赤ちゃんの消化機能は非常に未熟です。そのため、あまり早い時期に離乳食を始めると赤ちゃんの胃腸が対応できずに、食物アレルギーを起こしやすくなってしまうのです。
乳児期の食物アレルギーの大部分が3歳頃までに治癒もしくは軽減すると言われていますが、これは3歳頃になると消化機能がしっかりしてくるからなのです。
育児の常識(?)として2~3ヶ月くらいから、果汁や野菜スープ等を飲ませて離乳食の準備を開始しましょう、というのが一般的ですが、赤ちゃんがいろいろなものを消化出来るようになってくるのは6ヶ月頃になってからなので、6ヶ月になるまでは母乳やミルク・白湯や麦茶以外は一切与えない方がいいと聞きました。
時々、果汁を始めたら下痢をするようになる赤ちゃんもいるようですが、これもこの理由かららしいです。
離乳食を開始してからも、同じ食材(特にアレルゲンとなりやすいもの)を毎日続けて食べさせないようにします。
また、今まで食べたことのない新しい食材を食べさせるときは、1種類ずつ増やしていくようにします。
そうすることによって、下痢や湿疹等身体に異変が起きたときに対処しやすくなります。
余談ですが、母乳を与えているお母さんは卵は控えた方が良いです。
牛乳は大丈夫ですが卵はダイレクトに母乳に移行するので、卵のアレルギーになる確率が高くなるようです。
私の場合は離乳食の開始はゆっくりでいいと思い、6ヶ月になるまでは何も与えない方法を選択しましたが、専門家の間でもいろいろな考え方があるようですので、いろいろな人に話を聴いてみて、お子さんに合った方法を見つけてあげると良いと思います。
お礼
回答頂きありがとうごさいました。 特に、アレルギーがあるという訳ではないのですが、ちょうど100日の頃、「血便」をして以来、早めの離乳食が消化機能に負担になるのでは、と気がかりだったもので。結局、「血便」の原因はわからずじまいですが、子供は元気に成長している今は、特に心配はない様子です。子供からのサインを見逃さず、焦らず、始めたいと思います。