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大学で真面目に勉強した人は就職できない?
高校時代の後輩から相談を受けました。 「学生の本分は勉強だ、真面目に勉強していれば良い会社に就職できる、という親の言葉を信じて、今までずっとがんばっていた。 でも3年の冬になって就活を始めた今、就活で勝つには、サークルやバイトでの経験が問われていることに気づいた。模擬面接で『今まで何をやってきたの?』という質問に対して『勉強』と答えても、『そんなのは当然だろう、勉強以外のことを聞いているんだ』と言われてしまう。 学生の本分は勉強なのに、それに専念していると就職できないなんておかしい。どうすれば自分の正しさをアピールできるのか?」 彼女に対してどうアドバイスすればいいのでしょうか。ちなみに、マーチレベルの大学の文学部です。
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はじめまして。こんにちは。 学校でする勉強は、あくまで「基礎」の部分にすぎません。 就職では、お給料をもらうわけですから、「+アルファ」が必要です。 「+簿記資格」があれば経理・財務へ。 「+英語力」があれば貿易関係へ。 「+話術・笑顔」があれば営業へ。 といったように、資格の必要な「+アルファ」もあれば、 特技や資質のような「+アルファ」もあるでしょう。 そして「+勉強」でも、ちゃんと職はあります。 基礎の部分にさらに誰にも負けない「+勉強」があれば、 教職や研究職に就けます。 教育機関でなくても、一般企業でもある分野に長けていればそれに関する開発や企画にいかせられます。 つまり、学校で「指導してもらうだけ」の受け身な部分(与えられる「勉強」)では、 社会では「持ってて当たり前の能力」と思われることが多いです。 私の知人は、学生時代「まじめ一本・サークルナシ・飲み会ナシetc...」な勉強人間でした。 でも、学校以外での「自発的・能動的」な勉強の量がとてもすごかったように思います。 彼は今、大手製薬会社で企画担当チーフとなってバリバリ働いていますよ。(彼は文系です) つまり、「+勉強」の部分を掘り下げればいいのです。 勉強っていうと基礎の当たり前な部分ぽくて聞こえが悪いので、 もっと具体的に「○○の分野を研究した結果がコレです」とレポートなり論文なりをアピールしてみてはどうでしょう。 製薬会社に、「日本人男性における、脱毛に対するマイナス心理発生の原理」などレポートにして見せたら、 「企画に使える!?」って思われるかもしれませんよ。 (薬学科出身じゃなくても、です) 以上、ご参考にしていただければと思います。
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- uchiagehanabi
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現在、大学4年で、就職活動は終えました。 私も面接では『学業です』とこたえてきました。 ですが、面接官に『当然だろう』や『他には?』といわれたととはゼロです。 むしろ、『みんなアルバイトだの部活だのいうけど、珍しいねぇ!』などと言われ 話が盛り上がりました。 それに、就職課の方に 『大学での成績が優秀な人ほど、就職率は高いよ』という話を聞いたことがあります。 ですから、『学業』と堂々と言っていいと思います。 なぜ学業に力を入れたのか、どのように頑張ってきたのか などを具体的な体験などを交えて説明すれば問題ないと思います。 実際、面接受けたときの話なんですが 集団面接で隣に座ってた学生が『がんばったことはバイトです』と答えたのに対して 面接官が『学生なのに勉強がんばらないでどうするの? 学費を出してくれてる親に申し訳ないと思わないの?』 などと言われ、その後何も返事できない学生を見ました。
たいていの企業では仕事は人と協力してやるものなので、採用に際しては「会社の人と一緒に仕事ができるか」を見ています。 ですからサークルもやらず一人で勉強だけに打ち込んできた人には不安を感じるものなのです。 成績が良くてもマーチレベルでは大企業にはほとんど通用しないと思います。 以前読んだ週刊誌に載っていた人事(銀行)の方の話ではマーチレベルの人たちには成績よりも打たれ強さやバイタリティを期待しているそうです。 ただし物は言いようで、「一生懸命勉強をしました」というだけではなく、勉強を通じて何を考え、何を学んだのか、そしてそれを仕事や人生にどう生かしていくのかということを説得的に言えればチャンスはあります。 学生時代に2~3年勉強したことなんてたかが知れていますが、若く多感な時期に受けた事や考え方はその後の人生に大きく影響すると思います。 学生時代に勉強したこと自体は悪いことではないのでそれを否定するのではなく、それを積極的に活かしてゆく姿勢をアピールすべきでしょう。
皆さん仰る通りなのですが、ついでに一言。 受け答えがですね、拙いです。 中途採用試験で、 『まえの会社で何をやられてましたか?』→ 『仕事です』『営業です』 この受け答えでは、採用しようと思いませんよね。 同じです。 何かやってきた中で、人に自慢できるもの、人とは違うもの、そしてそれが就職を希望する会社の中でこう生かせる、といえるものを求めてるんです。
- yama_x
- ベストアンサー率20% (188/940)
まずは後輩さんの認識を一つ改める必要があります。 後輩さんが言うところの「自分の正しさ」=「勉強をしっかりやった人は会社からきちんと評価されて就職できるはず」というのは誤りです。 会社が必要としているのは、その会社で行っている仕事に役立つ能力です。 入社試験はこれまで経験されているであろう学力による入試とは明らかに異なる、ということです。 で、その能力というのは知識だけではなく、対人能力だとか、問題解決力だとかいうものも含みます。 一般的にバイトやサークル活動が評価されるのは、勉強よりもそれらの能力が身に付きやすいと思われているからです。 しかし、バイトにしても、「ただレジ打ちしてました」とか「ティッシュ配ってました」というのが評価される訳ではありません。 逆に言うと勉強であっても、ただ先生から、あるいは本を読んで既存の知識を吸収するだけ、というのではあまり評価されませんが、「課題解決のためにこういったルートを使って情報収集をした」とか、「新たな着眼点から自分の論を展開した」とか、そういったことは十分アピールポイントになり得ます。 もっとも、「勉強に集中していました」と言い切るには、オール憂か、それに近い状態、最低でも自分の専門分野ではすべて憂という状態でないと説得力が無いかもしれませんが。
- Samurai-Jack
- ベストアンサー率18% (130/697)
>『今まで何をやってきたの?』という質問に対して『勉強』 という回答は良くないと思います。勉強と答えるのであれば、もっと具体的に言わないといけないと思います。自分の専門分野のもっと極めるためにこんな勉強をしました、といった具合にです。 恐らくサークルやバイトでの経験が問われているのではなく、どんなことに情熱を持って打ち込んだか、ということを問われているのだと思います。 私が面接官だったとしても、ただ勉強していました、というだけだと魅力を感じないですね。成績がすごく優秀だったりしたら別ですが。。。
お礼
みなさん、ありがとうございます。 言い方によっては、好印象を与えられるということですね。具体的な研究内容などを語ってみてはどうか、とアドバイスしてみます。 あとは、協調性の面をどうやってアピールするかですね……。 真面目な良い子なので、就活にも成功してほしいものです。