現役大学生です。レポートは基本的には感想文ではありません。#4さんも述べられている通り、小論文的な書き方が基本です。
ここで、★レポートの書き方講座初級編★
1.何について書きたいかはっきりさせよう
この質問の場合、「ドイツ」とはなっていますが、あまりにも広すぎるので、「自分の興味を持ったところ」という指示に従い、経済や文化、交通、産業など、書きたいことに的を絞りましょう。欲張りすぎると、後から大変になってしまうこともあるので注意してください。
2.文章構成は論理的に
文章の論理展開は正しくなければいけません。三段論法や帰納法、演繹法、背理法など、自分の論旨とぴったり来るものを採用しましょう。そして、指示語は正しく使いましょう。順接や逆接、並列などは完璧に理解しておきたいものです。展開無視で適当につづっていくと、後から読んで矛盾があったりしますので、慎重に。
3.文体や語に気をつける
論文やレポートは常体を使うのが一般的尾です。「~だ」「~である」で文末を結びましょう。また、「超」や「~みたいな」のような一般俗語は使いません。「非常に」や「~の様な」とします。
4.フォーマットに気をつける
フォーマットは書式ともいい、レポートの体裁を決める大事な要素です。表紙は本文とは別に用意し、タイトルと学部や番号、氏名などを書きます。そして、本文のページには必ずページ番号をナンバリングします。本文中には段落を適切に設け、分かりやすくします。完成した後はホッチキスで左上端を留めましょう。もし、手書きのみの指定がなければパソコン書きも便利です。後から打ち直せますので、作業が効率化します。手書きでもパソコン書きでも、書式に関しては気をつけるべきことを守りましょう。
5.人のものは写さない
他人のものを写すのはもってのほかなので、やめましょう。不正行為となるだけでなく、著作権にも触れてしまいますよ。自分のオリジナルでいきましょう。参考文献は必ずレポートの終わりに著者のアイウエオ順(日本人のみの場合)、またはアルファベット順(外国人を含む場合:日本人氏名はローマ字に変換して)に並べて列記しておきます。
こんなところでいかがでしょうか?
レポートは如何に相手に読んでもらうかが大事なところですので、気をつけるべきところには気をつけましょう。2000字程度であれば、それほど回りくどく書かなくても、論理構成に従えば、意外とスムーズに展開できるでしょう。
大学生活ではレポートを書く機会が非常に多くなります。書店に行くと、新書版でレポートの書き方の参考書が多数出ていますので、これを読んでみると役に立つでしょう。
それでは、素敵なレポートの完成を願って、解説の終わりといたします。
お礼
こんなにたくさん教えていただきありがとうございます。 だいたい書く流れはわかりました! 的を絞って書くと書きやすそうですね。がんばってみます。 本屋さんか図書館でレポートの書き方の本も探してみようと思います。 親切に教えてくださって本当にありがとうございました。