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精神病院への入院
父親を精神病院に入院させた方がいいのか、真剣に悩んでいます。 ここ最近、認知症による暴言と暴力がやたら酷く、家族だけでは対応できなくなってきました。 睡眠中で、寝ているのか起きているのか分からないような夢うつつの状態であっても、寝言なのか何なのか独り言のような暴言と暴力があります。 現在診て頂いているかかりつけ医は、認知症の専門医ではありません。以前から、認知症の専門医のいる精神病院への紹介を頻繁に打診されているのですが、父親が頑なに拒んでしまいます。そのため、全く精神科の医療に結びつきません。 ですが、父親の性格や現在の状況をよく知る周囲の方々からは、熱心に精神科への受診を勧めてくれます。 父親は家の中でも外でも外出先でも、至る所で大声を出し暴れてしまう癖があります。 近所の方々も心配し頻繁に声かけをして下さったり、あまりにも酷い状況になると警察に通報してもらったりする場合があります。 今まで何度警察の方が、うちに安否確認に来て頂いたか分かりません。しかし、父親は認知症のため状況が理解できず、警察の方が来られても自分事ではなく他人事だと思い対応しています。 警察の方も、年齢的な事や性格また認知症である事を考慮して、父親を刺激しないような対応をとって下さるので、余計自分の過ちに気付かないのです。そして結果として、何度も同じ過ちと暴言暴力を繰り返してしまうため、全く為す術がありません。 近隣には、2~3件の精神病院があります。車で20~30分の距離にあり、それほど通院に支障をきたす距離ではありません。 確かに、精神病院というとあまり良いイメージはありませんが、現在の父親の状況を考えると、早急な治療の必要性を感じます。 認知症で頑なに受診を拒む父親に、どのように精神科への受診を促せばよいのでしょうか? こうした治療への仲介を専門とする方もいらっしゃると聞きますが、どこへ相談すればよいのか分かりません。 精神科への受診、そしてゆくゆくは入院への治療を行うための手段について、何かご存知の事があれば教えて下さい。 深夜に申し訳ございませんが、ご回答宜しくお願い致します。
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- chouryou
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現在の状況、長年同じ屋根の下共に暮らされているだけにとても辛い事と思います。 しかし「家族だから」「近所の目が」という事を気にされて対処を先延ばしにして、認知症の方が家族を殺めてしまったり、家族が耐えきれなくなって認知症の方を・・・という事件もあるのが事実です。 精神病院への受診を頑なに拒むお父さんの気持ちもわかります。 恐らく前述した様にあなたやご家族への負担・近所の目などが気になるのだと思います。迷惑をかけたくない、という気持ちもあるのだと思います。 しかしその思いと行動が一致しないのが認知症です。 取り敢えず、どんな形であれ医師に相談をして、精神科の受診を受けさせてください。 お父さんには辛い事かもしれないですが、あなた達家族の精神的負担も限界に近い事・このままでは家族が家族として成り立たず、崩壊してしまう事などはハッキリと伝えてみてください。 お父さんが暴れ始めた時にあなた達家族かお父さんが「ワザと」ケガをする事も視野に入れてください。 ケガをした場合に救急車を呼び救急隊の方に短く事情を伝えて、精神科がある大学病院や総合病院などの大きな病院へ運んでもらい、そのまま精神科の医師の受診を受けるという手段です。 大きな病院になればなるほど外科・内科などと精神科への連携は整っています。 いつもお世話になっている病院よりも早急にお父さんの置かれている状況を判断して精神科へのリレーをしてくれるので、その点は安心できます。 そこで精神科の受診歴・相談歴を作っておく事で、今まででは選択できなかった「強制入院」という選択肢が増えます。 強制入院の説明をすると長くなりますので資料を添付しておきます。 この強制入院という選択肢が、あなた達家族に唯一残された手段かもしれません。 騙すような形で入院させるのは心苦しいかもしれません。 お父さんに恨まれるかもしれません。 ただ、このままでは家族自体が潰されることにもなりかねないので、資料を読んで、ご家族と相談・連携してご家族・特にお父さんの苦痛を取り除いてあげてください。 ただこの選択肢が全てではないかもしれない、と自分自身考えながら書き込んでいますので、参考として見てもらえれば幸いです。 最後の厚生労働省HPは、PDF形式です。 介護のホンネ https://www.kaigonohonne.com/questions/2 こころの情報サイト https://kokoro.ncnp.go.jp/support_hospitalizatio.php 厚生労働省・医療保護入院制度について https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001vnrh-att/2r9852000001vnzk.pdf
- moritaroh
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認知症の方でも、恥ずかしさ、悔しさなどの感情は残ります。 感情そのものを忘れてしまうわけではないのです。 ですから、どこか別の場所へ出かけることを誘って病院へ連れていくとか、そのように「騙す」のだけは避けてください。 ① お父様と同世代の友人などに来て話してもらう ② 自治体の保健師(社会福祉協議会など)に訪問してもらう ③ 病院に連れて行く まずは、暴言等があまり起きない時間帯や状況を観察し、そのような冷静に話を聞けたり、何かしら機嫌が良い時(たとえば好物を食べた後、贔屓にしている野球チームが勝った後など)を把握してください。 そのようなタイミングに合わせ、お父様が以前に親しくされていた同年代のご友人(職場などの元同僚や付き合いのあった人、学校の同級生や先輩・後輩)に連絡が取れれば、その方にご自宅に来ていただき、認知症について話をしてもらうといいです。 自分より若い人に病院へ行くように言われると、『自分はまだ大丈夫』『年寄り扱いしないでほしい』といった感情が動いてしまうのですが、同世代や自分よりも年配の人に勧められれば、素直に聞き入れてくれる可能性があがります。 これと同時進行で、自治体の保健師に相談してみてください。 認知症への不安感を持ち、診察に少し前向きになったら、いきなり病院に行くのではなく、保健師に自宅を訪問してもらい、病院を紹介してもらうといいです。 繰り返しになりますが、認知症は、細かな事柄を忘れてはいるのですが、根幹にある感情は残っています。 逆に、細かな知識や理性で感情をコントロールできていたのに、そのような事柄をうまく思い出せなくなり、感情を制御しきれていない、とも言えます。 また、最近のできごとは忘れてしまっていても、昔のできごとは覚えていたりします(時系列はぐちゃぐちゃになっていたとしても)。 なので、自宅に古い写真アルバムがあれば、それらを見せて話を聞いてみると良いかもしれません。そういったものがなければ、お父様が若い頃に流行した音楽などを聞かせてみることで、一時的であれ、記憶や感情を整理・コントロールできることもあります。
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