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絵を描く行為を楽しむには
私は小さい頃から絵を描く事が好きでした。ですがそれは、描く行為ではなく上手いと褒められたい承認欲求が満たされるから好きなんだと最近になって理解しました。 3歳の頃、よくドラえもんやプリキュアといったキャラ物の塗り絵帳にて塗り絵をしてました。綺麗に塗れると凄いね上手ねと母や祖母から褒められるのが嬉しかったからです。 5歳の頃、公園にある桜の木1本を実物と変わらないくらいリアルっぽく描けない自分に失望しギャン泣きしてました。その後も幼稚園にある桜の木と睨めっこしながら描いたりしてました。廊下を通りかかった幼稚園の先生が自分の絵を見て上手いね才能あるねと言ってくれた事が嬉しかったです。そしてら本物そっくりに描けないと上手くないと思ったから、そして上手い絵を描けないと誰からも褒められない認められないと思ったから、ずっと描いてました。 小学生の頃、美術図工が大好きでした。なぜなら、自分の作品を見てクラスの人や先生が褒めてくれるからです。 中学生の頃、図工が教科から消え美術だけになりましたが、クラスで1番と言えるくらい、美術部の人に負けないくらい上手い自信がありました。私の絵を見るなりクラスの人から「まるで写真だ」と言われました。 高校の頃、クラスに私より絵が上手い子がいました。pixivでいいね数1万もある神絵師です。羨ましさと妬みがありました。そして高校進学を機に買って貰った初めてのスマホでデジタル絵に挑戦しました。そして二次創作もこの頃から始めました。物心ついた頃からアニメを見るのが好きだった私は大好きな推しを描きたいと思い、描いて、SNSに投稿しました。そして描いた時、自分にはイラストが向いてないと改めて知りました。改めてというのは、実は幼少期からアニメの絵や親の人物画を書いていたのですが、からっきし上手くありませんでした。そして下手な絵を見た親や先生やクラスの人からは全然褒められませんでした。風景画が向いてるねとまで言われました。事実、花鳥風月は上手く描けます。そしてSNSに投稿したイラストはいいね数1桁でした。いいね0の時もありました。私はそれに耐えきれず、世間でタブーとされている神絵師様やアニメ公式のイラストをトレスして自作発言しました。無断転載が悪いことだとは思わず、いや、世間一般的に悪事であるという事は知ってはいたのですが何故してはならぬのか当時は理解できませんでした。上手い絵を描いたら誰かから褒められると思ったから、そして私は誰かからいいねされたいフォローされたい褒められたいという承認欲求が強かったからです。それでもいいね数は中々増えません。フォロー>フォロワーが続きます。しかもフォロワーは相互フォロー絶対しますタグで繋がった人や、同じくいいね数1桁台の絵師、私の好きなアニメや好きな推しが同じ人ばかりでした。本当に「私の絵が好きでフォローしました」という人はいませんでした。 私は風景画や花鳥風月ではなくアニメの二次創作のイラストで、私の推しを描いたイラストで、いいねされたいフォローされたい誰かから褒められたいのです。SNSやpixivで1000いいね貰える憧れの神絵師様に私もなりたいのです。その為にYouTubeや書籍で勉強して練習してます。それでも絵の世界、今日マスターして明日から神絵師に!なんてなれません。一朝一夕ではどうにもならない、積み上げが大事です。そしてすぐに目に見える成果が出ずに挫折して何度も辞めてしまいました。そして次第に絵を描く事から遠ざかりました。 しかし、毎回投稿していいね数を気にするストレ誰からもいいねされなかった絶望から何度も時間帯を変えて投稿しては反応が無ければ消しを繰り返し、仕舞いには垢ごと消してまた作りを繰り返してきました。 自分にはイラスト、そしてSNS自体向いてないのだと思います。それでも理想が拭えません。憧れが消えないのです。 大学では美術部に所属していますが、同じくSNSで絵を投稿してる方の垢を見せて貰いました。すると、いいね数1桁良い時で2桁しかないのに習慣的に絵を投稿し続けてるのです。大変失礼な質問だと今では思うのですが「なんでこんなにいいね少ないのに毎日続けられるの?」とその子に聞きました。するとその子は「いいねなんかどうでもいい。ただ絵を描くのが好きだから描いてるだけで、描いたものを(SNSに)投稿してるだけ。」と言われました。私は誰かから認められたいために絵を描いていたのに対し、その子は絵を描くのが好きだから絵を描いてました。ここの違いが大きいのではないかと、なんとなくですがそう感じました。 