- ベストアンサー
今日の『家栽の人』
今日、水曜プレミアステージで放送された『家栽の人』の前半1時間を見逃しました。 もみじ山事件とはどういう事件なのでしょう?なぜ、少年は女の子を殺したのでしょうか?父親を殺したいと思っていたのは何故ですか?この部分が今いち分かりませんでした。 ご覧になった方がいらっしゃいましたら、教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
4年前に桑田が手掛けた少女殺害事件の加害者、少年・秀一(伊藤淳史)は本屋で植物図鑑を盗み、公園のベンチで見ていると(昔、自分の父親と一緒に拾ったある植物の蕾が何という名前なのか知りたかった。)、当時6歳だった少女・美香(坂野真弥)が寄ってきて 「私もみじが大好きなんだ~」と言って紅葉のページを横からページをめくって見だす。 少年は「もう帰るから」と言うが少女は「まだいいじゃないみせてよ」みたいな事言ってしつこく見続ける。 そして少年が「もみじが沢山ある山があるから」といって少女を『もみじが一本もないただの山』につれていく。(しかも、たしか夏服を着ていたから季節は夏かな) 最初は少女も「ドコにあるの」と楽しそうにしていたけれど夕方くらいになってウェーンと泣き出す。 少年が「うるさい」とか言って、次の画面に変わったときには少女が泣きながら走って逃げる。 少年が「まてよ」と言いながら追いかける。 そして少女が足を滑らせて下の草むらに転落する。 しばらくの静寂。少年も崖の上からじっと草むらを凝視する。 すると少女が、か細く泣き出す。 少年は衝動的に草むらまで降りていって、草むらの中にいる少女の首をしめて、その場から逃げる。 しかし、犯行にいたる動機や行動については本人も黙秘したままで何も語ろうとはしなかったんです。そのまま少年院にいれられたんです。 この事件を決して忘れさせない、風化させない為に事件のあった山を「もみじ山」と地元の人たちがつけたのです。 少年と父親は同じ家庭に住みながらもまるで赤の他人の様に交流が無く、傷ついた少年は父親をその日にナイフで刺し殺そうと決意していた。 「唯一」の父親との思い出・「何かの蕾」の名前さえわかったら、また父親と生きていける・とわずかな希望を抱え、無性に植物図鑑をめくるが……少女がそれを断ち切る。 もう少年の心はボロボロだったんでしょうね。 そして4年で社会復帰を果たす少年に(出所後、両親との同居は断り、アパートを借り、引っ越し屋さんの仕事をする。そんな生活の中で、桑田が少年にサボテンを送る。「たくさん話しかけてあげてください」というメッセージ付き)、少女の母親は憎しみを隠すことなく、メディアに訴えかけ、マスコミも秀一のことを鬼畜扱いして追いかけ回す。 ちなみに、前半1時間は、 売春をした少女の話(父親が不倫をしていた事を知った少女が、その父親の行為を『母親を裏切った』事だと傷つき、「だから私はお父さんを裏切ったんだよ」と涙を流してお父さんに言う)とか、 後半にも流れていた、先輩職人を包丁で刺して事情聴取される話でした。 わかりにくい文章でしたらゴメンナサイ(^^;) あとドラマを見て、私自身が勝手に解釈したので、間違っている内容もあるやもしれません。 人それぞれで感じ方は違いますしね…。^^; とても心にしみるドラマでしたね。 今一度、原作のマンガを読み返したいと思いました。 いちおうTBS水曜プレミアの公式HPのリンク貼っておきます。
お礼
御礼が遅くなり、申し訳ありません。大変詳しく書いていただいて、とても嬉しいです。本当に心にしみるドラマでした。続編があると良いなーなんて思ってます。ありがとうございました。