倍率2倍のギャンブルに1,000円賭けた場合。
当たったら、2,000円の配当があるので差し引き1,000円のプラス。
外れたら、配当ゼロなので賭けた1,000円のマイナス。
掛け金はいずれにしろ戻ってこないので、そういうことになります。
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ギャンブル当選時の倍率は、本当は賭ける前からは決まっていません。
ここから集めたお金の何割かを、運営手数料として引き、残りの金額を当選者の賭け高に応じて分配するものとなっています。
ですから、基本的に胴元が儲かるようになっています。
例えば、胴元Xが競馬を開催するとします。
Aは1,000円、Bは2,000円、Cは3,000円、Dは4,000円、賭けました。(合計10,000円)
還元率80%とすると、2割は胴元Xの物となります。この時点で、胴元Xは2,000円の儲け。
レースの結果、AとCが当てました。8,000円を、AとCの掛け金比率で分配すると、1対3、すなわち、Aに2,000円、Cに6,000円の配当となります。
全体で見ると、
A→+1,000 B→-2,000 C→+3,000 D→-4,000 X→+2,000
こういう変化になります。
何度も賭け事を繰り返した場合を考えると、A~Dはお金の増減がありますが、胴元Xは毎回必ず得をします。
と、いう事は。
ギャンブルをすればするほど、A~Dのお金の総額は、どんどん減っていきます。
一時的に増えることはありますが、確率的に長期間で見ていくと、ギャンブルをする人は、最終的に必ず損をする、と言って良いのです。
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胴元が必ず得をして、簡単にお金が集まるので、ギャンブルは公営の物しか認められていません。(宝くじ・競輪・競馬・競艇等)
勝手にギャンブルを運営すると、「賭博場開帳図利罪」という犯罪になります。
非公営ギャンブルに参加しただけの人も、「賭博罪」になります。
まあ、仲間内でのランチ代程度の賭けならば見過ごされるわけですが、裏カジノなんかには行かない方がいいですね。
万が一警察の踏み込みなどあれば、その場で全員逮捕されます。
お礼
ギャンブルをやろうと思ったわけではなく、仕組みがしりたいと思って質問させて頂きました。詳しく教えて頂きましてありがとうございます。