satou-tutomuさん、お気持ちわかります!
私は女ですが、satou-tutomuさんと同じような考え、
彼のほうが、ちゃんとやろう、という考えでした。
「ちゃんとした披露宴をするか、それがイヤなら親戚・上司の家を一軒一軒回って歩くか、
いずれにしても挨拶は必要」という考えだったので、だったら披露宴のほうがマシかなぁと(笑)。
それからいろいろと準備を進めてきて、いざ本番を目前に控えた今、つくづく思うのは、
「披露宴の準備作業は、その人が結婚相手としてふさわしいかどうかを見極めるのに最高のテスト」
だということ。です。
準備中は、実によくケンカをします。
しかも単なる痴話ゲンカとかじゃなく、親を巻き込んだり、
巨額のお金が動いたりする中での、意見の不一致に起因するケンカなので
「相手が何をどれくらい大事にしているか」(私、親、友達、仕事、お金、見栄・・・など)
そういった本質が実によく見えてきます。
象徴的なエピソードをひとつ挙げると、
彼は、どうしても婚約指輪を贈りたがりました。
私がいらないと言っているのに、なぜそんなにもこだわるのかと疑問でした。
で、何度も話し合いをするうちにわかったのは、彼は私に贈りたいから贈りたいという気持ちより、
立派な指輪を買ってやるという男の甲斐性を誇示したい気持ちのほうが強かった、のです。
まぁ、これくらいの本性はかわいい程度ですが、
もし思ってもみなかったような本性が見抜けたら、
それは結婚前にわかってよかった、ということだと思います。
本音をいえば、今でも披露宴は面倒くさいし、お金がもったいないし、恥ずかしいと思ってます。
でも、こうして結婚前に相手の本質にふれることは絶好のチャンスだとも思っています。
世の中には、この大変な作業を乗り越えて結婚しても離婚してしまう人たちがたくさんいます。
それくらい結婚は大変なことなのだから、この大変な作業を乗り越えられないようなふたりなら
最初から結婚しないほうがいいと思います。
披露宴準備は、その先の長い結婚生活の「研修」。そう思うと、やっておいて損はないと思いますよ!