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C言語について
「キーボードから10個の実数を入力し、それらの平均を求めるプログラムを作れ。」という問題で私は、 #include <stdio.h> void main(void) { float A; float a,b,c,d,e,f,g,h,i,j; printf("実数を入力してください:"); scanf("%f",&a); scanf("%f",&b); scanf("%f",&c); scanf("%f",&d); scanf("%f",&e); scanf("%f",&f); scanf("%f",&g); scanf("%f",&h); scanf("%f",&i); scanf("%f",&j); A=(a+b+c+d+e+f+g+h+i+j)/10; printf("平均は%fです.\n",A); } と考えたのですが、もっとすっきりとしたプログラムはないのでしょうか?もっとシンプルにしたいのです。教えて下さい。よろしくお願いします。
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同じ処理の繰り返しなのだから、 最低限必要な処理を考えて繰り返し文を使うと良いです void main(void) { float sum = 0; float data; int i; for (i = 0;i < 10;i++){ printf("実数を入力してください:(%d/10)",i+1); scanf("%f",&data); sum+=data; } sum /= 10 printf("平均は%fです.\n",sum); } こんな感じでいかがでしょう
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- leaz024
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※長いので、お暇な時にでも読んでください(^^; ※最終的なソースは、1番下にあります。 ■1■変数の数を減らすことから始めよう 今10個の値を入力するために、a~jの10個の変数を宣言していますが、もしこれが100個の値を入力する問題だったらどうしましょう? 同じ用途の変数がたくさん必要な場合には、配列変数を使うと便利です。配列とは「1つの変数にたくさんの値を入れられるようにしたもの」です。配列の宣言は次のようにします。 データ型 配列変数名[使う個数]; 例えばこの問題では、「 float a[10]; 」と宣言すれば、aの0番目( a[0] )から、aの9番目( a[9] )までが使えるようになります。(この a[0] ~ a[9] を、配列aの「要素」といいます。) 宣言では[ ]内に使う個数を書き、使う時は0からの通し番号を入れるわけです。0から数えるので、a[10]は使えないことに注意してください。 配列を使うと、次のように書き換えることが出来ます。(main関数内のみ) float A, a[10]; printf("実数を入力してください:"); scanf("%f",&a[0]); scanf("%f",&a[1]); scanf("%f",&a[2]); scanf("%f",&a[3]); scanf("%f",&a[4]); scanf("%f",&a[5]); scanf("%f",&a[6]); scanf("%f",&a[7]); scanf("%f",&a[8]); scanf("%f",&a[9]); A=(a[0]+a[1]+a[2]+a[3]+a[4]+a[5]+a[6]+a[7]+a[8]+a[9])/10; printf("平均は%fです.\n",A); ■2■配列の各要素を、変数で使い分けよう 上記プログラムは、全然すっきりなんてしていませんね。結局100個の値が必要ななったら、えらい手間がかかってしまいます。 配列を使う一番のメリットは、各要素を変数で使い分けることができる点です。つまり、a[0] の代わりに、b = 0; a[b] と書くことができるのです。この変数bを、forループを使って1ずつ増やしてやれば、たとえ100個の値が必要になっても問題ないわけです。 これを使って、前半部分は次のように書き換えられます。 int i; /* forループでは i を使うのが習慣です。 */ float A, a[10]; printf("実数を入力してください:"); for (i = 0; i <= 9; i++) { scanf("%f",&a[i]); } ※forループの使い方が分からなければ質問してください。 ■3■少しずつ計算しよう 次に合計を求めて個数で割る部分についてですが、足し算を全部書いたらすごく大変ですよね? ここでは「足し込み」という、ちょっとしたテクニックを使って、プログラムを簡単にします。 まず次のプログラムは理解できますか? int a = 1; printf("a=%d\n", a); /* 当たり前ですが「a=1」ですね */ a = a + 2; printf("a=%d\n", a); /* a + 2 が計算されて、a に代入されているので「a=3」です */ この「ある変数に数を足した結果を、その変数にする」というのが「足し込み」です。