寝癖を直すよりも,寝癖にならないようにするべきでしょうね。
そうすれば,朝,忙しいときに時間を奪われませんからね。
寝癖になってしまう原因は,頭皮の乾燥が不充分だからです。
ですから,夜,シャンプーしたとき,頭皮を中心に乾燥しますと,寝癖を防ぐことが出来ます。
ということで,乾燥方法を書いておきます。
1.
お湯に浸して固く絞ったタオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収します。
拭くということではありませんので,あまり,頭皮や髪の毛を擦らないように注意してください。
2.
1だけでは吸収されない部分がある場合のみ,同じタオルを固く絞り直して,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして,髪の毛の水分を吸収します。
このとき,絶対に,擦ったり叩いたりしてはいけません。
3.
乾燥タオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収してください。
このときも,拭くのと違いますので,あまり頭皮や髪の毛を擦らないように注意してください。
4.
3だけでは吸収されない部分がある場合のみ,同じタオルか,別の乾燥タオルを用意し,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして,髪の毛の水分を吸収します。
このときも,絶対に,擦ったり叩いたりしてはいけません。
5.
ドライヤーのノズルをはずすか,または,スライドさせて,ドライヤーの風の出口が大きくなるようにしてください。
なお,ドライヤーによる乾燥が終わりましたら,ノズルは元の状態に戻してください。
6.
ドライヤーのスイッチを強風,または,ワット数の大きい方に入れ,ドライヤーを持つ腕を軽く伸ばして,必ず遠くから,ドライヤーの風を髪の毛の中に送り込み,頭皮を乾燥させます。
なお,後頭部などのように,ドライヤーと頭皮の距離が保てない場合は,ドライヤーのスイッチを弱風,または,ワット数の小さい方に入れて,乾燥するようにしてください。
このとき,空いている方の手で,髪の毛を掻き分けながら頭皮を乾燥しますと,比較的簡単に乾燥させることが出来ます。(なお,火傷には充分注意してくださいね)
7.
6では乾燥出来なかった部分がある場合のみ,6と同じ要領で,その部分の髪の毛をドライヤーで乾燥します。
これで,たいていの場合は,寝癖を防ぐことが出来ますよ。
ただし,寝汗がひどい人の場合は,この限りではないですけどね。
その場合は,シャワーを浴びることをお薦めしておきます。(もちろん,乾燥方法は,上に書いた方法をお薦めしておきますよ)
「髪の毛を濡れたままにしとくと細菌がつきやすい」というのは間違いです。
雑菌がつく可能性は,髪の毛が濡れていてもいなくても,同じ確率です。
しかし,頭皮が濡れたままになっていたり,下に隠れたようになっている髪の毛が濡れたままになっていますと,雑菌が「繁殖」します。
また,寝癖の場合,髪の毛の途中から曲がることは,0ではありませんが0に近く,ほとんどの場合は,髪の毛の根本から曲がってしまいます。
寝癖を直すには,熱と充分な水分が必要です。
そのため,たいていの場合,頭皮まで濡らしたり湯気を届かせませんと,寝癖は直りにくいです。
しかし,寝癖が直っても,頭皮が濡れたままになっていれば,雑菌が繁殖してしまいますから,タオルやドライヤーで乾燥させる必要があるということになるのです。
お礼
ニコチンが中に入ることもあるんですか・・・ トリビアでした。 有難うございました。