そして今はイラスト上達本を参考に模写したり、神絵師様のイラストを模写(トレスではなく、アタリを付けてから描いて行く方)したりしてます。たまに模写ではなく自力で推しを描こうとしますが、中々上手くいきません。想像力が足りないのか、お手本を見ながらその通りに描くのではなく、自分の描きたいと思う構図で描きたいと思う表情で描くのは、「脳内イメージをそのまま手を伝って紙に描く」という、模写とはまた違う能力が必要な気もします。しかしそれが何なのかは分かりません。なんとなくそう感じます。 長々とお書きしてすみません。 結論、承認欲求お化けから脱して絵を描く行為自体を楽しむにはどうすればいいのでしょうか? 今はもう垢を全部消してSNSをやってません。絵を投稿しても反応が少ないのを傷ついて、フォロー<フォロワーになれない自分に絶望し、年下神絵師に遭遇してトドメを刺されるのがもう限界になったからです。描くのが苦痛です。いや、正確には、せっかく時間と労力をかけて描いても誰からも認められない状況下、そして神絵師様のイラストを模写という世に出す事はない無駄な行為がゴールの見えないマラソンをしてるかのようで息苦しく感じます。ですが、承認欲求ではなく描く行為そのものを愛してやればこれが解決できると思うのです。 私は思い込みが激しい性格です。時間も約束も持ち物も考え方も、勘違いで何度もトラブルに発展し今まで数え切れない友を失ったくらい激しいです。そしてそんな短所が気を利かせたのか、21年間ずっと自分は絵の才能があると思い込んでいました。昨晩、自分の才能の無さを自覚し過呼吸になり泣きじゃくりました。心を落ち着かせようと、毎晩ルーティンで見てるpixivの神絵師様のイラストを見ると余計悪化して一時息が吸えなかったです。思い込みが激しい性格も治したいです。誰かご教授お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
とてもシンプルなことですが。 ・質問者さんは、自分が模写するアニメのキャラクターが好きですか? ここがないまま、今日まで来てしまったということはありませんか。 たとえば、キャラクターAが自分では好きかわからないとしたら。 キャラクターAの魅力はどこにあると思いますか。 また、どんな層に向けてキャラクターの魅力を前面に押し出そうと考えますか。 キャラクターAは脚線美が魅力だとしたら。 脚フェチに向けて、脚線美だけでなく、肉質にまでこだわるとか。 オリジナルが描けないというよりも、キャラクターの魅力について考え切れていないような気がしました。 キャラクターの魅力について考えられるようになったら、今度はキャラクターの背景(物語)を考えていく。 今はどんなシーンで、どうしてキャラクターAはこんな表情なのか。こんな小道具をもっているのか。こんなポーズをしているのか。 より伝わるためには、どんな風に工夫をすればいいのだろうか。 ・色づかい、構図、モチーフ。etc. 街の似顔絵描きは、そっくりそのまま写真のように人を描くわけじゃありません。 その人の魅力はどこにあるのかを観察して、魅力を誇張して描きます。 質問者さんは、表面的なものしか見えていない。 深く探るという「洞察力」が足りない。 もしくは今の流行はなにかという「分析」が足りていない。 そういうことじゃないのかなと思いました。 絵を描くとき。 木の枝はどこからどう伸びているのか観察しながら描いていますか。 動物の骨格まで意識して描いていますか。 観察し、意識して描いているなら、二次元も同じようにする。 オリジナルのキャラクターはその後の話なので、今は気にしなくてもいいように思います。 まずは自分の「好き」を知る。たくさん持つ。 たくさん手に入れたら、それをどう絵に詰めこんでいくかを考える。 ※入れ過ぎてもだめなので、加減が必要になります。 自分の好きを詰めこむと、今度は怖くなることもあるかもしれません。 ※好きを否定されたらどうしようって。 でも、同じ「好き」を共有できる人が見つかります。 本当の意味で認められたい人って、好きが同じ人なんじゃないでしょうか。 質問者さんはまだ、本当に認められていない人に出会えていないのかもしれないと、わたしは思いました。 まずは、作品を、キャラクターを大好きになってみませんか。 大好きなキャラクターの魅力を最大限に伝えるために、自分にはなにができるのか考えてみませんか。 特に質問者さんは風景画や花鳥風月が得意なのですから、キャラクターを自分の得意な世界の中に招待する。いわばコラボだと考えればいいと思います。 (アニメキャラだからといって、アニメのような背景にいなきゃいけないわけじゃありません) 質問者さん自身の得意を、キャラクターとコラボさせることができたなら。 その時、初めて質問者さんの「オリジナルの世界」が絵の中に表現されるのだろうと思います。 今一度、自分自身に「わたしは本当は何が好きなのだろう」と問いかけてみてはいかがですか。
