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可愛らしいジャズ曲
可愛らしく朗らかな感じのジャズの曲はありますか? ジャズにはあまり詳しくないのですが、以前ここで紹介されていた、スヌーピーのサウンドトラックを購入して聴いています。 適度に落ち着きがあって、静か過ぎず、メロディが可愛いので気に入っているのです。 オススメありましたら、教えてください。
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>altosaxさん、y_tacoさん、ありがとうございました! >歌モノのおすすめをいっぱい教えて頂いたので、 >今度は楽器だけのものでおすすめはありますか? 白人モダンジャズのデイブ・ブルーベック・カルテットと、スイング時代の黒人ピアニストテディ・ウィルソンは器楽だけのジャズで最初におすすめしてみた可愛い代表なんですが、もっとおしゃべりしても許していただけるなら、とっておきの私の涙がとまらないほどキュートなプレイヤーをご紹介します♪ ジャズの都というとニューヨークですが、ニューヨークが不景気で、ハリウッド映画音楽のおひざもとのロサンゼルスが都だった時代がありました。これをウエストコーストジャズと呼ばれています。 このウエストコーストジャズという種類のジャズは白人中心だったのですが、どの作品も全部がプリティ、というすばらしい種類のジャズでした。 なかでも最高に涙が出てしまう感情豊かな大スターだったのがアルトサックスのアートペッパーで、日本でも大変な人気でした。 アートペッパーは、ハンサムな風貌と、甘くせつないサックスの音色で女性ファンも非常に多いことで有名でした。 快速調の曲では元気な子犬のように可愛く跳ね回り、スローなバラードでは真綿の中でみゅーみゅーとうぶごえを上げる生まれたての赤ちゃんのような甘えんぼうぶりを発揮してくれます。 なかでも、1953年(RCAレコード社)と57年(パシフィックジャズレコード社)に二回録音された「バニー」というバラードは、本当にゆりかごの中にいるうさぎの赤ちゃんをいつくしんでいるような可愛さにあふれて、私の涙は止まりませんでした。 (私がaltosaxを吹くきっかけになったのもこの人にあこがれたからでした^^) 日本人では、kumagawa さんが絶対テレビで見たことのある人が、プリティジャズの大御所です! みのもんたさんのおもいっきりテレビに常連さんで出ている白髪のクラリネット奏者、北村英治さんです。 見た目も素敵な紳士といった感じのやさしいお人柄のおじいさんですが、演奏するクラリネットも、とてもラブリーでハッピーなスタイルです。 この北村英治さんは、実は最初に紹介した黒人ピアニストのテディウイルソンと大のなかよしで共演盤もたくさんあります。(80年代にテディさんががんでなくなってしまい、大変悲しんでおられました) そういうルーツがあって、北村さんの音楽もあんなに可愛いのだなあ♪と納得ができました。 ところがこの北村大先生、若き時代は、「趣味結婚、特技離婚、性癖再婚」とからかわれて恋も無邪気だったのかしら(^^)と、今のすてきな老紳士ぶりから想像すると思わず、くすくす、としてしまうところもお茶目ぶりの発揮なのかもしれません。 ぜひ北村英治さんがテレビに出演されているときには、目をまんまるくあけてよーく見てみてくださいね(^^) 東京銀座のスイングというお店に定期的に元気にライブ活躍もしていらっしゃいますので、生もご鑑賞ください。
- 参考URL:
- http://eijikitamura.com/
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- sx-10
- ベストアンサー率25% (3/12)
ジャネット クラインをお奨めします。1910~1930年代のホットジャズのスタイルで古い歌を古い楽器構成(マンドリン、ピアノ、ウクレレ、ジプシーギターx2、ウッドベース、ウオッシュボード、アコーディオン、クラリネット、コルネット、)でやってます。楽器だけ見るとジャグバンドのようですが、ジャネットの歌でまたひと味違います。かわいい歌声でほのぼのしますよ。日本で取り扱いのバッファローレコードのURL貼っときます。他にもトーチ、ホットクラブオブカウタウン、アサイラムストリートスパンカーズなどお奨めアーティストを扱ってます。
