トップレスOKの理由は、「女性も男性と同様にトップレスでプールに入ってもいいのではないか」という、男女平等の観点からです。
男性から女性がどう見られるのか、ということは考えに入っておらず、あくまでも、女性主導かつ女性視点の考えです。
言い方を変えれば、異性に胸を見られても、特別に気にすることのない女性がいる、ということでもあり、また、女性がいちいち男性の視点・視線を気にするのは、男性上位の考え方でもあります。
つまりは、女性が、自分の好きなように振る舞っていい、ということです。
ただし、ドイツではそういった、トップレスを求める女性が多数派か、と言うと、必ずしもそうであるとは言い切れません。
日本では習慣的に「多数の人が求めるなら良い」という、多数決的に考えを進めてしまいがちですが、ドイツにおける例は「少数の人であっても、その人の主義・主張を封じてはいけない」といった考え方をすることが多いのでしょう。
ちなみに、トップレス容認の具体的な内容は、下記の通り。
① 公共のプールでは「水着」を着用しなければならない
② 水着の形に、個別具体的な指定はない
これらは、法律と言うより、プールの運営団体が定めた方針。
つまり、全裸はNGだが、どのような形であれ水着を着用していれば良い、というものだったので、女性が男性同様、水着のパンツのみで泳いでも良い、という解釈です。
なお、ドイツ全土でOKかと言うと、ヌード、裸に関する法律は自治体によってさまざまです。
>日本でも、そうなった方がいいですか?
>男性が興奮するかもしれませんが、大丈夫ですか?
トップレスになりたい女性がいるのなれば、その人の権利として、認めても良いと思います。あくまでも平等を原則としたルールとして。
ただし、男性のすべてが、たかが胸が見えたくらいで興奮するわけではないので、興奮するのは、ルールではなく、その男性個人のモラルの問題。
公共の場で興奮を隠せないような、モラルのない男性を考慮し、女性自らがトップレスでいたい、と思う権利を抑制する必要はないでしょう。
お礼