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部屋の残響と低音の関係

オーディオ視聴で低音が不足する原因は、壁や天井の薄さ、構造的にその奥の空間、との記事を読みました。その為、普通のマンションなら殆どが該当するそうですが、マンションの部屋の残響って結構ありませんか?手をパチンとやると。もうボンボンで吸音対策に追われる気がするのですが、低音が足らない状態とは一体? 木造戸建になってからは和室という事もあり、残響が殆ど無く、スカスカでボンつかない代わりに、少し低音を上げています。 残響が多い=低音の量が増えるは違うのでしょうか?

みんなの回答

回答No.4

隣の空間が吸音BOXと考えればいいんだよ~ 薄い壁や天井 : パッシブ・ラジエター 構造的にその奥の空間 : 巨大なエンクロージャ 音を出すスピーカーは、その共振によって低音を出すわけだけど~ オーディオを置く部屋の隣の空間(隣室、屋根裏、押入れ)は共鳴によって音を吸収する吸音装置になる。 有孔ボード(ヘルムホルツの共鳴箱)が吸音する原理 https://cwaweb.bai.ne.jp/~asukaru/bouon-room-hole-board.html 和室は、障子、襖、吊り天井、などが振動板みたいなもの。 隣の空間が巨大なバックキャビティ―だから、共鳴周波数が低くなって、低音を吸音するんじゃないかな~ 昔、オーディオ雑誌で「使用してないスピーカーは部屋の外に出せ!」 という記事があった。 使用してないスピーカーが音を悪くするという。 まあ、理論的にスピーカーが吸音装置として働くのは確かなんだけど、振動板やバスレフポートの面積を考えると、大勢に影響するほどじゃない。 もしかして掃除機の様に、もの凄い勢いで音を吸い込んでる姿を想像してるんだろうか?(笑) 「どいうしても複数のスピーカーを置く場合は、使用してないスピーカーのターミナルを短絡して、バスレフポートの穴を塞げ!」とのご鞭撻。 木と紙で作られた日本家屋に住んでる自分には関係ない話だ

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.3

一般に住宅の音響では、遮音と残響が語られます。 遮音は、説明会などでDr等級で表示されますね。 http://www.akebono-kougyo.com/tl-hyouka.html 新築マンションでは最近、これに下方向への衝撃音対策としてL(LLとかLH)値を追加表示してくれるようですね。 遮音に関しては構造物の重量が大きく関与しますので、グラフに見られるとおりどの等級でも周波数帯が低い程遮音性能が劣るという事を頭に残していただいて、終わりにいたします。 部屋の残響は、その部屋の音を決める重要ポイントです。建材や施工方法によるところが大きい」です。 https://emicocolo.hatenablog.com/entry/2017/06/12/211904 ラジオスタジオに適した共鳴器型を安易にオーディオルームに施工すると、音楽の大事な部分が削ぎ落されて潤いの無い音を聴かざるを得なくなる。元々、アナウンサーの声を明瞭に収音するのが目的ですので、声の帯域にある邪魔な騒音をクリーンにしてくれるのです。 また、室内側の壁(内壁)表面の素材ごとに癖が違うのは当然ですが、隠れて見えない構造壁との空間の距離で、内壁の共振周波数は変化します。また内壁の補強材の密度によっても共振周波数は変化します。 内壁の施工が悪く、共鳴型とみなされる構造ができてしまっていたら、吸音効果があったりします。 40年前は、建設省積算資料の中に吸音率データがあったと記憶してますが、今の国交省の資料にはみあたらないようです。 『残響が多い=低音の量が増えるは違うのでしょうか?』 「低域の残響が多ければ低音の量が増える」なら正解ですが、帯域毎に分けて語る必要があります。 部屋の残響は、壁に向かって発した音が壁で変化して跳ね返る、その変化を全ての壁床天井で集計した音が、その部屋の音響特性になります。 きちんと音響設計された部屋なら、部屋の総容積を(平均吸音率×総平面積)で割った値が残響時間に比例します。(この説明では定数を省いてます) 残響は部屋の容積に比例して、平面積に反比例、平均吸音率も反比例の関係である事が理解いただければOKです。 この中で、容積と面積は音域に因る変化はありませんので、影響するのは消去法で平均吸音率の音域変化ということになります。 内壁の素材・構造・実施工によって室内音響は変わる訳です。 どの壁をどの素材でどの構造で施工しよう、と考えるとマンションの音響も楽しいものに変わるのですよ。 木造家屋は、重量が無いから遮音値を高くできませんので、外壁の弱さが室内音響に影響する事もありますが、低音を閉じ込められないから低音抜けが良いものが多いです。 ちなみに、レッスン室の音響改造や小さなホールの音響設計(本来は一級建築士の仕事の筈でした)の経験があります。