普通は「 a = a + 2; 」ではなく、「 a += 2; 」のように省略形を使って書きます。 この手法を用いて、a[0] ~ a[9] を、A に足し込みます。前もって A の値を 0 にしておけば、a[0] ~ a[9] の合計が求まるわけです。 それではループ・足し込みを使って、後半部分を書き換えてみます。 A = 0.0; for (i = 0; i <= 9; i++) { A += a[i]; } A = A / 10; printf("平均は%fです.\n",A); ■4■同じループができちゃった 前半と後半のプログラムを見比べてみると、全く同じ形の for文 がありますよね。前半では10回分の入力を、後半では10回分の足し算を行っているわけです。 ここでちょっと考えてみてください。 ここまででは「全部入力した後、全部計算する」という形になっているわけですが、「1個入力したら、1個足し込む」をループさせても、うまくいくような気がしませんか? 実際にくっつけてみると、下記のようなソースになります。 int i; float A, a[10]; printf("実数を入力してください:"); A = 0.0; /* 後半ループの前に行う必要があったので、くっつけたループの上に持ってきます */ for (i = 0; i <= 9; i++) { scanf("%f",&a[i]); A += a[i]; } A = A / 10; printf("平均は%fです.\n",A); だいぶすっきりしましたよね? ■5■入力した1つ1つの値って、後で使いますか? 配列を使って10個分の入力をしたわけですが、おかげで「何番目に何を入力したか」がいつでも分かって便利ですね。何せ a[ 何番目 ] と書くだけですから。(0番目から数えます。) ところで、この「1つ1つの入力した値」って、何かに使いますか?もし使わないのなら、全部取っておく必要ないですよね? そもそも配列にした理由は、「たくさんの入力を行うのに、別々の変数を用意するのが大変だったから」です。 今はループを使って、「1個入力したら1個足し込み」にしているので、実は変数は1個でも構わないんです。だって入力した値を A に足し込んじゃえば、入力した値はもうどうでも良いわけで、その変数を何に使おうが問題ないわけですから。 では、a[x] と書かれた部分を、a にしちゃいましょう。宣言とループ内の3箇所を直せばいいですね。 ■6■掛け持ち変数は、バグの元! ところで変数 A って、何用の変数ですか?合計を求めるのに使って、その後平均を求めて・・・ まぁ今回はその程度だから問題はあまり無いんですが、1つの変数を用途を限定せずにあちこちで使いまわすと、思わぬバグを引き起こすことがあります。 ですので、合計用と平均用で変数を分けておきましょう。 その際、用途が分かるような名前を付けたほうが、後で見た時&他の人が見た時に、理解しやすいコードになります。コメントをつけるのも良いことなのですが、変数1つ1つに、しかも出てくるトコ全部に書くわけにいかないでしょ? 合計には sum または goukei 、平均には ave または heikin 等がよいでしょうね。 ■7■マジックナンバーをなくそう 「マジックナンバー」とは、プログラム中に出てくる意味不明な数字のことです。 ここでは forループで使ってる 9 と、平均を求める際の 10 で、両方とも「10個のデータ」という問題絡みのものです。 何が問題かというと、例えば問題を「50個の入力値の平均を求めるプログラム」に変えられた時、ぱっと見てどこを直せばよいかが分かりにくく、修正漏れによるバグを起こしやすいことです。 このプログラムの場合、処理するデータの個数を「グローバル変数」や「マクロ」なりに置き換えて、修正個所を1つにしてしまいましょう。ただの「数字」が、変数などの「名前」になることで、プログラムも分かりやすいものになります。 ※グローバル変数やマクロについて分からなければ質問してください。 ■8■最終的なソース #include <stdio.h> int data_num = 10; /* データの個数を変更する時は、ここを直せばOK */ void main( void ) { int i; float sum, ave, a; printf("実数を入力してください:"); sum = 0.0; for (i = 0; i <= data_num-1; i++) { scanf("%f",&a); sum += a; } ave = sum / data_num; printf("平均は%fです.\n", ave); } それでは頑張って勉強してくださいね
お礼
ありがとうございました。これから役立ちそうです。
- brogie
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for文とsum +=x(sum = sum+x)を使ってみました。 少しはCらしくなったでしょうか? void main(void) { float sum=0.0; float Ave,x; int i; for ( i=0 ;i<10 ;i++){ scanf("%f",&x); sum += x; } Ave = sum/10.0; }
お礼
ありがとうございます。思わずみんなでなるほど~と感心してしまいました。
お礼
ありがとうございます。とても役に立ちます。