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人付き合いにマニュアル
最近、人付き合いにもマニュアルがあるように 思えてきました。 特に初対面の場合、話す内容、聞く内容は 決まってきます。相手の年齢、性別、見た目、 服装などによっても使い分けます。 自分がその場で思ったこと、感じたことを しゃべるのではなく会話のレールにのって その都度、必要な相槌や同感など決まりきった 芝居のように思えてきます。 状況、環境、相手、立場によって話し方、話す内容 も使い分ける。友達とかの人間関係でも ある意味一種の芝居の演技を演じているように 感じてきました。 それでも一通りの会話は成り立ちます。 かえって気持ちをこめたり、自分の意見や心情を いったりしたほうがうまくいかなかったりします。 人間関係とはこのようなものなのでしょうか。 ご意見アドバイスよろしくお願いします。
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動物は、ある行動で良い結果が得られればその行動を取り続け、失敗すれば別の行動を試すようになります。その結果、似通った言動パターンが出来上がっているという事だと思います。 会話などは特に相手のいる事でもあるので、初対面で「寒くなりましたね」と言われて「んなわきゃない」とか言えば、会話が続かないのはある程度想像がつきます。そういったものの総体が、頭の中に「脳内モデル」として構築されているんですね。 極端な話になりますが、自転車に置き換えて想像してみてください。 自転車に乗るという行為には、なんだかマニュアルが存在するような気がする。 なんで気分が沈んでいるときにも、その気持ちを隠してペダルを漕いだりブレーキをかけたりしなくてはならないのだろう。 そういう事じゃないんだと思います。 自転車に乗ってどこに行くのかがポイントで、いちいち条件判断しなくても自転車に乗れるという、人間の学習力をありがたく使わせてもらうという事だと思うのです。 コミュニケーションにおいても同様で、この芝居みたいなやり取りの先に何を求めるかが重要なのだと思うのです。 マニュアルが存在するような気がする場合、実際にマニュアルを作ってみるのもお薦めです。これは面白いですよ。意外と複雑な判断をしていたり、わかるはずも無い事を基準に会話を確定したりしています。 もし完璧なマニュアルができたとすると、そのマニュアルの体得には「あなたのいままでの人生分」の時間がかかるという気がしてくると思います。 蛇足ですが、 表面的なノウハウっぽいのならすぐ作れますが、それはマニュアルではないんです。 マニュアルというと没個性と感じるからか顔をしかめる人も多いのですが、本来マニュアルは「共通化する事によってお互いが改善し合える基準を作る」というものです。 例えばあなたの「対人関係マニュアル」を他人に見せたと想像すると、「いや、俺はこういう判断はしない」とか、「こっちの方がわかりやすいんじゃない」とか色んな意見が出るはずなんです。 そういう意見の交換ができるようになるのがマニュアルの存在意義なんで、逆説的ではありますが「なんでみんなこんな漠然としたマニュアルのようなものに従っているんだろう」と思った時には、その答えはもしかしたら「マニュアルが存在しないから」かも知れないんです。 長くなりましたが、なんか煙にまいたような文章で恐縮です。
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- emichii
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私は今ホントに自然体でいます。 以前、作っているようになってしまった時期があって、 いわゆる「演じている」ような感じだったんですが 一見うまくまわっているようでしたが、 正直楽しくなかったし、辛かったです。 今はいつも素でいるし、話したいコト、思ったコトを そのまま喋っている感じです。 今の方が人間関係が深いものになっていると思います。 また、楽だし、楽しいし、充実しています。 あくまで私の考えですが、自然体でない状態での人間関係は いざこざとかも避けられるし、めんどうなコトにはならないけど 上辺だけ、その場になってしまう気がします。 それに対して素でいると、ケンカしてしまったり 悩むコトもあるかもしれませんが、 その分深くて長くつき合える人間関係が築けると思います。 参考になったら嬉しいです。
