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最近のガンダムも人気がある理由と、ガンダムはこれでいいのか?
最近、自分が録画保存したビデオを整理していたらガンダムの「F91」「逆襲のシャア」「哀・戦士」などが出てきました。 それらを見ていて思ったんですが、最近のガンダムは勇者シリーズのようなリアリティの無いデザインの機体と、ストーリー性の薄さ、変に美少年や美少女を前面に出すようなキャラクター設定の幼稚さが目について見る気になりません。 しかし、ガンダム系の主題歌は必ず売れてますし、毎年のようにシリーズが放送されて人気があるようですがファースト系が好きだった人もあれは楽しめるんですか?。テレビ朝日で放送されたVガンダム以降は一緒のガンダムとは思えないのです。 以前のような重厚な雰囲気のガンダムは復活しませんでしょうか?。最近のガンダムは皆さんどう思いますか?。
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- Boss-Eden
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こんにちは。私的な意見を述べさせて頂きます。 まず、アニメは時代と共にあると思います。 みなさん御存知の通り1979年初代ガンダムが放送されました。 この時1945年の終戦からまだ34年しかたっていませんでした。また、1960年から始まったベトナム戦争が1975年にアメリカが支援した南ベトナムが崩壊し終をむかえましたが、その間世界各地で起こった反戦運動や、1960年と70年の二度にわたる日米安保闘争など、時代は常に終りなき闘争とそれがもたらす暗い影に怯え、日本は非常に不安定な時代のうねりに翻弄されていたと推察されます。 そして、奇跡的な高度成長とバブルへ向かって邁進していく、光と影の陰影がハッキリと濃く日本を照らした時代でもあります。 そんな時代の分岐点に初代ガンダムは放送されました。 そこにはハッキリと”戦争”そのものがもたらす悲劇と、望まずとも時代に翻弄されていく若者たちの姿が、アニメという媒体をかりて投影されていたのだと思います。 だからこそ、それを見た子供たちが、ただのロボットアニメという既成概念を超えて、現代に到るまで心を揺さぶられる何かをそこで見つけたのだと思います。 大人は理不尽だ。 時代は人々の思惑など無視して、つき進んでいく。 止めることの出来ない現実。 諦めることの許されない絶望。 初代ガンダムとは、常に何かに翻弄され、くじけてもなお、戦いの中に何かを見つけようともがいた若者の奇跡の姿そのものだったのかもしれません。 ではそれ以降に登場したガンダムはどうだったのか? 上記とは違った視点でこれは考えることができます。 それはとても簡略化された考え方ですが、わかりやすいと思います。 キーワードは”ヒロイン”の登場です。 ZZまでのガンダムには、すくなからずヒロインなる人物は登場してきませんでした。 Zに登場するフォームラサメ等をヒロインと捉えるのは、当時オンタイムの時代にはなかったと思います。彼女たちをヒロインとしたのは後の時代になってからだと推察します。 ZZに至、登場人物にふんだんに女性が登場します。 これはZが暗すぎたから続編は明るくしたかったという制作側の思いと、女性の社会進出(男女雇用機会均等法の議論が盛んだった時代背景)など様々な要素からでしょうが、やはりZZでも”ヒロイン”と呼べる確たる人物は当時オンタイムの頃にはなかったでしょう。 しかし、登場人物に思い入れをするのは子供ならば必ずあることです。 特撮ヒーローと自分を重ねて強くなった気持ちになるのと一緒で、ガンダムに登場する主人公達に思いを重ねて、宇宙世紀を生きた気分になった人達も多かったでしょう。 しかし、いつしかアニメにはヒロインというものが重要視されるようになってきました。 それは主人公とは違う存在です。同姓のキャラに思いを重ねるのではなく、異性のキャラクターに想いを募らせる行動。 それ自体が、アニメの本質を根本から変えてしまったのかもしれません。 そしてやがてガンダムもその時代の波に逆らうことができなくなってきたのだと思います。 つまりはVガンダム以降からガンダムの中に、別の時代のうねりが加わってきたのです。 そこから先は詳しくお話しする必要もないでしょう。 みなさんが一番おわかりでしょうから。 総論を述べれば、これは時代の流れなのです。 抗うことのできない、理不尽な時代の波なのです。 かつてアムロ・レイがそうだったように、 この理不尽な時代の波は、やがてアニメそのものをどこか隅っこへ追いやり、なにもなかったかのように、また新しいガンダムを地上に生み出すことでしょう。 追伸;ガンダムシードは、当時のテロリズムや、血で血を洗う流血の惨事を悲観した時代の背景が色濃く反映されていました。 血の連鎖は止まらないとするお偉いさん達に、争いは争いを生むだけだと主張し、反旗をひるがえした若者たち。 理想論ではありましたが、可能性への挑戦は見ごたえがありました。 以上
- k_nami