- 参考URL:
- www.buffalo-records.com
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
すみません、さきほど#4で大事なことを書き忘れていましたので補足させてください。 アートペッパーの演奏を可愛いジャズの大推薦、としていますのは、これは実は「期間限定品」なのです。 1950年代の演奏に限って、どんなお菓子よりも甘く、どんなラブストーリーよりもセンチで、どんな花より可憐で、どんな子犬より無邪気な演奏スタイルだったのです。 1960年代以降になると、ジャズ界全体の流れの変化や私生活上の困難などもあって、ペッパーさんは大きな心境の変化をとげ、「強い男!」を強烈にアピールする演奏スタイルに変貌していきます。 これはまたこれでカッコイイジャズとして魅力たっぷりですが、若かった50年代の演奏と聞き比べると、同じ人が演奏しているとは思えない変身ぶりですので、興味があったら聴き比べをしてみてください。 「ある男の人生の物語」というものを演奏を通してくっきりと垣間見ることが出来ます。 そういうところも、「ああ、ジャズだなあ・・・」と思ってしまいます♪ あと北村英治さんについては、みのもんたさんの番組で人生相談、夫婦問題、などのコメンテーターとして出演を頼まれている理由が、なんとなくわかっちゃいますねえ(^^) ライフスタイルもおしゃれだし、おん年75歳にして「ボクはおっちょこちょいですから」と謙遜する北村さんはとても優しいおじいちゃん(あんまりこの単語をつかうと怒られちゃいますが)ですので、サインも気軽に応じてくれますよ。 (でも、音楽への情熱はとてもきびしいです!そこがまたキュートなプレイの内側で人間的に尊敬できるところでうもあります) ライブ会場へgo!
お礼
お返事が遅くなりすみません。 altosaxさん、またまた貴重な情報をありがとうございました! あの北村英治さんが、そんな素敵なクラリネット奏者だったなんて知りませんでした…お恥ずかしい。 あの人が奏でる音楽、さぞかし可愛らしい音色なんでしょうね。ぜひ聴いて見たいと思いました。 先に教えていただいたアートペッパーの演奏も、興味があります。ジャズは人生を表すものでもあるのですね。勉強になりました。 あと、私、初めての「教えてgoo」だったのですが、ここでこんなに素晴らしい話が聞けたことに、ちょっと感動しています。本当に本当にありがとうございました。
- neko2100
- ベストアンサー率27% (90/333)
スヌーピーのサウンドトラックを、お聞きになられたのなら「ライナス&ルーシー」の作曲者、デビッド・ベノワの曲はいかがでしょうか?
お礼
お返事が遅くなりすみません。 「ライナス&ルーシー」はCDの中でもとても好きな曲です。 そういえば作曲者までは調べていませんでした! その手があったか、という感じです! ぜひぜひチェックさせていただきます。 ありがとうございました!!
- y_taco
- ベストアンサー率25% (199/775)
こんにちは。 これであなたもジャズ仲間ですね。 金子晴美さんを紹介します。 デビュー以来のファンです。 とってもPOPな歌声でかわいらしいですよ。 日本ハムのウィニー!!って一度は聞いたことあるでしょ?あの声の方です。 サザンの曲をジャズアレンジで歌ったアルバムも有名です。
お礼
ありがとうございます(^^) この方は知りませんでした~。でも、日本ハムのは、そういえば聴いたことがあるような気がします! アルバムも何枚か出ているようですね。見かけたら是非チェックしてみようと思います! サザンのアレンジも良さそうですね♪
補足
altosaxさん、y_tacoさん、ありがとうございました! 歌モノのおすすめをいっぱい教えて頂いたので、 今度は楽器だけのものでおすすめはありますか? 宜しくお願いします。
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
