとしていたんですよね。お金がかかる覚悟はあったと思うんですが・・。
お礼
ありがとうございます。かなり解ってきました。当初の50%取得のTOBが理解を曲げる原因だったようです。 例えば、もともとのTOBの話がなくて、『フジセンケイグループの経営権のねじれ現象(大きなフジテレビが小さなニッポン放送の子会社となっていた)を利用して、ライブドアがニッポン放送の株取得を行い、フジテレビへの影響力をも持とうとしたところ、フジテレビは対抗措置としてニッポン放送の株25%を取得し、ライブドアの好き勝手にさせないよう動いた。』という場合と同じと理解してもよろしいんでしょうか。 グループにおける「ねじれ」解消とライブドア脅威の解消の両立ができるTOBを実行するべきだと思ったのですが、それ以上にグループからライブドアを排除したいという気持ちが根本にあるということでしょうか。だとすれば納得なのですが。
補足
すみません的外れなことばかり聞いて・・。でもやっとすっきりしました。フジテレビのニッポン放送株25%所有によるところの効果がわからなかったのです。いろいろ調べたところ、商法241条によるものと解り、非常にすっきりしました。25%所有とは、ニッポン放送のフジテレビへの議決権がなくなる割合であったということなんですね。しかも、あと5%取得で上場廃止のプレッシャーもかけることができる。righteggさんいろいろありがとうございました。