音大出身者で、声楽を学んでいました。
まず、一番大切な事ですが、治らない音痴はありません。
メロディーというのは、どれも次の音というのが決まっています。
例えば「カエルの歌」の場合、ドレミファミレド…と始まりますが、ドの次はレ、レの次はミ、ミの次はファ…と決まっています。
これをピアノなどの音階が正しく出せるもので弾けば、簡単に「カエルの歌」を演奏することができますよね?
それを声にしようとすると、ドの次がレだとは分かっていても、レってどんな音だっけ?となるので、音程が外れて俗に言う「音痴」ということになるのです。
つまり、「音痴」と言われる人は、身体の中にドの次のレの音が感覚的に備わっていないために声に表すことができず、音を外してしまうのです。
ですから、身体の中に音程を備えさえすれば、音痴ではなくなります。
この「音程を備える」というのは、訓練によってできるようになります。
ギターの場合は音階というよりも、コード進行が主ですからピアノなどよりも「弾きながら歌う」ということには適していないと思いますが、毎日続けることにより、音程を身につけることは可能だと思います。
コードを間違いなく押さえさえすれば、ちゃんと音がでますから音痴とは関係なく上達することも可能だと思います。
ずいぶん昔の話ですが、明石家さんまさんは音痴で有名でした。
そこでサザンの桑田さんは、さんまさんでも歌えるようにと「アミダババアの歌」というのを作曲しました。
この曲は、メロディーの音と音の移動が最小限で済むよう作られています。
音と音の移動が大きいと(ドの次に高い方のラが来たりすると)音階の概念が未熟な人は音程が取りにくくなりますが、ドの次がレだとそう難しくないはずです。
試しに「カエルの歌」や「メリーさんの羊」などを歌ってみて下さい。
わりとちゃんと歌えるはずです。
また、さんまさんは今ではスマップの歌を歌える程に上達しています。
質問者様の場合は、頭の中でメロディーをイメージすることができるという事ですので、楽器を使って何度も音を聞いていくうちに音程が身につくと思われます。
ギターは自分でチューニングの(弦の音を合わせる)必要がありますので、最初の内は音叉だけで1つの音を取って、他の音を合わせる方法ではなく、ピアノやハーモニカ(チューニング用のハーモニカのようなものもあります)を使って、弦の一本一本を合わせていくと簡単です。
(チューニングメーターを使うのが一番簡単ですが、一万円前後と少し高価な上に、これに頼り切ってしまうと音程感覚が向上しません)
それに慣れてきたら、基準音の弦(ラの音)だけを合わせて自分の耳で他の弦も合わせると音程の感覚も磨かれていくと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 音痴をなおすためがんばります。