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- eroero4649
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「絵を描く行為が楽しくなるには」ということですが、そもそも質問者さんは絵を描くことが「好き」なのでしょうかね? 質問文を拝見する限りは、絵を描くのが好きだから頑張ったんじゃなくて、他人から認められる手段が絵だったから頑張ってみたってことなのですよね。だからもし「歌が上手いね」だったら歌だったろうし、「そろばん早いね」だったらそろばんだったのではないでしょうか。 「本当は1ミリもアニメに興味がないオタサーの姫」ってのがいるっていいますよね。本当はアニメやマンガには全く興味がないのですが、オタサーの姫でいるとみんなからチヤホヤされるから、さもアニメやマンガが好きなフリをする女子がいると聞きます。 質問者さんもそのタイプだったということなのではないでしょうかね。本当は絵が好きだったわけではなくて、ただチヤホヤされたかったから絵を手段として使っていたってことだったのではないでしょうか。 >私は思い込みが激しい性格です。時間も約束も持ち物も考え方も、勘違いで何度もトラブルに発展し今まで数え切れない友を失ったくらい激しいです。 ということですから、質問者さんは「私は絵を描くことが好きなんだ」と思い込んでいるというか、そうしたいと思ってるんじゃないですかね。それはただの「無意味なプライド」なんじゃないかなと思います。 「もしかして私は、絵が好きだと思い込んでるだけで実はそんなに好きじゃなかったってことはないかな?」って自問してもいいんじゃないかしら。
お礼
- OldHelper
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絵に限らず、創作活動には「オリジナル」「独創性」が必要です。 趣味で絵を描いているのなら、書きあがった時点で満足できるでしょう。 ほめてもらえないと満足できないのは、絵を描くのが好きなのではなく。ほめてもらうのが好きなだけです。 ほめてもらうための手段として、絵を描いているのです。 だから、他人の作品を模写しても平気なんです。 自分なりの表現方法で作品を仕上げる工夫をしないと、いつまでたっても「ほめてもらいたい」と思い続けることでしょう。 幼児期に風景を見ながら描いたのはオリジナルです。 幼児期の原点に戻って、風景画から描いてみてはいかがですか。 評価してほしいのなら、クラブやサークル活動に参加するか、公募展に応募することです。
お礼
- zabusakura
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姪の話を思い出します。姪が3歳の時に絵を見せてくれました。私は、 「上手だね」とは褒めませんでした。「目の付け所が面白い。いい絵だね。」と言いました。姪が、あまりにも嬉しそうなので、きっと、 この子、頭の中に描きたいイメージが沢山有るんだろうなと思い、考えた絵が、そのまま描けなくて辛いって思う?もっと、こう描きたいって 思う?と聞いたら、思うと。 じゃあ、お母さんに言って絵を習わせてもらう?と。そのまま姪は義妹に絵を習わせて欲しいと、お願いして将来、絵を描く、お仕事がしたいと思ったそうで、3歳からずっと変わらず、情熱を持って希望通りの職に就きました。 皆「上手ね」って褒めてくれるけど、それは、嬉しく無くて、おばちゃんに言われた「面白いね。いい絵だね。」って言われたのが、物凄く嬉しかったのと思った通りの絵が描きたいって思ったの。3歳の時に、おばちゃんの言葉で将来、決めたのって大人になってから話してくれました。 誰かに褒めて貰うためにするんじゃなく、自分の為にするっていうことに、いつか気付かないと、そういう状態になるんでしょうね。 誰かに認めてもらいたい、褒めて貰いたいってやってたら、同じことをしても(絵を描く)方向性が変わってるんでしょうね。 好きで描いてたら、自分は満足するから、承認欲求とかは、無いんでしょう。 自分でやってみて楽しいことを見つけた方がいいかもしれないですね。 絵にこだわらず。
お礼