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熊本:いっぷくてっぷくてんがらむしのおとひめの
むかし、熊本県出身の母から「いっぷくてっぷくてんがらむしのおとひめのゆやにあがってなくこえは、ぴよぴよもんがらもんがらおしゃりこしゃりこ、おっというてこれをひけ」(間違い箇所があるかも知れません)という歌を歌いながらの指ゲームを習いました。 意味不明です。 ご存じの方、解説をお願いできれば幸いです。
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乙姫様が湯屋(お風呂、または銭湯の全身、そのころは娼館でもあった)にあがって泣いている、という内容です。「いっぷくてっぷく」「ぴよぴよもんがらもんがらおしゃりこしゃりこ」ははやし言葉兼用の擬態語、擬音語でしょうね。 こういうわらべ歌の類は意味がなかなかわかりにくく、表面上の意味がわかったところで「それがなにを言おうとしているのか」が不明なことがよくあります。「ずいずいずっころばし」なんかもそうでしょうね。 たしか泉鏡花の『木曾の紅蝶』か『眉かくしの霊』でしたかに、このわらべ歌から取材したと思われる歌を作中人物が歌うシーンがありました。すでに研究者が佐賀あたりのわらべ歌に由来するものであるとつきとめています。
お礼
やあ、やっと待望の回答をいただきました。 昔はこんな悲惨な意味を持ったわらべうたを女の子たちが歌っていたのですね。 いまはもう山鹿あたりでは歌っていないでしょうね。 これでなにか肩の荷が下りたような気がします。 はるか名古屋からお礼申し上げます。