回答No.2

はじめまして♪ すでに大先輩から貴重な回答を得ているわけですが、、、私なりの。。(無駄かなぁ、ゴメン) まずは『残響が多い=低音の量が増えるは違うのでしょうか?』はい、条件によっては増える場合もあれば、減ってしまう場合もあるので、正しくはない。と考えます。 基本的に、低い周波数になるほど、反射と言いますか遮音性には物量が必要となってきます。木造住宅よりは鉄筋コンクリートの方が低域の遮音特性はよくて、その結果低域の反射音も多く感じられますが、構造体の振動が上下階や隣室などに伝わりやすくて、アパートやマンションなどの集合住宅などでの揉んだになることも多くありますね。逆に音も振動も抜けて行きやすい旧来からの日本家屋(木造戸建など)では、低域の遮音性も低くて室内での低域誇張感も少ないが、低域以外の音も外にダダ漏れ、というケースも多くあります(障子や襖では、一部の高域以外はあまり減衰しませんから。) 手を叩いての残響確認は、中域から高域にかけての「異常な共鳴音」などをチェックするのには良い方法です。低域はこのチェックでは分かりません。 過去(高校生時代)に、演劇同好会に音響担当として参加していた時、担当されていた先生がステージのあちこちで手を叩いたり、足でドンドンとしながら、出演者の位置を調整していたのを思い出しました。中高域は「パンパン」、中低域以下は「ドンドン」で、お互いの発声が聞こえやすくて、客席側にもより濁りが少ない「発声位置」などを探っていたようです。 小学生の頃には、「部屋の隅や、机の下」で聞くと「低音がボンボン!!!面白ぉ〜〜い」というだけでしたし、逆に中学生の頃には「スピーカーを部屋のコーナーに置いたら」などという遊び?実験??なども試した理、、(懐かしいなぁ。とても楽しい思い出のひとつ。笑) この他、人間の聴覚として、音量によってバランスが違うように感じられる。という「ラウドネス特性」があります。 部屋の反響とか共鳴、色々な部分で複雑に関わっている上、視聴環境が変われば全部が違ってきて、それに伴い徴収音量域も違ってきたりするはず。その結果の「感じ方」ですので、ひとつの要因だけでは、そのような傾向が出やすい。という程度の話です。 『オーディオ視聴で低音が不足する原因は、壁や天井の薄さ、構造的にその奥の空間、との記事を読みました。』 このように、ひとつの要因だけで結果が決まる、という表現の情報は、疑っておくべきでしょう。 残響、音の反射の繰り返しなどが全くない。というのは測定設備などの「無響室」などで、慣れない人はその空間に入って間のなく「気持ち悪い」と言い出し体調不良になったりするほど、「普通の人」には耐え難い異空間だったりするそうです。(ま、慣れれば、そんな場所。ってことで「お仕事」をする人もいます。業務用の冷蔵倉庫(ー40℃)とかの場合と似たような話かな?) 具体的な状況をはっきりと判断できる状況ではありませんが、現状での「スカスカでボンつかない代わりに、少し低音を上げています。」というのは、割と良い状況のケースだろうと予想できますねぇ。 中高域の反射も適度な範囲で、反射が非常に少なくて低域がやや少ないと思えるから、低域を増強。ということであればバランスが整っているはずですものね♪

回答No.1

手をパンッと叩いた時の音は数 kHz という高音域になり、これが良く響く (残響が多い) というのと「低音域が良く出る」というのとは違います。 低音域は比較的ゆっくり大きく空気を揺らすものですので、柔らかい (薄い) ものはこれを受け止めて一緒に動いてしまう事から反射してくれません。 Speaker Box の中に Glass Wool という綿 (毛綿) を詰めて低音域の共振を抑えるのも Glass Wool が低音 Energy を毛綿を動かす運動 Energy に変換して消し去ってしまうからです。 薄い天井化粧板は低音波と一緒に動いて低音 Energy を運動 Energy に変えて消し去ってしまいますし、薄い天井板の上にはこれまた大きな空気箱 (天井裏の隙間) があって薄い天井板を自由に振動させてしまいます。 蹴飛ばしたり殴ったりすると穴ができてしまうような薄い壁もまた、凹むという事は裏側に空間があって壁そのものは薄いという事ですので、低音域を運動 Energy に変換して吸収してしまうというわけですね。 一般に「残響」と言うのは高音域を指す事が多いので「残響が多い=低音の量が増える」とはなりません。……20 畳以上の広い部屋ならばまた変わってきますが、14 畳ぐらいならば残響が多いからといって低音が良く残るわけではなく、大抵は机と椅子の間とか棚の周囲の空間に入り込んだまま出てこられなくなって減衰してしまいますね(^^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/

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