あまり良くはありません。
与えないほうが良いです。
もし、猫自らが積極的に食べるようなら、成猫1匹あたり1,2個なら与えても問題はないでしょう。
イヌやネコはヒトよりも肉食性の強い食性を持つ生き物です。
従ってその消化器も肉食により適応しており、植物はあまり上手に消化・代謝できなかったり、人間は食べても問題ないのに、イヌ・ネコは食中毒を起こすことがあります。
イヌとネコでも違いがあります。
たとえばイヌはごく少量のキシリトールでも中毒を起こします。摂取量によっては死にます。
そして、イチゴはキシリトールを含みます。
ネコはイヌのようにキシリトールに中毒しないという研究結果もあります。
しかし獣医師の中には「ネコにキシリトールは与えないように(猫はキシリトールに中毒するから)」というふうに注意喚起をするものもいます。
万が一を考え、ネコには(キシリトールを含有する)イチゴは与えないほうが無難でしょう。
仮にキシリトールに中毒しないにしても、キシリトールはネコにも緩下剤作用をもたらします。
つまりたくさんのイチゴを与えれば猫はお腹を壊します。
それに、ネコは一般的にイチゴを好まないはずです。
ネコの舌には甘さを知覚する味蕾がないと言われます。
そしてアミノ酸が多い食べ物を好む性質を持ちます。
ネコが仮にイチゴに興味を示しても、イチゴは猫にとって栄養豊富な食べ物になり得ませんから、与えないほうがよいです。
また、人間用に調理された食べ物はたいていの場合、調味料がネコには多すぎます。
イチゴのジャムなども、ネコには与えないほうが良いです。
ただしごく少量なら問題ありません。
ネコに与えても問題がない少量のイチゴジャムとは、人間の小指の爪半分ぐらいの体積です。
お礼