ネットワークの瞬断について
TCP/IPのネットワークにおいて、メンテナンスなどの際によく「瞬断が発生する」と言いますが、瞬断とはどの程度のことを言うのか気になっており、考え方など教えていただきたいです。試しに聞いてみた人は、感覚的に
・1秒程度の断は通信にほとんど影響がない。通信にほとんど影響のない断を瞬断という。
・分単位だと通信に影響があり、通信がエラーで終了することもあり、瞬断といわない。
というようなイメージをもっているようですが、もう少し具体的にイメージしたいです。
【質問(1)】
今のところは、TCPの再送タイムアウト(RTO)を超えないような程度の通信断のことを瞬断というのかと考えているのですが、正しいでしょうか?また、RTOはOSにより計算方法が異なったり、カスタムできるようなので、一般にはどの程度なのかも教えていただきたいです。
※UDPはロストするが、TCPならデータロストの起こらないような通信断のことを瞬断というのかと考えています。
【質問(2)】
通信断の時間がRTOを超えた場合、応答のないパケットは再送されなくなるかと思いますが、その時点でそのTCPコネクションは終了するのでしょうか?
あるいは、次のパケットから転送が続くのでしょうか(最終的に転送完了したデータは抜けのあるデータになるのでしょうか)?
【質問(3)】
瞬断程度でエラーが起こらないようにアプリ側でコントロールすべき、という話も聞くのですが、アプリ側でコントロールとは具体的にどのようにするのでしょうか?
補足
ご回答ありがとうございます。 少し補足しますと、サーバーはUPSを入れます。 IP電話機は、いれません。一台ぐらい切れてもゴメンナサイと謝ります。 給電HUBは、UPSを入れません。つまり、給電HUBが原因で通話が切れるとなると、一体何台UPSがいるんだ?って感じで非現実的です。 現状の電話機は、PBXから給電されており、瞬断対策など必要はありません。導入にあたり現状と違う動き方をするのであれば、最初に把握しておきたかったということです。