Twitterはトランプ大統領が就任するまで、世界で唯一黒字だったのが日本だったのです。なのでアメリカ国内では株主から「日本で黒字であるうちに事業を売却しろ」とものすごくプレッシャーをかけられていました。そしたらトランプ大統領が記者会見ではなく、Twitterで好き放題に発信するようになったので、世界中の人々や特にマスコミ関係者がトランプ大統領をフォローするようになりました。
それで「トランプ効果」で少し持ち直したのですが、その後ご存知のようにイーロン・マスクに買われました。彼はTwitterをXに改称し、まあ要するに「俺専用SNS」にしたいみたいですね。その後のXは「ワンマンオーナーの気まぐれに翻弄されるSNS」になりました。日本以外の国ではオワコンです。オワコンになったというより「元々かなり前からオワコンだった」というべきでしょう。
TikTokはアメリカで盛り上がっていますが、中国企業だからとにかく何かとやり玉にあげられますね。アメリカ政府は「TikTokをアメリカ企業に売却しろ。じゃなきゃアメリカから締め出す」みたいな割と無茶な要求をしています。
それに比べればYouTubeは天下のGoogle傘下ですからね。Googleの天下が揺らがないうちは、動画配信サービスとしての立場は揺るがないでしょう。長時間の動画はYouTubeの一択といっていいでしょうからね。インスタやTikTokで1分程度の動画が流行りましたから、YouTubeもショート動画を始めましたよね。
動画配信サービスでいうなら、この回答をしている現在サイバー攻撃で絶賛サービス停止中のニコニコ動画が「さらにオワコン」という感じですね。元々とっくにオワコンだったニコ動ですが、サイバー攻撃への脆弱性が明らかになってしまいました。
ここから大規模なサイバーセキュリティ対策を講じられるお金はないでしょうし、脆弱性を抱えたままならまたサイバー攻撃によるサービス停止が起きる可能性もありますので、関係者は頭を抱えていると思います。
YouTubeとインスタとTikTokで同じ動画を使い回してるのは普通にあるので、そこらへんは全体的にボーダーレスになっていくのだろうと思います。