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まず、過去に戻ります。 確かZZは「明るいガンダム」が当初のキャッチフレーズだった記憶があります。Zが重厚(?)過ぎたために路線を変更したと。 (のちにZ映画でZZは”黒歴史”になりましたが) Vガンダム以降は社会人になったためか、放映時間にTVにはりついていられなくなりましたが、VideoやDVDでなんとか全部観ています。 (G、W、X、ターンAまで それぞれでいい所も悪い所もある) ここまでは幼稚さはあまり感じませんでした。 21世紀のガンダム番組には話が進むにつれ、劣化(幼稚化)が進むなと思っています。善悪はっきりさせすぎ。(最もそうせざるを得ない”事情”があったのかとも思います) それらは、企画段階ではすごく期待してました。 SEEDが話として見られるなと思うのは、自由ガンダムが出るまでかと。 MS稼動のためのOS描写や”バッテリー切れ”という欠点(弱点)がいい所をついていると関心していたのですが、結果は残念でした。続編も。(個人的に) 00もジンクス(スローネかな?)が出てくるまでは見られたと思います。 太陽光発電とか、水素燃料で飛ぶ飛行機など。(実際にできそうだなと思えて) ガンダムUC。 連載当初はワクワクして読んでいたのですが、途中から”斜め読み”になりました。(ガンダム世代(”ファーストガンダム”という呼び方が気に食わないのです)へのリップサービスみたいな箇所が見られたので) 時代背景が同じなので、同じキャラが出てくるのは仕方が無いとしても、過去キャラの名セリフは真似しなくてもよかろうに・・・ これからの放映もとい、メディアリリースでどう扱われるかを楽しみにしたいと思います。 UCのHPから観たパイロット映像では重厚(そう)な雰囲気に仕上げてくれているなと感じたから。 確か「大人のためのガンダム」でしたしねUCは。
- hiyoban
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はい。 ガンダムUCがアニメ化されますからね。来年春。 逆襲のシャアの続きですよ~ ガンダム好きなら知ってて当然の情報ですがね。 サイコフレームやら、ニュータイプやらの語句がバンバン出てきますし、 1年戦争からの流れのキャラクターもでてきますよ~ PS3をもってるならレンタルダウンロードで500円で1話みれますからね。
- sifa
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この手の議論はGガンダム放映当時も草の根BBS等で相当議論されたように思います。 私も当時は「Gガンダム面白いとは思うが全然違う世界観だしガンダムとして冠かぶせる必要はないのでは?」と主張していました。 その時に「それではあなたは仮面ライダーやウルトラマンのシリーズ展開を否定するのか?」と返され返答に窮しました。 今ではUCモノが中心としてあり新規ファンを開拓するために様々な新作が作られているのだと納得しています。 個人的にはSEED以降のTV放映作品はどうにも受け付けませんが。
- pwjop7
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私は宇宙世紀物の正統派ガンダムシリーズファンです。 それ以外で好きだったガンダムはガンダムXやガンダムSEEDが良かったです。ストーリーとしてはガンダムWも好きです。 ですが、やはり正統派ガンダムファンとしてはミリタリー色の強いガンダムが好きです。DVDのガンダムプラスやIGOOやIGOO2物があるので満足しています。今度は映画とDVD同時開幕するガンダムUCが正統派ガンダムの後継でしょう。シャアやザビ家、ネオ・ジオン、地球連邦やはりこういうのがあって宇宙世紀物のガンダムです。 黒富野などの作品が好きなガンダムファンで、カミーユやウッソや特にハサウェイの運命が過激で重くて戦争物ものであることを感じさせるので好きです正統派宇宙世紀ガンダムファンはそれはそれで作品が作られていくので心配ないですよ。 新しいガンダムは常に若年層などをターゲットにしているので仕方ない部分はあります。見て嫌いなら見ない事です。 オールドファン向けも大切にされるので希望し待っていればいいんですよ。
- tonystark
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小さいころ再放送で見て、ブームの終焉のころにやっとガンプラを買った世代なんで感想がずれているのかもしれませんが、ガンダム自体をあまり高尚なものとしすぎていませんか? 正直子供向けにしては訳のわからない話やザクがタイムボカンレベルでホワイトベースに襲い掛かってくるのをガンダムで叩くっていうくらいしか中身はなかったのでは。 後付けの設定で三十年近く持ち上げておいて、いまさら文句をつけるのはなんだか筋違いな気がします。 ガンダムっていうブランドで語るのではなく、嫌だったら見なければいいし、好きな作品だけ見ていけばいいのでは?
