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ミストアプロ-チとゴーアラウンドの違い
質問です。 良く旅行関係の読み物の飛行機の話しで、 <ミストアプローチ>と、<ゴーアラウンド>と言う言葉が使われています。 「どっちも着陸を途中で止めるようだけれど、距離が違うのかな」とも思ったりしますが、同じ意味のように思ってしまうのです。 人によって呼び方が違うのか、全く違う意味なのか、良ご存知でいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、宜しくご回答ください。
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ミストアプローチは、着陸進入中に「ディシジョン・ハイト」(決心高度) まで降下しても滑走路を視認できなかった場合、さらに降下するのをやめて 上昇に転じる「進入復行」を意味します。 それに対してゴーアラウンドでは、ディシジョン・ハイトで滑走路を視認し、 そのまま進入降下を続けている最中に、滑走路上に障害物を発見したり、先行 機との間隔が十分でないときに、着陸を取りやめて上昇する「着陸復行」を 意味しています。 それゆえ、前者はディシジョン・ハイトよりも上で、後者はディシジョン・ ハイトよりも下の高度で取られる行動となります。つまり、この両者は明確に 異なるものです。簡単な区別は「滑走路を視認したかどうか」でしょうね。
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- asuca
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AIM-jの記述によると、「VFR/IFR、VMC/IMC、復行を行う位置を問わず、着陸またはそのための進入の継続を断念して上昇にうつる操作(復行)をゴーアラウンド」といい、「計器進入中に復行を行った後公示されたあるいはあらかじめ通報された進入復行の飛行方式に従って飛行することをミストアプローチ」という、とあります。 ただし、上の文章を根拠としても、ミストアプローチとゴーアラウンドの区別はなかなかグレーで、シチュエーションによってはどちらなのか判別が難しいこともあります。
お礼
御回答ありがとうございました。 参考にします。
- akipong
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ミストアプローチとゴーアラウンドはどちらも着陸を中 止して上昇することとですが、 ゴーアラウンドは着陸のための何らかの障害となる原因 (例えば前の航空機が近すぎるとか滑走路上に障害物が 発見されたとか滑走路が見えないなど)があって着陸を 断念するのにその決定する位置は定められていません。 ミストアプローチは、ミストアプローチポイントに達し ても滑走路が視認されずに着陸が出来ないと判断された 場合、又は管制から着陸の中止又は復行を指示された場 合に着陸を断念して上昇すること。ミストアプローチの 場合はあらかじめ進入復行の方式が決められている。 という違いがあります。 ゴーアラウンドの方が予定外で緊迫した着陸復行と なります。 (ミストアプローチは、進入復行)
お礼
早速の御回答ありがとうございました。 段々解ってきました。
お礼
御回答ありがとうございました。 「ディシジョン・ハイト・滑走路を視認したかどうか」 解りやすい説明ありがとうございました。