お礼
ありがとうございました。 人間関係の色々なあり方について とても考えさせられました。 参考になりました。 周囲の人たちもよく観察してみて どのようにかかわっているのか もっと見てみようと思います。
- seiso
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こんばんは。 人間関係は難しいですね。 背景には、人と関わることが苦手で、そこにはやはり希薄な人間関係の存在があるのではないかと思います。 >自分がその場で思ったこと、感じたことを しゃべるのではなく会話のレールにのって その都度、必要な相槌や同感など決まりきった 芝居のように思えてきます。 >かえって気持ちをこめたり、自分の意見や心情を いったりしたほうがうまくいかなかったりします。 おっしゃること、わかりますよ。 ボキャブラリーの不足や、物事を深く掘り下げて考えられない短絡的、直結的な思考などが原因と考えられるかもしれませんね、「(きみ)、これは、こうなんだよ!」みたいな(苦笑) 会話はキャッチボールと言われているように、 受け手と聞き手の相互関係が大切で、更にもっと深く関わろうとしていくためには、お互いに、相手との会話からその人が何故そのような言葉を発したのか、その背景を汲み取れるようになればベストですよね。 そうなれば、もっとテンポも良くなり、発展的な会話になり、心情的にも打ち解けた関係にしていけるのではと思います。 余談ですが <戸締め言葉>というのがあります、 以外に気が付かないで使っている場合が多いです。 これは聞いた相手が二の句を繋げなくなる言葉を意味するもので 例えば 友人同士の会話で、 A:「昨日、髪を切ってきたの・・・」 B:「あっ、いいんじゃない?」 A:「・・・・」 思慮深さ、配慮、察しに加えて、ユーモラス、多角的に捉える、など情緒的な豊かさが求められてるのかな、と思いますが この場合、Bさんにも、あと一言が欲しいですよね。
お礼
ありがとうございました。 今までただ漫然と思いつきで しゃべりすぎていたために 失敗もあったのかなぁと思いました。 会話にはユーモラス、直観力、もっていき方 とかよく考えてもっとお互いに 展開のある楽しい会話が出来ればいいなぁ と思います。 参考になりました。
- sameid
- ベストアンサー率19% (88/452)
世間体 世の中の常識 当たり前 普通 聞いた事ありますよね? 昨今『これらに縛られすぎている人が増えた』それだけです。 意味も解らず、正しいか否かの判断もせず。多数決で勝るほうに乗るだけの人間が増加中です。 確かに正論であり正しい生き方なのでしょう。ですがこれではロボットですよね? 自らすすんでロボット化しようとしています。 当然ですよね、『合理的な生き方』をするって『プログラムで動くロボット』ですもん。 だからマニュアルが作れそうな会話しかしない…それだけです。 ロボットが言う『個性を伸ばす教育』はぁ… でも大丈夫カナ… 私はそういう人間が嫌いなので半ば強引に風穴を開けていますが すぐに打ち解けますからね。 それを聞いて『なんと愚かな事を…』とか思うのカナ?自称常識人の方々は…
お礼
ありがとうございました。 私もあまりに型のはまりすぎた 展開の見えた、話の筋が決まりきった 会話には退屈を感じることもあります。 その一方でコミュニケーションをとるために 大事なツールでもあると実感することもあります。 参考になりました。
- tomonyan
- ベストアンサー率11% (4/35)
当たり障りのない会話をしつつ,相手を知らなければ理解することはできないと思います。 初対面で見た目,相手の年齢が近いけど分からない場合,年齢を知らないうちは敬語で話します。でも,同い年なら「タメ口」,年上なら「敬語」のままだったり,その人が「敬語じゃなくても平気だよ」って人なら1歩近づくだろうし。 初対面の人っていうのは知らず知らずのうちに警戒してると思います。仲良くなる可能性がある反面で,自分を傷つける可能性を秘めた人でもあるわけだし。「この人は何が好きで,何が嫌いなんだ?」とか「趣味が合うといいな」とか,お互いの話題の範囲を知るために,言い方は悪いのですが,探り合っているのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 人間関係にも本当に打ち解けたもの もあれば表面上のものなど色々な あり方があるのだなぁと とても参考になりました。