形状記憶パーマもデジタルパーマも,大きく分ければ,「ホットパーマ」(便宜上,私はこのように呼んでいます)の部類に入ります。
この反対が「コールドパーマ」で,通常,単に「パーマ」と呼んでいるものがそれにあたります。
コールドパーマは,熱と乾燥に弱く,ホットパーマは,反対に,水分に弱いです。
ホットパーマは,コールドパーマに比べて,弱点が少ないため,カールがゆるみにくいですが,それでも,本来よりは長保ちしにくくなってしまいます。
ですから,きちんと乾燥させることをお薦めします。
と書きますと,つい,カラカラになるくらいまで乾燥させてしまう人がいますが,それでは,今度は髪の毛が焼けてしまいます。
ですから,髪の毛の水分保湿率が11~12%くらいになるのがベストではないかと考えていますよ。(ちょっと,乾燥気味かなという程度ですね)
ドライヤーを使用したとき,すぐにパサついてしまうのは,たぶん,髪の毛を先に乾燥させているからではないかと思われます。
ですから,まず,頭皮から乾燥するように心掛けてみてください。
ということで,一応,私がお薦めしている乾燥方法を書いておきますので,参考にしてみてくださいね。
1.
お湯に浸して固く絞ったタオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収してください。
このとき,頭皮や髪の毛を擦らないように注意してください。
頭皮をタオルで包み,そのまま,頭皮を揉むようにして水分を吸収すると良いと思います。
2.
1だけでは吸収されない部分がある場合のみ,同じタオルを固く絞り直して,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして,髪の毛の水分を吸収します。
このとき,絶対に,擦ったり叩いたりしてはいけません。(キューティクルの破損等につながる危険性があるためです)
3.
乾燥タオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収してください。
このとき,頭皮や髪の毛を擦らないように注意してください。
このときも,頭皮をタオルで包み,そのまま,頭皮を揉むようにして水分を吸収すると良いと思います。
4.
3だけでは吸収されない部分がある場合のみ,同じタオルか,別の乾燥タオルを用意し,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして,髪の毛の水分を吸収します。
このときも,絶対に,擦ったり叩いたりしてはいけません。
5.
ドライヤーのノズルをはずすか,または,スライドさせて,ドライヤーの風の出口を大きくします。
なお,ドライヤーによる乾燥が終わりましたら,必ず,ノズルを元の位置に戻してください。
6.
ドライヤーのスイッチを強風,または,ワット数の大きい方に入れ,ドライヤーを持つ腕を軽く伸ばして,必ず遠くから,ドライヤーの風を髪の毛の中に送り込み,頭皮を乾燥させます。
なお,後頭部などのように,ドライヤーと頭皮の距離が保てない場合は,ドライヤーのスイッチを弱風,または,ワット数の小さい方に入れて,乾燥するようにしてください。
また,髪の毛が焼けてしまわないように注意するためには,ドライヤーで乾燥している部分を,ドライヤーを持っていない方の手で,ドライヤーの風が当たる部分を掻き分けたりしていますと,乾燥しやすく,かつ,髪の毛を焼いてしまうことを防止出来ます。
なお,髪の毛が焼ける前に,手が熱くなりますので,火傷に注意してくださいね・・・というか,手が熱くなるようでは,ドライヤーのかけすぎです。
7.
6では乾燥出来なかった部分がある場合のみ,6と同じ要領で,その部分の髪の毛をドライヤーで乾燥します。
お礼
アドバイスありがとうございます! タオルドライのみでいけるんですね!私も"巻きました"ってよりは緩やかウェーブでOKなので、 確かに髪質によるのでしょうけれどタオルドライのみで大丈夫な髪質も あるってことだけでなんか希望を持ってしまいました(笑) 私も面倒くさがりなのでドライヤーが3日坊主になりそうで・・・ 実際にかけているかたのアドバイス。とても参考になりました。ありがとうございました!