- hirua
- ベストアンサー率10% (2/19)
僕はウイングからガンダムと言う記号に入り始めましたが、ファーストを見たこともありますし、あれはいい作品だと思いまし、そのほか宇宙世紀の作品もいいと思っています。 ここから先は、ほかの人の意見とかぶるところが多々あるようなのですが、ファースト命のようなタイプの人にはやはり、宇宙世紀、アムロ・シャアなどの記号に縛られて、ほかのガンダムという名のつく作品を否定している節が多分にある人が多いように思えます。僕の友達にもそういう人がいました。ですが、それは単なる視野狭窄では?まともにみて、それでもダメな作品、あるいはガンダムとしては認められないがこれはこれでいいといえるなら、そうではないのでしょうが。ちなみに僕はSEEDをみてて、美少年・美少女が多いというふうには感じていません。(世代の違いだといわれてしまえばそれまでですが・・)とにかく、記号の部分だけでファーストを上位に、ほかを地の底に落としてしまうような見方は、やめるべきでは?オタクだろうと、作品神格派であろうと、いっぽさがってみるめを・・・。 ついでですが、僕は勇者シリーズが好きなので、そういう比較に、勇者シリーズを持ってきたのに少し怒っています。(これは上で言っていることに当てはまってしまうんですけどね)
- mana0401
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私は隠れですがアニヲタをやっている高校生です。 SEEDも好きですが深夜に初代のガンダムも少し見たことあります。 比べて見てみましたがやっぱり月日が流れると変わってしまうところはあると思います。 最近はCGなども駆使してアニメは描かれているわけですし、キャラクターがかわいらしくなったりするのも仕方がないかと^^; ヲタの私が言うのも何ですが、今のガンダムに同人要素が感じられるからこそヲタク(特に女性)の指示も熱く人気だと思います(笑)。 最近のガンダムはリアリティにかけると言いますが、まぁ アニメだから仕方ない そう思います。(割り切ってしまえば) 企業も趣味でアニメを作っているわけではないですし、利益が優先でしょう。 全てが変わってしまうのもどうかとも思いますがね; ただSEEDファンとしてはNo.1の方のコメントに同感というのは頂けません。(ウンコって・・・/藁)
- mandoragora
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私は4歳のころに再放送でファーストを見て以来のガンダム好きです。一応すべてのストーリーを制覇してますが、悪くはないですよ。たしかに、「ファンタジー」っぽさは強くなりましたね。絵的にも、キャラクター的にも現実感というか、泥臭さが良くも悪くもないので、感情移入は出来にくいかもしれないです。 ただ、「ガンダム」自体が持つがモビルスーツであったり、ビームサーベルであったり、そういう世界観や設定はやっぱりSFアニメ(と私は思ってますが・・)の中ではダントツに魅力的ですよね。だから「ガンダム」とタイトルが付くと、絵や、キャラ、ストーリーが気に入らなくても、ついつい見てしまう人はたくさんいると思います。 それとSEEDに関して言えば、科学技術によって改造された人間の「差異」(遺伝子的に優れている者とそうでないもの)が戦争を引き起こしているという構想自体は、現代の科学技術の普及と問題点を世相していてガンダムらしいと思います。 ファーストが作られたのは、イデオロギーの違い(=差異)による対立があった冷戦時代でした。その時代に作られたファーストでは、時代を世相して、ジオニズムという(間違ってたらごめんなさい)イデオロギーが一年戦争の背景にあったという設定があったと思います。 ですから、戦争の悲しさを描いている点や、その時代を反映した戦争を設定しているところはガンダム全般に共通している良さだと思います。 ・・・確かに最初に述べたように、最近のガンダムはちょっと戦争を美しく書きすぎかもしれないですね。どうしてまだ20歳にもなっていない人達が、よくよく政治を動かす立場につくんでしょうね。父が国家元首とか、父が絶対平和主義主張者とか・・・。ただの少年兵でいいぢゃないですかねえ・・・。 長文失礼しました。
- sawai197
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いやぁ、相変わらず「ガンダム」関連のQ&Aは熱いですね。 SEEDで初めて「ガンダム」に出会った人は、あれが「ガンダム」だと思うでしょう。それは仕方ないというか、当然なんじゃないでしょうかね?きっと彼らにファーストを見せたら「なんじゃ~、あのダサイロボットは?」という感想をもつのかもしれません。 人が最初に見たものに刷り込まれてしまうのは仕方が無いことではないでしょうか。 そして、最初のインパクトを超えるのは不可能ではないでしょうか。例え富野監督・安彦キャラデザ・大河内メカデザのガンダムが新しく作られたとしても、それは「あなたの望むガンダム」にはなり得ないと思います。 それが悪いと言っているわけではありません。無理してアナザーガンダムを好きになる必要もないでしょう。でも、それぞれの「ガンダム」に、質問者様がファーストを愛するのと同様、それらのガンダムを愛する人々がいるのです。