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キャノン TR8530のBKインクが利用が悪い
現在TR8530を使ってますが、黒のインクPGBKとBKの内、PGBKは消耗するのですが、BKはあまり消耗していません。7年間の内、交換をしたのは一度だけのようで、PGBKばかりが繰り返し消費されています。 黒印刷をよくするので、BKを4年前、予備で4つ買ったのですが、一向に減る気配がないです。このプリンター何らかの欠陥があるのではないかと思っています。 欠陥がないとすれば、何が問題なのでしょうか?モノクロ印刷指定をしても、減るのはPGBKだけのようです。 ※OKWAVEより補足:「キヤノン製品」についての質問です。
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- parts
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キヤノン(CANON)のBKは染料ブラックインク(フォトブラックインク)で写真や画(画像、グラフィック)などのカラー印刷するときのみ使われます。このインクは、染料を使っているので、浸透性が高いのが特徴で、フォト専用紙やマット紙などで多色刷りや透明感を求める時に良い発色をするのが特徴です。 しかし、文字などくっきりした物の印刷になると特に普通紙で滲みが出ると同時に、透明度が逆効果となりグレーっぽい黒になるため、フォト印刷やカラー画像印刷以外では使われないのです。 一方で、PGBKは顔料系ブラックインクで、モノクロ印刷、テキスト印刷時に利用されるインクです。このインクは顔料を使っているため、印刷すると紙に殆ど染みこむことなく表面に張り付いて固まる性質があります。そのため、真っ黒を確実に再現し、安い普通紙でも滲まないという特性があります。このインクは、透過性がないのでカラー印刷では使われませんが、モノクロ指定印刷全般(これは用紙が普通紙ならPGBKのみで印刷されるはずです)と、テキスト(文字列、表計算など)印刷で使われます。 即ち、オフィスワークで使っているなら、BKはノズルチェック時以外は殆ど消費しないでしょう。PGBKが消費されます。これは、キヤノンのプリンター仕様であり、欠陥ではありません。 どうしてもBKインクを使いたいなら写真とか画像とかをカラーで印刷すれば減ってくるでしょう。また、文字印刷でもフォト用紙やフォトマット紙などに印刷する場合は、黒は染料系インクが使われる場合もあるでしょう。 但し、紙が普通紙なのにフォト用紙設定印刷するとインク吐出が増えるので、インクを紙が吸い込まず筐体やローラーにインクが付着して大変なことになるでしょうけど。 以下にCANON公式サイトに黒インクの使い分けについての説明があります。 https://ij.manual.canon/ij/webmanual/Manual/All/TR8530%20series/JP/UG/ug_in_06_c.html 以上のようになります。
- asciiz
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PGBKは「顔料ブラック」、通常のBKは「染料ブラック」を表しています。 PGBKは文字や罫線等のしっかりくっきりした黒を印刷をするのに使われ、BKは写真などの画像部分で黒~灰を印刷するのに使われます。 そのように用途が違うので、ずっと文字主体の印刷をしているなら、PGBKしか使われません。 そして、PGBKが無くなっても、BKを代わりに使うようなことをせず、「PGBKを交換してください」となってしまいます。 黒い部分が多い写真画像などを印刷すれば、BKが使われていくと考えられます。