たぶん,ストレスだと思われます。
ということで,髪の毛の専門家,理容師です。
先に,結論的なことを書きますが,これから私が書く原因のうち,心当たりがある原因を排除してみてください。
それによって,回復する可能性があるかもしれません。
なお,原因の排除方法は,人それぞれと言うところもありますので,あえて書かない場合もあるかもしれません。
円形脱毛症という診断は,たぶん,医師でも下しにくいと思いますが,私は円形脱毛症の一種ではないかと想像します。
つまり,完全に脱毛して,頭皮が円形に見えてしまうところまではいかないのですが,ある程度,強いストレスを受けてしまったのではないかと思います。
または,それほどに思われなくても,継続したストレスが原因なのかもしれません。
ストレスは,万病の元です。
そして,脱毛は,その危険信号を伝えるものです。
ですから,ストレスを感じましたら,出来るだけ速やかに,ストレスを解消するようにしてください。
もちろん,ストレスが原因でなくても,ストレスは髪の毛の回復を妨げるだけですので,ストレス解消は重要だと考えていますよ。
ただし,あまりにも,躍起になってしまいますと,かえってストレスになることがありますので,そのあたりは注意してくださいね。
なお,「喫煙=ストレス」です。
ある程度以上のヘビースモーカーでしたら,それが原因になっている可能性を捨てることは出来ないと考えられます。
そこまでいかなくても,ストレスは髪の毛を回復することを妨げるだけですので,喫煙しているのでしたら,スパッと禁煙してください。
栄養バランスが崩れたことも原因として考えられると思います。
また,もし,栄養バランスには気をつけて食事を摂っているかもしれませんが,しかし,それがほとんどそのまま体内に吸収されませんと,まったく意味がありません。
つまり,体内に吸収されたときの栄養バランスが崩れているのかもしれないのです。
栄養の吸収効率低下の原因は,ストレス(喫煙を含む),食事開始時刻のバラツキ,だけ食い(サプリメントに頼っている食生活も含みます)が,主なものとして挙げられます。
ストレスについては,前出していますので,改めて書きません。
まぁ,ストレスと栄養の吸収効率低下のつながりだけを説明しておきます。
ストレスを受けますと,血管が収縮します。
毛細血管では,ほとんど潰れたようになってしまい,そこに血液が流れなくなってしまうこともあるくらいです。
小腸で吸収された栄養は,必ず,血液に渡されます。
そして,小腸の周りで栄養を受け取っているのは,小腸の周りにある毛細血管を流れている血液です。
もし,ストレスで,そこに流れる血液がなくなってしまえば,栄養が吸収されることがありませんし,また,普段よりも流れる量が少なくなりますと,それだけ吸収効率は低下してしまいます。
栄養が吸収されないのですから,体は疲弊してしまい,樹木が落葉させるがごとく,脱毛してしまっても,何ら不思議はありません。
食事開始時刻のバラツキですが,このようなことを続けていますと,体は,食べ物の消化と栄養吸収の準備が整えられなくなってしまいます。
つまり,リズムが狂ってしまうのです。
そのため,食べたものの消化は不充分になり,吸収効率低下を招き,吸収の準備が出来ていませんから,さらに吸収効率低下を招いてしまうのです。
この場合の改善策としては,やはり,出来る限り同じ時刻にそれぞれの食事を開始することです。
すぐに栄養吸収効率が上がることはありませんが,続けることで,その時間がきますとお腹がすくようになり,栄養吸収効率も上がります。
だけ食いですが,たぶん,初めて聞いた言葉だと思います。
だけ食いとは,「ある食材だけを食べ終わってから,次の食材だけを食べる行為」のことです。
あっちを少しずつ,こっちを少しずつといった食べ方ではないのです。
そのため(といっても,これはまだ,想像なのですが),胃の中で食べたものが充分攪拌されないため,栄養の吸収を助ける栄養と混ざりにくく,栄養吸収効率低下を招いていると考えられます。
サプリメントは,たいてい,食後に飲まれる方がほとんどだと思いますから,サプリメントで栄養をとろうとしても,だけ食いの最たるものですので,意外と栄養が吸収されません。
ですから,栄養は食事で摂ることと,食事はあれこれ食べることが大切になるのです。
男性ホルモンの異常分泌と言うことも原因として考えられるかもしれません。
髪の毛は女性ホルモンによって育てられると効いていると思いますが,側頭部の髪の毛は男性ホルモンの影響下にある髪の毛です。
ですから,男性ホルモンが減少している,または,減少し始めたためと考えることも出来なくはありません。
これは,内科の医師の範疇ですので,私は完全に専門外ですから,「可能性がある」という程度に書かせていただき,かつ,その改善方法も書きません。
自己免疫疾患という原因も,可能性としては少ないと思いますが,絶対にないとは言えないと思います。
自己免疫疾患により,なんらかの理由から,免疫機能が働くことになったのですが,その免疫機能が狂っているため,毛根を攻撃してしまい,そのため,髪の毛が育たないとか,脱毛するなどしているのかもしれません。
この場合の改善方法も,内科,または,神経内科の範疇だと思われますので,書くことを避けたいと思います。
と,いろいろと書いていますが,正直なことを書けば,miminamiさんの症状をこの目で見ない限り,確実なことが言えません。
写真でも良いですから,みたいと思うのですが,それをしては,ここのシステムの規約に違反してしまいます。
そこで,私からの一番のアドバイスとしては,板羽先生に判断していただくことだと思います。
参考URLに板羽先生のサイトを紹介しておきますので,一度,そちらで相談されてはいかがでしょう。
お礼
ありがとうございました。