わたしもジャズの可愛らしさと朗らかさに引き込まれて、大ファンになった者です♪ スヌーピーのジャズ、というと、ビンス・ガラルディのピアノですね(^^) もうひとつ非常に有名なので、デイブ・ブルーベック・カルテットの代表作「デイブ・ディグス・ディズニー」というディズニーランド大特集の作品(1957年)がキャラクターものとして人気あります。 このバンドは、何をやっても可愛く朗らかで、バラードではしんみり涙が出ちゃうスイートなのが特徴ですからもし気に入っていただけましたら他の作品もどんどん聞いてみてください。 私のお気に入りは、不思議の国のアリスが収録された1951年の「ブルーベック・デスモンド」です! あと、古いスイングジャズのピアニストで黒人なのですが、とても洗練されておしゃれなテディ・ウイルソンという人がいます。この人の作品をみつけたら、何でも可愛いですよ。 (なんだか古き良き時代の、ほのぼの・・・という感じで紅茶でカントリイマアムをぽりぽりしながら聞くのが似合ってるタイプです) ボーカルでは、女性ですが、ブロッサム・ディアリーがだんとつです。名前からしてお花なんですが、歌い方から声からすごくおてゃめで可愛いの一言につきます。 作家の林真理子さんが、この人にあこがれて「ブロッサムのように」を書いてヒットしたのは有名です。 アメリカ人ですが、パリで永いこと暮らして、フランス語と英語をまぜて歌うジャズが超おしゃれで、しっとりしていながらお茶目です。 ブロッサム・ディアリーは、野に咲く小さな花、という感じの白人なのですが、ハイビスカス満開の大木、という感じのふとっちょお母さんの黒人が、ローズ・マーフィーです。 歌うのが嬉しくてたまらない様子がレコーディングにもろにでていて、息継ぎしながら、いつもいっひっひ!と笑い声が入るんですよ。 ぴょんぴょん元気にはじける歌いっぷりは、なんだか南の国の小さな島の幼稚園の先生という感じです。 まんが家の水森亜土さんが、ローズ・マーフィーさんをめざしていて、東京のライブハウスで同じ歌い方をしてお客さんを喜ばせてくれています。 男性歌手では、ボビー・トゥループという人が、いたずらっ子の男の子、みたいな歌い方です。 このひとのCDはあまり多く売り出されていないので、多少おさいふが苦しくても、みつけたらすぐ買っておいたほうが幸せです。 1953年の「ボビートゥループ!」というアルバムに入っている、「三匹のくまさん」は童話をそのまま歌った曲ですが、何度聴いても涙が出てしまいます。 むかしのアメリカの子供たちはこういうのを聞かせてもらってたのかなあ、と思うとうらやましいですなあ。 彼はそんなジャズ歌手なので日本での人気はほとんどゼロに近いのですが、奥様はなんと超有名な美人歌手のジュリー・ロンドンです。 あと、おしどり夫婦のピアノ弾き語りコーラスで、「ジャッキー&ロイ」も、おしゃれと清潔感と可愛さでナンバーワンです。奥さんのジャッキーはとても美人で声が透き通って、発音も教科書どおりの日本人に聞きやすい歌詞で歌ってくれて、だんなさんのロイはとてもハンサムでやさしい歌声でからみあいながら、ピアノを上手にスイングさせます。 この夫婦コンビはたくさんCDも出ています。 まだまだ他にも可愛いジャズは言い出すときりがないんですが、他の人に怒られてしまいますのでこのへんでやめときますね(^^) だいたい、ジャズって特別荒荒しいのを除けばみんな可愛いですもんね。 素敵なジャズライフを送ってください。
お礼
定番からレアなものまで、いろいろご紹介頂き大変参考になりました。 どれも素敵ですね~。読んでいるだけで、幸せ感が伝わってきます。 今まであまり古いものは敬遠してしまっていたのですが、この機会にどんどん聴いていけたらいいな、と思いました。 これだけあると、本当に迷ってしまいますが(^^)最初のインストのものが特に気になったのでこの2つから探してみようと思います。 日本の有名人が関わっているものも、興味深いですねぇ。いろんな知識を頂いて、何だか得した気分です♪ ジャズをもっと聴きたくなりました!ありがとうございました。
お礼
お返事が遅くなりすみません。 sx-10さん、ありがとうございます!このバンドちょっと変わった編成で、とても面白そうですね! ホットジャズというスタイルは知らなかったので、この機会に聞いてみようと思いました。どうもありがとうございました~。